書店をたずねて三千里

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心惹かれる遊牧の民のうた

5月の連休中、4、5日に光が丘公園ケヤキ広場での「ハワリンバヤル2014」開催される。

在日モンゴル留学生会が主催の日本最大のモンゴルフェスティバル。二日間で例年5万人の参加がある、とのこと。大草原のモンゴルの民が遊牧生活で培ってきた生活・文化のいくつかに触れることができる。5月刊のモンゴル口承民話『ナンツォンクの馬』、『ばかな狼』は、モンゴルの切り絵作家サンダグドルジの至芸的作品で綴られている。あの雄大な自然に馬頭琴の音調で聴く古老の口承譚には、猛々しさと物悲しい詩情を漂わせたモンゴルの民の心情が表されている、ことだろう。角界で活躍する力士や、アーチスト、政財界人などが日本の地・人に触れ合っている。日本語学校での学生は、かつて韓国人、中国人が大半を占めていたが、3.11以降には韓国人が激減し、中国人にロシア、ネパール、エジプトにモンゴル人学生などが多くなって来たという。ユーカラにも通じる叙事詩が、これらモンゴル口承譚にもあるものと思う。(力丸@)