パワー・ポリティクス
新刊
¥2,200(税込)
著者 |
マーガレット・アトウッド
著 出口 菜摘 著 |
---|---|
ジャンル |
文学/文芸の世界
> カナダ文学 文学/文芸の世界 > 英米文学作品 |
出版年月日 | 2022/08/03 |
書店発売日 | 2022/08/03 |
ISBN | 9784779128462 |
判型・ページ数 | 4-6 |
定価 | 2,200円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
内容紹介
不穏な空気に包まれたデビュー作の詩集『サークル・ゲーム』(1966)〔彩流社、2020〕と対になる作品。
『サークル・ゲーム』の閉塞的な人間関係から、本作『パワー・ポリティクス』(原著1971)は「権力ゲーム」へとテーマが広がり、そのイメージやモチーフは、後の小説で鮮やかに展開される。
三部構成で45篇が収められ、そのうち十二篇にタイトルがつけられている。各セクションの冒頭には四行からなる短い詩が置かれ、そのセクションの基調をなしている。第一部は次の詩から始まる。
あなたはわたしにぴったり
目のなかに入る針のよう
釣り針
見開いた目
目次
彼はふたたび現われる
彼を避けようと彼女は考える
彼らは外食する
彼は異様な生物学的現象である
彼らの態度は異なる
彼らは空を旅する
些細な戦略 もっと良いやり方がある
彼は東から西へ向かう
彼らは敵国
扉のそとでのためらい
最後に目にした彼
彼を避けようと彼女は考える
彼らは外食する
彼は異様な生物学的現象である
彼らの態度は異なる
彼らは空を旅する
些細な戦略 もっと良いやり方がある
彼は東から西へ向かう
彼らは敵国
扉のそとでのためらい
最後に目にした彼