ドン・カズムーロ

ドン・カズムーロ Dom Casmurro

マシャード・デ・アシス  著, 伊藤 奈希砂 訳, 伊藤 緑 訳, 田所 清克 解説
四六判 / 380ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-88202-733-1(4-88202-733-X) C0097
奥付の初版発行年月:2002年02月 / 書店発売日:2002年02月20日
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内容紹介

「ラテン・アメリカ文学史上、最重要作家」とニューヨーク・タイムズが絶賛したブラジルの最大の作家の待望の長編ついに本邦初登場! 
本書は、シェイクスピアの『オセロー』を彷彿とさせる作品で、妻と親友の不義によって、主人公の「ドン・カズムーロ」(陰気な男)と呼ばれる主人公が嫉妬で懊悩する青春の日々描くマシャードの最高傑作である。「マシャードは、密通の問題以上の重たいテーマをこの小説において読者に示した。それは、病的なまでに嫉妬する主人公ベンチーニョの懐疑心や不信感が、自身の人生に招来する惨めであわれな結末である。……マシャードは、シェイクスピアの『オセロー』と較べてみても遜色のない名作中の名作を小説のかたちでブラジルの地に残した」(解説・田所清克)

版元から一言

ブラジル文学 ラテンアメリカ文学

著者プロフィール

マシャード・デ・アシス (アシス,マシャード・デ.)

Machado de Assis, Joaquim Maria  【1839-1908】。 
邦訳書に『ドン・カズムッホ  光文社古典新訳文庫』
(マシャード・ジ・アシス/武田千香訳、2014年2月、光文社)、
『ブラス・クーバスの死後の回想  光文社古典新訳文庫』
(マシャード ジ・アシス著、武田千香 訳、光文社、2012年5月)
、『ブラス・クーバスの死後の回想』(伊藤奈希砂・伊藤緑 訳、
国際語学社、2009年01月)、『天使と悪魔の物語 (ちくま文庫)』
(「悪魔の教会」収録、風間賢二編訳、筑摩書房、1995年)、
『学校物語 -他4篇』(古野菊生訳、大学書林、1985年)、
『マシャード短篇選』(高橋都彦訳、大学書林、1982年)、
『狐とぶどう』 収録「議定書」O Protocolo』(テアトル、1977年)、
『ブラジル文学短篇集 収録「クリスマス・イヴのミサ」Missa do Galo』
(広川和子訳、新世界社、1977年)、
『世界短篇文学全集〔9〕南欧文学近代 収録「秘密」A causa secreta』
(池上岑夫訳、集英社、1963年)などがある。

伊藤 奈希砂(イトウ ナギサ)

1968年4月、大阪府生まれ。ブラジル国立フルミネンセ大学文学部公費留学を経て、京都外国語大学大学院修了。現在は、ブラジル民族文化センター主任研究員。翻訳フリーランサー。著訳書に『ブラジル文学序説』(田所清克・伊藤奈希砂著、国際語学社、 2011年)、『あなただけのブラジル・ポルトガル語家庭教師』(田所清克・伊藤奈希砂著、国際語学社、2009年)、『ブラス・クーバスの死後の回想』(マシャード・デ・アシス著、伊藤奈希砂・伊藤緑訳、国際語学社、2009年)、『社会の鏡としてのブラジル文学 文学史から見たこの国のかたち』(田所 清克・伊藤 奈希砂 著、国際語学社、2008年)、『ブラジルポルトガル語手紙の書き方』(田所 清克との共著、国際語学社、2007年)、『三匹のまずしい子ブタ』(エリコ・ヴェリッシモ著、伊藤 奈希砂 訳、たかはし なな画、国際語学社、2007年)、『ネイティブもうなるブラジル・ポルトガル語会話の本』(田所 清克との共著、国際語学社、2007年)、 『「図と表で整理する」ブラジル・ポルトガル語文法』(田所 清克との共著、国際語学社、2006年)、『らくらくブラジル・ポルトガル語文法+演習問題』(田所 清克との共著 、国際語学社、2005年)、『現代ポルトガル文法』(田所 清克との共著、白水社、2004年)、『ドン・カズムーロ』(マシャード・デ・アシス著、伊藤 緑との共訳、彩流社、2002年)、『ゼロから始めるブラジル・ポルトガル語』(田所 清克との共著、三修社、2000年)、『ブラジル文学事典』(田所 清克との共編著彩流社、2000年)『遥かなる調べ』(エリコ・ヴェリッシモ著、伊藤 奈希砂訳、彩流社、2000年)、『野の百合を見よ』(エリコ・ヴェリッシモ 著、伊藤 奈希砂訳、地湧社、1995年)、『メモ式ブラジル・ポルトガル語早わかり』(田所 清克との共著、三修社、1994年・1997年・1998年(新版)・2000年・2001年)、 『教育現場のポルトガル語』(田所 清克との共著、泰流社、1992年)などがある。

伊藤 緑(イトウ ミドリ)

訳書に『ブラス・クーバスの死後の回想』(伊藤奈希砂・伊藤緑 訳、国際語学社、3,990円、2009年01月)ほか。

田所 清克(タドコロ キヨカツ)

1948年 阿蘇(熊本)生まれ。京都外国語大学大学院修士課程修了。ブラジル文学、ブラジル民族文化論、専攻。現在、京都外国語大学教授、大阪府外国人相談員。著訳書に『社会の鏡としてのブラジル文学 文学史から見たこの国のかたち』(田所 清克・伊藤 奈希砂 著、国際語学社、2008年)『ブラジルポルトガル語手紙の書き方』(伊藤 奈希砂との共著、国際語学社、2007年)、『ポルトガル語の会話エッセンス』(野中 モニカとの共著、三修社、2007年)、『悲しい物語』(アルナルド・ニスキエル著、嶋村 朋子との共編訳、国際語学社、2007年)、『すぐにつかえるポルトガル(ブラジル)語−日本語−英語辞典』(岐部 雅之との共編、国際語学社、2007年)、『ネイティブもうなるブラジル・ポルトガル語会話の本』(伊藤 奈希砂との共著、国際語学社、2007年)、『ブラジル北東部の風土と文学』(金寿堂出版、2006年)、 『アミーゴたちのことば ブラジル・ポルトガル語』(山本 アケミ・岐部 雅之との共著、金壽堂出版、2006年)、『ポルトガル語重要基本構文275』(三修社、2006年)、 『「図と表で整理する」ブラジル・ポルトガル語文法』(伊藤 奈希砂との共著、国際語学社、2006年)、 『らくらくブラジル・ポルトガル語文法+演習問題』(伊藤 奈希砂との共著、国際語学社、2005年)、『愛詩てる僕のブラジル抒情歌』(金壽堂出版、2004年)、 『現代ポルトガル文法』(伊藤 奈希砂との共著、白水社、2004年)、『ポルトガル語重要基本構文275』(三修社、2004年)、『パンタナルの冒険』(アルナルド・ニスキエル著、ヴィクトール・ユゴー画、田所 清克訳、国際語学社、2003年)、 『新・教育現場のポルトガル(ブラジル)語』(国際語学社、2003年)、『ブラジル・ポルトガル語文法の世界』(青木 義道との共著、国際語学社、2003年)、『すぐにつかえる日本語−ポルトガル(ブラジル)語−英語辞典』(岐部 雅之共編、国際語学社、2002年)、 『まずはこれだけポルトガル(ブラジル)語』(岐部 雅之との共著、国際語学社、2002年)、『カカオ』(ジョルジェ・アマード著、田所 清克訳、彩流社、2001年)、『ブラジル学への誘い』(世界思想社教学社、2001年)、『ゼロから始めるブラジル・ポルトガル語』(伊藤 奈希砂との共著、三修社、2000年)、『砂糖園の子』(ジョゼー・リンス・ド・レーゴ著、田所 清克訳、彩流社、2000年)、『ブラジル文学事典』(伊藤 奈希砂との共編著、彩流社、2000年)、『ブラジル・ポルトガル語早わかり カセットハンディ』(三修社、1998年)、『メモ式ブラジル・ポルトガル語早わかり』(伊藤 奈希砂との共著、三修社、1998年(同年…新版)2000年、2001年)、『イラセマ』(ジョゼー・デ・アレンカール著、田所 清克訳、彩流社、1998年)、『メモ式ブラジル・ポルトガル語早わかり』(伊藤 奈希砂との共著、三修社、1997年)『C ブラジル・ポルトガル語早わかり カセットブック』(三修社、1995年)、 『メモ式ブラジル・ポルトガル語早わかり』(伊藤 奈希砂との共著、三修社、1994年)、 『ポルトガル・ブラジル語会話日常のコミュニケーション』(国際語学社、1993年)、 『MIR方式 ポルトガル語長文読解教室』(国際語学社、1993年)、『ブラジリア』(ブラジル文学研究資料館編、国際語学社、1993年)、『郷愁ポルトガル』(泰流社、1993年)、『らくらくポルトガル(ブラジル)語文法+会話』(平井 正朗との共著、国際語学社、1992年)、『教育現場のポルトガル語』(伊藤 奈希砂との共著、泰流社、1992年)、『コミュニケーションのブラジルポルトガル語表現』(国際語学社、1991年)、『ブラジル』(泰流社、1990年)などがある。

関連書

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