小国の独立過程と国際関係エストニア国家の形成

エストニア国家の形成 小国の独立過程と国際関係

大中 真 著
A5判 / 241ページ / 上製
定価:3,000円 + 税
ISBN978-4-88202-804-8(4-88202-804-2) C0030
奥付の初版発行年月:2003年04月 / 書店発売日:2003年04月03日
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内容紹介

「民族自決権」とは?
第一次大戦‐ロシア革命直後、バルトの小国エストニアは、
いかにして独立国家となりえたのか。

英・米・ソなどの一次資料を駆使し、
国際関係史の視座からその独立過程を詳細に検証する。

「エストニア民族は、独立に成功した。なぜ成功したのか?
この裏には、民族自決をめぐる理論と実践の逆説的関係が隠されている。
もともと民族自決理論は、大国による統制の下で新秩序を確立する
意図を持っていた。ウィルソンが大戦後の講和を、
レーニンが革命後の世界を胸に抱いて民族自決を主張したのは、
単なる偶然の一致ではない。
だが、皮肉にも大国による統制が利かなくなった時、
理論はあちこちで実践されたのである。
理論の立案者たちが全く予想だにしなかった地であるエストニアで、
民族自決理論が実践されたこと、
まさにここに本書がエストニア独立承認問題を採り上げた意義がある。」
(本文より)

著者プロフィール

大中 真(オオナカ マコト)

1968年、東京生まれ。桜美林大学リベラルアーツ学群専任教授。
著訳書に、
『20世紀政治史の諸問題』(「革命ロシアの対外政策
 対トルコ政策に見る初期ソヴィエト外交の転換」
〈大中真〉所収、斉藤孝 編、彩流社、1997年)、
『エストニア国家の形成 小国の独立過程と国際関係』
(本書、彩流社、2003年)、
『国際理論 三つの伝統』
(マーティン・ワイト 著、佐藤誠、安藤次男、龍澤邦彦、
 佐藤千鶴子 との共訳、日本経済評論社、2007年)、
『国際関係理論の探究 英国学派のパラダイム』
(H.バターフィールド、M.ワイト 編、佐藤誠、安藤次男、龍澤邦彦、
 佐藤千鶴子、齋藤洋 他との共訳、日本経済評論社、2010年)、
『変容する冷戦後の世界 ヨーロッパのリベラル・デモクラシー』
(「冷戦終結後のバルト諸国」〈大中真〉所収、永松雄彦、萬田悦生 編、
 春風社、2010年)、
『国際関係論と歴史学の間で 斉藤孝の人と学問』
(「モーゼルワインのシュヴァルツェ・カッツ〈黒猫〉」〈大中真〉所収、
 山極晃、河合秀和、百瀬宏 編、彩流社、2012年)、
『英国学派の国際関係論』
(佐藤誠、池田丈佑 との共編、日本経済評論社、2013年)、
『ヨーロッパのデモクラシー 改訂第2版』
(「バルト諸国」〈大中真〉所収、網谷龍介、伊藤武、成廣孝 編、
 ナカニシヤ出版、2014年)、
『ヨーロッパがつくる国際秩序  Minervaグローバル・スタディーズ1』
(「ヨーロッパの国際政治観」〈大中真〉所収、大芝亮 編著、
 ミネルヴァ書房、2014年)、
『英国学派入門 国際社会論へのアプローチ』
(バリー・ブザン 著、佐藤誠、池田丈佑、佐藤史郎 他との共訳、
 日本経済評論社、2017年)、
『マーティン・ワイトの国際理論  英国学派における国際法史の伝統
  21世紀国際史学術叢書4』(国際書院、2020年)などがある。

関連書

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