ジェンダー研究/教育の深化のために
早稲田からの発信
¥4,730(税込)
著者 |
小林 富久子
編 村田 晶子 編 弓削 尚子 編 |
---|---|
ジャンル |
現代社会を考える
> 社会問題 > ジェンダー 現代社会を考える > 教育/学校 思想/哲学に触れる |
出版年月日 | 2016/03/30 |
ISBN | 9784779121968 |
判型・ページ数 | A5 ・ 485ページ |
定価 | 4,730円(税込) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
内容紹介
文学/表象・メディア/歴史/法・社会等、各分野の「ジェンダー研究の展開」と、実際の授業のあり方や工夫、学生の反応やその解釈等、「ジェンダー教育の実践」。ジェンダーの導入的な情報とともに、学際的な視座を提示する。
目次
◉収録内容◉
第一部 ジェンダー研究の深化のために
【文学】
◉エリザベス・ギャスケルの『ルース』における〈堕ちた女〉の表象
【木村晶子/早稲田大学教育・総合科学学術院教授】
◉詩人ジナイーダ・ギッピウスについて
──ロシア文学のクィア・リーディングのために
【草野慶子/早稲田大学文学学術院教授】
◉メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を読み直して
――主にジェンダーからの考察として
【鈴木理恵子/早稲田大学法学学術院准教授】
◉ソ連後期のフェミニズム思想
──ユーリヤ・ヴォズネセンスカヤの執筆活動から
【高柳聡子/日本学術振興会特別研究員(PD)・早稲田大学非常勤講師】
【表象・メディア】
◉専業主婦の揺らぎとゆくえ
――女性雑誌『主婦の友』と『VERY』を手がかりに
【石崎裕子/跡見学園女子大学観光コミュニティ学部准教授】
◉映像/文学作品における戦時下の女性の描き方
──日米男性作家間の比較から考える
【小林富久子/早稲田大学名誉教授・城西国際大学客員教授】
◉「バルドー神話」と1950-60年代のフランスの女性を巡る状況の考察
【中山信子/早稲田大学演劇博物館招聘研究員】
◉日本におけるレズビアンの隠蔽とその影響
【三橋順子/明治大学・都留文科大学非常勤講師】
◉女性たちの創作活動を支える知の生成
──カナダのフェミニズム・アートのギャラリーを事例にして
【矢内琴江/早稲田大学大学院文学研究科教育学コース博士後期課程・早稲田大学文学学術院総合人文科学研究センター助手】
【歴史】
◉戦時下における「大陸の花嫁」
──警察官家庭婦人協会による「花嫁学校」の活動に着目して
【伊藤めぐみ/早稲田大学・東洋英和女学院大学非常勤講師】
◉山川菊栄の社会主義フェミニズム論の今日的意義
【鈴木裕子/女性史研究者】
◉選ばれた書簡
──『書簡集(白バラの声)』に見るハンス・ショルのイメージ伝達戦略
【村上公子/早稲田大学人間科学学術院教授】
【法・社会】
◉ニュージーランドの「非核法」制定への道とフェミニズム
【千種キムラ・スティーブン/前カンタベリ̶大学(NZ)教授】
◉メキシコの貧困削減政策「プログレサ‐オポルトゥニダデス」と母性主義
【畑惠子/早稲田大学社会科学総合学術院教授】
◉「戦後日本の覇権的男性性としてのサラリーマン的男性性」説の考察
【細谷実/関東学院大学経済学部教授】
◉震災とジェンダー
──母親たちの主体化と社会教育
【村田晶子/早稲田大学文学学術院教授】
◉オランダにおけるピルの受容とその歴史的・政治的過程
【森脇健介/拓殖大学・東京農業大学ほか非常勤講師】
第二部 ジェンダー教育の深化のために
◉ジェンダー法教育の意義と課題
──早稲田大学ロースクールの経験を中心に
【浅倉むつ子/早稲田大学法学学術院教授】
◉大学におけるジェンダー教育実践と参加型学習の意義
──KH Coderによる分析を通して
【安部芳絵/工学院大学基礎・教養教育部門准教授】
◉セクシュアル・マイノリティ問題に関する教師の「当事者性」と「聴く力」
──DVD『先生にできること──LGBTの教え子たちと向きあうために』制作を手がかりにして
【金井景子/早稲田大学教育・総合科学学術院教授】
◉女子学生のためのキャリアデザイン学習内容と方法への考察
──早稲田大学文学学術院講義科目「女性のキャリアデザイン」実践から
【近藤牧子/早稲田大学非常勤講師】
◉映画化された児童文学とジェンダー
──ジェンダーを考える一方法として
【中村采女/早稲田大学名誉教授】
◉大学で西洋ジェンダー史を教えるということ
【弓削尚子/早稲田大学法学学術院教授】
◉早稲田のジェンダー教育
【村田晶子・弓削尚子】
第一部 ジェンダー研究の深化のために
【文学】
◉エリザベス・ギャスケルの『ルース』における〈堕ちた女〉の表象
【木村晶子/早稲田大学教育・総合科学学術院教授】
◉詩人ジナイーダ・ギッピウスについて
──ロシア文学のクィア・リーディングのために
【草野慶子/早稲田大学文学学術院教授】
◉メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を読み直して
――主にジェンダーからの考察として
【鈴木理恵子/早稲田大学法学学術院准教授】
◉ソ連後期のフェミニズム思想
──ユーリヤ・ヴォズネセンスカヤの執筆活動から
【高柳聡子/日本学術振興会特別研究員(PD)・早稲田大学非常勤講師】
【表象・メディア】
◉専業主婦の揺らぎとゆくえ
――女性雑誌『主婦の友』と『VERY』を手がかりに
【石崎裕子/跡見学園女子大学観光コミュニティ学部准教授】
◉映像/文学作品における戦時下の女性の描き方
──日米男性作家間の比較から考える
【小林富久子/早稲田大学名誉教授・城西国際大学客員教授】
◉「バルドー神話」と1950-60年代のフランスの女性を巡る状況の考察
【中山信子/早稲田大学演劇博物館招聘研究員】
◉日本におけるレズビアンの隠蔽とその影響
【三橋順子/明治大学・都留文科大学非常勤講師】
◉女性たちの創作活動を支える知の生成
──カナダのフェミニズム・アートのギャラリーを事例にして
【矢内琴江/早稲田大学大学院文学研究科教育学コース博士後期課程・早稲田大学文学学術院総合人文科学研究センター助手】
【歴史】
◉戦時下における「大陸の花嫁」
──警察官家庭婦人協会による「花嫁学校」の活動に着目して
【伊藤めぐみ/早稲田大学・東洋英和女学院大学非常勤講師】
◉山川菊栄の社会主義フェミニズム論の今日的意義
【鈴木裕子/女性史研究者】
◉選ばれた書簡
──『書簡集(白バラの声)』に見るハンス・ショルのイメージ伝達戦略
【村上公子/早稲田大学人間科学学術院教授】
【法・社会】
◉ニュージーランドの「非核法」制定への道とフェミニズム
【千種キムラ・スティーブン/前カンタベリ̶大学(NZ)教授】
◉メキシコの貧困削減政策「プログレサ‐オポルトゥニダデス」と母性主義
【畑惠子/早稲田大学社会科学総合学術院教授】
◉「戦後日本の覇権的男性性としてのサラリーマン的男性性」説の考察
【細谷実/関東学院大学経済学部教授】
◉震災とジェンダー
──母親たちの主体化と社会教育
【村田晶子/早稲田大学文学学術院教授】
◉オランダにおけるピルの受容とその歴史的・政治的過程
【森脇健介/拓殖大学・東京農業大学ほか非常勤講師】
第二部 ジェンダー教育の深化のために
◉ジェンダー法教育の意義と課題
──早稲田大学ロースクールの経験を中心に
【浅倉むつ子/早稲田大学法学学術院教授】
◉大学におけるジェンダー教育実践と参加型学習の意義
──KH Coderによる分析を通して
【安部芳絵/工学院大学基礎・教養教育部門准教授】
◉セクシュアル・マイノリティ問題に関する教師の「当事者性」と「聴く力」
──DVD『先生にできること──LGBTの教え子たちと向きあうために』制作を手がかりにして
【金井景子/早稲田大学教育・総合科学学術院教授】
◉女子学生のためのキャリアデザイン学習内容と方法への考察
──早稲田大学文学学術院講義科目「女性のキャリアデザイン」実践から
【近藤牧子/早稲田大学非常勤講師】
◉映画化された児童文学とジェンダー
──ジェンダーを考える一方法として
【中村采女/早稲田大学名誉教授】
◉大学で西洋ジェンダー史を教えるということ
【弓削尚子/早稲田大学法学学術院教授】
◉早稲田のジェンダー教育
【村田晶子・弓削尚子】