書店をたずねて三千里

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新刊本が入ってこない

梅雨の晴れ間にしては、強烈な日差しにたじろいでしまう。妙に自分の歳を思い知らされているようで、嫌な感情が出てきてしまう。台風に後を追うようにして房総半島をたすき掛けにしての書店営業、外商店を中心に訪問販売に出た。主に小・中・高校や公立図書館を回り、注文・配達を日常にしている書店外商、さすがに少なくなった。まだまだ健在の書店さんも、親子親族を交えた態勢で臨めるところが、生き残っている。そんな印象を持ちながらの営業だ。いま「ゴジラ」「アン」「図鑑」それに「北斎」がよく売れているのですよ、の話にも「うち(店)には本が入ってこないからなー」。学校の先生方も店で本を買う人が少なくなった。勉強する先生は、ネットで買ってしまう。そんな弱気の書店でも、「年間1億5000万円の予算が付いた」市もあり、地域書店の首長により事情は様々だ。毎月の新刊情報に「図鑑大好き!」を取り上げていただいた書店は八日市場の老舗「多田屋」さん。能勢社長の熱い言葉と蚊取り線香の煙をいただき、「売れ行き良好書」を取り扱っていただく。十数冊になる「千葉・東総物語」シリーズを預かり、まだまだ地方の書店の底力を信じてみたいと思う。(@力丸)