文学/文芸の世界 現代社会を考える 歴史から学ぶ 思想/哲学に触れる 芸能/アートをたしなむ ビジネス/経済を読む 豊かにくらす 《フィギュール彩》 宮沢賢治の世界(CD) 売れ筋の本 太平洋戦争 北欧/東欧/中央アジア 韓国/中国/東アジア

ヨーロッパ芸術音楽の終焉

アードリアーンの音楽

¥2,640(税込)

Amazon
honto
紀伊國屋書店ウェブストア
e-hon 全国書店ネットワーク
セブンネットショッピング
楽天ブックス
HMV&BOOKS online
TSUTAYA オンラインショッピング
ヨドバシ.com
著者 藤原 義久
ジャンル 芸能/アートをたしなむ  > 音楽
出版年月日 2018/01/11
ISBN 9784779124136
判型・ページ数 4-6 ・ 288ページ
定価 2,640円(税込)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ

内容紹介

ドビュッシー、ストラヴィンスキーらの音楽を〈作曲行為〉と〈音組織〉の観点から考察。トーマス・マンの小説『ファウストゥス博士』の主人公、作曲家アードリアーンを象徴として、激しく変貌していった音楽芸術の特色を語る。

目次

はじめに

 第一章 アードリアーンの時代
  
   一 「ファウストゥス博士」
   二 アードリアーンの時代
   三 架空の作品と現実の作品

 第二章 ヨーロッパ音楽の音組織

   一 調性音組織と現代の音楽文化
   二 旋法について
   三 和声について
   四 拍子について
   五 その他の特質について

 第三章 モンタージュされた作曲家たち

   一 危機への創造的解答を求めて
   二 クロード・ドビュッシー
   三 アーノルト・シェーンベルク
   四 ベーラ・バルトーク
   五 イゴール・ストラヴィンスキー
   六 〈作曲〉行為としての現代芸術音楽

 第四章 アードリアーンの死のあとに

   一 現代芸術音楽のカオス
   二 音楽文化のライフサイクル
   三 アメリカ民衆音楽系の誕生
   四 ヨーロッパ芸術音楽の終焉と音楽文化の再生

 終章 現代日本の音楽文化
   一 東西二洋の音楽の遭遇
   二 日本のアードリアーンとその子供たち

(増補)
  「現代音楽と基本的音感覚」「L.W. メーソンの和声教育」
  「日本のアードリアーンー山田耕筰と20 世紀ヨーロッパ音」

   注、参考文献
ヨーロッパ芸術音楽の終焉