最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟日米安保と砂川判決の黒い霧

日米安保と砂川判決の黒い霧 最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟

吉田 敏浩 著
四六判 / 248ページ / 並製
定価:1,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2697-0 C0036
奥付の初版発行年月:2020年10月 / 書店発売日:2020年10月09日
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内容紹介

日米安保史上、最も重要な砂川事件裁判(1959年)。

その波紋は、いまなお広がっている!

米軍基地拡張に反対した砂川闘争をめぐる事件の裁判では、
最高裁長官が判決前にアメリカ大使に情報漏洩するなど、
アメリカ側との秘密の接触があり、不透明で不公正だった。
その事実は米解禁秘密文書が暴露している。時代が下り、
砂川事件元被告たちは情報公開と再審を求め、国家賠償請求訴訟
をも起こした。当時の安倍政権は専守防衛の原則を破る
集団的自衛権の行使を解禁し、安保法制を強行成立させる際、
正当化のために砂川最高裁判決を利用しているのであった。
本書は砂川判決の裏面を暴き、日米安保体制を根本から問うものである。

話題になった『「日米合同委員会」の研究』(2016年、創元社、
日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞)の著者による最新刊!

著者プロフィール

吉田 敏浩(ヨシダ トシヒロ)

よしだ・としひろ
1957年、大分県臼杵市生まれ。
ジャーナリスト。
ビルマ(ミャンマー)北部のカチン人など少数民族の自治権を求める闘い
と生活、文化を長期取材した記録『森の回廊』(NHK出版)で大宅壮一
ノンフィクション賞受賞。近年は、戦争の出来る国に変わる恐れのある
日本の現状や、日米安保・密約などをテーマに取材。
著書に、
『森の回廊  ビルマ辺境民族解放区の1300日』
(日本放送出版協会、1995年:NHKライブラリー 上・下 、2001年)、
『宇宙樹の森  北ビルマの自然と人間その生と死』
(現代書館、1997年)、
『北ビルマ、いのちの根をたずねて』
(めこん、2000年)、
『生命の森の人びと  アジア・北ビルマの山里にて
  理論社ライブラリー 異文化に出会う本』
(理論社、2001年)、
『夫婦が死と向きあうとき』
(文藝春秋、2002年:文春文庫、2005年)
『生と死をめぐる旅へ』
(現代書館、2003年)、
『民間人も「戦地」へ  テロ対策特別措置法の現実
 岩波ブックレット』
(岩波書店、2003年)、
『ルポ戦争協力拒否 岩波新書』
(岩波書店、2005年)、
『反空爆の思想  NHKブックス』
(日本放送出版協会、2006年)、
『密約  日米地位協定と米兵犯罪』
(毎日新聞社、2010年)、
『人を"資源"と呼んでいいのか 「人的資源」の発想の危うさ』
(現代書館、2010年)、
『密約の闇をあばく 日米地位協定と米兵犯罪
  国連・憲法問題研究会報告 第49集』
(国連・憲法問題研究会、2011年)、
『赤紙と徴兵 105歳最後の兵事係の証言から』
(彩流社、2011年)、
『沖縄 日本で最も戦場に近い場所』
(毎日新聞社、2012年)、
『ダイドー・ブガ 北ビルマ・カチン州の天地人原景』
(彩流社、2012年)、
『検証・法治国家崩壊  砂川裁判と日米密約交渉
 「戦後再発見」双書3』
(新原昭治、末浪靖司との共著、創元社、2014年)、
『「日米合同委員会」の研究  謎の権力構造の正体に迫る
 「戦後再発見」双書5』
(創元社、2016年)、
『横田空域  日米合同委員会でつくられた空の壁  角川新書』
(KADOKAWA、2019年)、
『日米戦争同盟  従米構造の真実と「日米合同委員会」』
(河出書房新社、2019年)他がある。

関連書

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