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アメリカ文学にみる女性と仕事

2006 年 3 月 19 日 日曜日

『アメリカ文学にみる女性と仕事』表紙
書籍名   : アメリカ文学にみる女性と仕事
(アメリカブンガクニミルジョセイトシゴト)
著者名   : 野口啓子、山口ヨシ子 編著(ノグチケイコ、ヤマグチヨシコ)
発行日   : 2006-01-30
税込価格 : ¥2625
本体価格 : ¥2500
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★「日本経済新聞」3.19 生井英考
「本書は19世紀から20世紀初頭までの状況に「女性作家」と「大衆文芸」というふたつの切り口から光を当ててくれる、意欲的でしかも手堅い共同研究の成果である。手堅い、というのはこの論集がいたずらに「帝国主義」や「中流道徳」や「大衆文化」といった方面への議論を急ぐことなく、あくまで具体的な作家と作品とそこに描かれたヒロイン像に即して観察を進めているからだ。また意欲的というのは、いかにも旧弊にみえる「家庭小説」のスーザン・ウォーナーや『若草物語』のルイザ・メイ・オルコットが大人向けに書いた「失敗作」など、従来の「傑作中心主義」の基準ではこぼれてしまう作家や作品にも目を向けながら、しかも単なるマイナー文学史にとどまらない見方を編み出そうとする姿勢が明確だからだ。その結果、本書は文学におけるジェンダー読解の平均値が今日どうなっているのかをよく伝えてくれるのである。」

夫婦で語る『こゝろ』の謎

2006 年 2 月 26 日 日曜日

『夫婦で語る『こゝろ』の謎』表紙\
書籍名   : 夫婦で語る『こゝろ』の謎 漱石異説
(フウフデカタルココロノナゾ)
著者名   : 木村澄子・山影冬彦(キムラスミコ ヤマカゲフユヒコ ) 著
発行日   : 2006-01-25
税込価格 : ¥2000
本体価格 : ¥2100
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★「上毛新聞」2.26

「高校の国語の教材として人気が高い夏目漱石の『こゝろ』を題材に、従来の解釈との違いを前面に押し出したユニークな文学論が示されている。群馬県出身の漱石研究者の山影冬彦さんと、高校教諭でNHK高校講座「現代文」の講師として『こゝろ』を担当した木村澄子さんの夫婦が、対談形式でその謎解きに挑戦するという異色の漱石研究本。「個々の文章表現を作品全体の文脈の中に位置づけて読むという作品読解において当たり前のことが『こゝろ』においては見逃されている」ことを共通の認識点に出発。「先生と青年」「先生とK」の関係の分析を軸に、「入れ子構造」など独自の用語を用いながらユーモラスな文体で『こゝろ』の仕掛けの秘密を次々と解き明かしていく。作中の先生の遺書に触れられている「『明治の精神に殉死する』という自殺理由は贋者だ」という自説を、漱石の『文学論』を活用して論証した新しい読み方など、随所に興味深い新説が開陳されている。また、「余興」として作中では不明の青年の故郷について、わずかな手掛かりから具体的な地名を推測するなど遊び心にあふれていて読み物としても楽しい」

日本紀行「開戦前夜」

2006 年 2 月 26 日 日曜日

『日本紀行「開戦前夜」 』表紙\
書籍名   : 日本紀行「開戦前夜」
(ニホンキコウカイセンゼンヤ)
著者名   : フェレイラ・デ・カストロ(フェレイラ・デ・カストロ) 著
阿部孝次(アベコウジ) 訳
発行日   : 2006-02-10
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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★「北海道新聞」2.26
20世紀のポルトガル文学を代表する作家が、1939年(昭和14年)の1カ月にわたる日本滞在の見聞をまとめたもの。大阪、京都、東京などを巡った著者は、名所旧跡だけでなく工場や農村も訪問――\日米開戦へ向かう当時の世相も描いており、外国人による旅行記としては異色の内容。優れた文明批評でもある。

最深のアート/心の居場所

2006 年 2 月 22 日 水曜日

『最深のアート/心の居場所 』表紙\
書籍名   : 心をケアするBOOKS
最深のアート/心の居場所
実録「窮鳥はいかにして自己を救済したか?」
(サイシンノアートココロノイバショ)
著者名   : 中村英樹(ナカムラヒデキ) 著
発行日   : 2005-12-20
税込価格 : ¥2940
本体価格 : ¥2800
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★「朝日新聞・夕刊」2.22、清水良典「東海の文芸」より。その他、「東京新聞・夕刊(1.21)」「中日新聞・夕刊(1.21)」「朝日新聞・夕刊(2.8)」「東奥日報(2.12)」での著者インタビュー記事がある
「本書はたんにその理論を述べているだけではない。この9年間に父と妻と母の死を相次いで経験し、多くの苦悩や孤独を味わったさまを克明に綴りつつ、その中で自らの美術批評の営為の意味を反芻し問い続けている。つまり私的な経験と理論的な批評の仕事とが、本書では不可分に対話しあい、地続きに融合しているのである」

日露オーラルヒストリー

2006 年 2 月 19 日 日曜日

『日露オーラルヒストリー』表紙\
書籍名   : 日露オーラルヒストリー はざまで生きた証言
(ニチロオーラルヒストリー)
著者名   : 日本対外文化協会日ロ歴史を記録する会
(ニホンタイガイブンカキョウカイニチロレキシヲ
キロクスルカイ) 編
発行日   : 2006-01-30
税込価格 : ¥2940
本体価格 : ¥2800
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★「産経 V聞」2.19
「日本とソ連のはざまで生きた五人の聞き取り記録。貴重な体験を語り口もそのままに再現し、行間に臨場感が漂う。日本人の父とベラルーシ出身の母の間に生まれた男性は、両親がスターリン時代の粛清で逮捕され、改名を余儀なくされたと語る。歴史の授業を地で行く、こんな経験を語る人もあれば、退官後に帝政時代などのロシア語文献の発掘に乗り出し、ロシアの有名な指揮者、ロジェストベンスキーと知り合った元外交官もいる。ソ\\連、ロシアという激流のなかで必死にもがき続けた人々の涙と笑顔が浮かび上がる。編者はこれまで、日ソにかかわる23人から聞き取りを実施、今回はそのうち5人のエピソードを刊行した。詳細な脚注も含め、丁寧な仕事ぶりが伝わってくる」

旅行記作家マーク・トウェイン

2006 年 2 月 12 日 日曜日

『旅行記作家マーク・トウェイン』表紙\
書籍名   : 旅行記作家マーク・トウェイン 知られざる旅と投機の日々
(リョコウキサッカマークトウェイン)
著者名   : 飯塚英一(イイズカエイイチ) 著
発行日   : 2005-12-20
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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◆「monoマガジン」2012.12月号

★「北海道新聞」2.12、齊藤昇

「本書の魅力は、ユーモラスで色彩豊かに描かれた作品群を性急にマーク・トウェイン文学の主たる特質としてとらえるのではなく、いくつかの旅行記を通してこの作家の立体的な実像を描くことに成功した構成力に尽きる。読者はこうした旅行記の中にトウェイン独自の文学性の存在を認めて、旅行記文学の豊饒を感じるような喜びに出合えるのでないだろうか。そういう意味でも、本書はマーク・トウェインという時代を超えて愛されている希代の文豪がたどったダイナミックな軌跡を、主要な作品を介して堪能できる」

★「共同通信」配信、熊本日々新聞他、1.29
「米国の作家マーク・トウェインと言えば、トム・ソーヤーがあまりにも有名。だがこの作家が旅行記やSF、哲学的な作品を書いていたことは、日本ではあまり知られていないと、著者は記す。本書はトウェインが欧州、インドなどをめぐった旅行記を中心に、その生涯を翻訳者でもある著者がつづった評伝。自国に対する誇りが傷つかないとして、欧州ヘは短期の旅行がいいと記すところに、十九世紀後半に新興国だった米国の人々の心理がうかがえる。晩年の反帝国主義的な姿勢にも触れている」

歴史古道の歩き方

2006 年 2 月 1 日 水曜日

『歴史古道の歩き方』表紙\
書籍名   : オフサイド・ブックス42
歴史古道の歩き方 ビジュアルガイド
(レキシコドウノアルキカタ)
著者名   : 井口 一幸(イグチ イッコウ) 著
発行日   : 2005-10-25
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
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★「岳人」 06.2
「人の住むところに道ができ、時の流れを経てそれは四通八達していった。その時代時代に刻まれたさまざまな歴史。道は変化しつつ現代につながっている。本書は昔日の趣を今に残す、多くの歴史をとどめる道を取り上げたビジュアルガイド。「この本は道を歩く楽しさを伝えるためにつくられている」という通り、著者が実際に歩いて確認した選りすぐりの古道13コースが紹介してある。PART1「古代史を体感する大和の古道」には、竹内街道、葛城古道、山辺の道、暗峠越え、柳生街道。PART2「峠越えの魅力――\東海道・東山道・中山道」は、小夜の中山、日本坂越え、保福寺峠越え、望月宿から和田宿、
和田宿から下諏訪が載る。各街道の歴史遺産に触れ、歴史を意識することで、古き時代を体感できることだろう。歴史的エピソードを取り込み、現存する建造物の写真が、歴史古道歩きをより楽しくしてくれる」

ドイツ手作り紀行

2006 年 1 月 8 日 日曜日

『少ドイツ手作り紀行』表紙\
書籍名   : ドイツ手作り紀行 熟年夫婦と森の国の人々
(ドイツテズクリキコウ)
著者名   : 伊関武夫(イセキタケオ) 文/伊関光代(イセキミツヨ) 写真
発行日   : 2005-09-05
税込価格 : ¥2100
本体価格 : ¥2000
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「朝日新聞(多摩版および武蔵野版)」1.8

「ドイツの素顔、価値観も紹介 筆者は十数年前からドイツに魅せられてきた夫婦。旅を重ねるにつれて、現地の人々との交流が深まり、素顔のドイツ人が見えてきた。本書は単なる名所・旧跡の旅行記ではなく、現地の人々との交流の様子や、ドイツ人の独特の文化や価値観にも言及した紀行エッセーとなっている。日本では「終戦記念日」なのに、ドイツでは「敗戦記念日」とされているのはなぜかなど、ドイツを通して日本入のあり方も考える。「今年のW杯に向けて関心が高まる中、ドイツはどんな国なのか、旅の楽しさも味わいながら読んでほしい」と筆者は言う」

ポストモダン・バーセルミ

2006 年 1 月 1 日 日曜日

『ポストモダン・バーセルミ』表紙\
書籍名   : ポストモダン・バーセルミ 「小説」というものの魔法について
(ポストモダンバーセルミ )
著者名   : 三浦 玲一(ミウラ レイイチ) 著
発行日   : 2005-10-20
税込価格 : ¥4200
本体価格 : ¥4000
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★「英語青年」1月号・長澤唯史
「『ポストモダン・バーセルミ』(以下『PB』)は本邦初の本格的なドナルド・バーセルミ研究である。そして同時におそらく現時点で望みうるもっとも包括的なポストモダニズム論のひとつであろう。そしてこれは、じつは稀有なことである。ポストモダニズム論は本質的に「ポストモダン」とは何かという前提を巡るポレミックを内包する。したがってバーセルミのポストモダニティをどこに見出すかという問は、その「ポストモダン」の定義をめぐる議論を再び惹起し、バーセルミから「ポストモダン」を定義するという同語反復に陥りかねない危険を孕む。だがあえてこのアポリアに挑んだ『PB』はその同語反復を回避しながら、批評理論と作家・作品論がダイナミックに相互に議論を深め合う様を描き出し、斬新なポストモダン/バーセルミ解釈を生み出している。三浦氏の博識と知性が生み出す精緻かつ広範に渡る議論を、私ごときが要約するのは無謀な行為だが、その浅学非才にも『PB』の主題は明白である。ポストモダニズムおよびバーセルミを60年代的な「解放言説」から決定的に自由にすること、そして新たな文脈からその両者に共通するポリティックスを再評価すること、この二点である。そしてその政治学は、言語による主体の構築をめぐる脱構\築戦略として読み解かれていく。……本書がやや唐突に終わるという印象が残ることは否めない。だがこれは安易な解放言説に与することなく、現時点でのポストモダニズムの限界を見極めようとする著者の誠実さに他ならない」

目からウロコのシナリオ虎の巻

2005 年 12 月 25 日 日曜日

『目からウロコのシナリオ虎の巻』表紙\
書籍名   : 目からウロコのシナリオ虎の巻
(メカラウロコノシナリオトラノマキ)
著者名   : 阿新井一(アライハジメ) 編
発行日   : 2005-11-15
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
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★「サンデー毎日」12.25
「著者は82歳で亡くなるまでシナリオライターの育成に力を注いだ。ジェームス三木や内館牧子らを育てた「伝説の人」でもある。文章を上達させる「三多」とは。「発想は制限から生まれる」「ハコ書きは右脳を刺激する」などなど、プロを目指すライターの卵たちの目からウロコを落とす書」