書店をたずねて三千里

最新の記事5件

このコーナー内を検索

月別一覧

「東京国際ブックフェア2013」に行ってきました。

今年も年一回の本の祭典!? 「東京国際ブックフェア2013」に行ってきました。

まず開催第1日目に角川グループ会長の角川歴彦氏の基調講演があり、VIP特典で無料で観れるとのことだったので、事前に申し込んで会場に向かいました。到着が講演開始五分後と、少し遅れてしまったのですが、なんと平日朝10:00からの講演という時間帯にもかかわらず、かなり巨大な会場に溢れんばかりの聴講者!イスも足らないようで後ろで立ち見状態でした(途中から臨時の折り畳み椅子を出してもらって座って聴きましたが)。

歴彦氏、我が彩流社社長の竹内と同い年の69歳という高齢にもかかわらず、出版のクラウド化、グローバル化と、いつも先進的なことを考えているのは、さすが、と思いました。ただ…もういい加減に次の世代に、もっと影響力を引き継いでいった方がいいんじゃないか?と一人思いました。講談社は先代が亡くなられたということもありますが、野間社長もかなり積極的に動いているように見えますし、他の業界でも40代、50代(グリーとかmixi、IT業界いたっては20代、30代の企業家が活躍しています)が中心に動います。アメリカや中国もいまは40代前後のリーダーがかなり影響力を持っている時代、ここらで代替わりを本格的にやっていかないと、ますます日本の出版業界は経年疲労していくしかなさそうですし、新しい世代で出版業界の再生のために頑張りたいですね。

TIBF01.jpg
超満員の角川歴彦氏の基調講演

今年のテーマ国は韓国ということで、弊社の編集者Dを連れ、リードさんの案内でいくつかの韓国版元のブースを訪問して、話を聞いてきました。なかなかすぐに版権購入に繋がるような感じにはなりませんでしたが、みなさん本が好きで仕事をしているということは感じましたし、さっこんの冷え込んだ日韓関係を乗り越えるためにも、出版を足掛かりに、さらなる韓国と日本の文化交流を推し進めることができたらと思いを新たにしました。

韓国ブースを訪問したあと、マレーシアのブースも訪問、私は10年前ぐらいにマレーシアのマラッカとペナン島に行ったことがあったので、その時の話などをしてマレーシアの版元の人とちょっと盛り上がったりして、ここもすぐにビジネスには繋がりそうにもなかったが、同じ出版人として海を越えた交流がどんどんできたら楽しそうだな、という気持ちにさせられました。

 

国際ブックフェアと同時開催の「電子出版EXPO」の方も大盛況のようで、弊社の本の印刷もやってくれている倉敷印刷さんが作った電子書籍関連を扱う会社インペリアル株式会社のブースで、彩流社の電子書籍ストアのデモが紹介されていました。これだけみると弊社も先進的な会社に見えますねえ(笑)。近日中にアップルストア等でも販売できるようです。

TIBF02.jpg

インペリアル株式会社さんの展示ブース

文責:春日俊一