太平洋戦争と抑留所の変遷ハワイ日系人の強制収容史

ハワイ日系人の強制収容史 太平洋戦争と抑留所の変遷 The History of Japanese Internment in Hawai‘i : Changes in the Camps and Camp Life During the Pacific War

秋山 かおり 著
A5判 / 336ページ / 上製
定価:4,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2662-8 C0022
奥付の初版発行年月:2020年03月 / 書店発売日:2020年03月03日
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内容紹介

1941年12月の太平洋戦争開戦を受けて、
ハワイで始まった日系人戦時強制収容。

抑留所の開設から終戦後の閉所まで、強制収容の全期間にわたり、
抑留対象者がどのように変化したか、並びに、オアフ島に設営された
サンドアイランド抑留所、また、その後身となったホノウリウリ抑留所の
「抑留所機能」がいかに変容したかを論じる。

未だ総括的な研究が十分ではない、ハワイの日系人強制収容史を、
陸軍資料を中心とした一次資料、回顧録、オーラルヒストリー、地図、写真等、
多様な資料を組み合わせて検証する。

ホノウリウリ抑留所跡地は、現在、米国国立公園局の管理のもと、史跡化が
進んでいる。
2015年、オバマ大統領により国定史跡認定、19年、国立史跡に昇格。

著者プロフィール

秋山 かおり(アキヤマカオリ)

Kaori Akiyama. あきやま・かおり。
日本学術振興会特別研究員PD(沖縄大学)。

長野県松本市生まれ。
ハワイ大学マノア校大学院アメリカ研究学部博物館学履修プログラム修了。
ハワイのビショップ博物館、ハワイ日本文化センター等での勤務を経て帰国、
松本市立博物館在籍中、総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻博士後期課程入学、2017年修了。博士(文学)。

著書に、
朝日祥之・原山浩介編『アメリカ・ハワイ日系社会の歴史と言語文化』(共著、東京堂、2015)。

目次

序章  ハワイ日系人戦時強制収容の包括的理解へ向けて

第1章 ハワイ日系人戦時強制収容「開始期」における
               サンドアイランド抑留所の再検討
開戦とサンドアイランド抑留所の設立
初期のサンドアイランドの環境
サンドアイランドの設備向上と抑留者の生活、ほか

第2章 ホノウリウリ抑留所開設による戦時強制収容「継続期」
          への移行──面会制度と日系人抑留者の生活
戒厳令下の強制収容と日系人コミュニティ
面会制度の成立と軍当局の利用、ほか

第3章 ホノウリウリ抑留所/収容所史の再考
      ──「継続期」における日系人抑留者の「抵抗」から

帰米二世と日本人捕虜の接触
日系人抑留者の抵抗のかたち、ほか

第4章 戒厳令撤廃以降の日系人抑留者たちと戦時強制収容の
                         「収束期」

戒厳令撤廃前後のホノウリウリの様子
徴兵忌避者とその周辺
日本送還と「帰米二世暴力事件」、ほか

補論  太平洋の中のホノウリウリ──戦争避難民の一時受け入れと
                             移送

戦争避難民の軌跡
サイパン島への移送・送還
ホノウリウリに付された役割

終章  ハワイ日系人戦時強制収容の歴史的変遷

抑留対象者と抑留所の変化にみる連続性
終戦直後のハワイ準州
「歴史の共有」に向けて、ほか

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