ヨーロッパ史のなかの思想

ヨーロッパ史のなかの思想

大内 宏一 編
A5判 / 365ページ / 上製
定価:4,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2203-3 C0022
奥付の初版発行年月:2016年03月 / 書店発売日:2016年03月16日
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内容紹介

早大・大内門下の俊秀たちによる欧州史論考!

(1)
宗派多元国家ブランデンブルク‐プロイセンの形成と
選帝侯ヨハン・ジギスムントの改宗―
ベルリンの第二次宗教改革と「カルヴァン主義」
「国家理性」「宗教的寛容」の関わりをめぐって(蝶野立彦)

(2)豚とメルクリウス―17 世紀ドイツの
印刷物におけるユダヤ人のイメージ(高津秀之)

(3)ヒエロニムス・レッシェンコールの銅版画―
18 世紀ウィーンにおける「非活字印刷物」の
位置価値(山之内克子)

(4)ドイツ連邦(1815 ~ 1866)再考
―研究動向を中心に(時野谷亮)

(5)1860 年代後半のビスマルク外交と
アメリカ合衆国―二つの対米打診を手掛かりに(飯田洋介)

(6)スウェーデン=ノルウェー連合協約第二次改正
問題の一考察―ドゥンケルの改正反対論における
国家構想と連合論(大溪太郎)

(7)「三月」の記憶――19 世紀後半ドイツにおける
1848 / 49 年革命の顕彰と政治文化(小原淳)

(8)近くて遠いナショナリストたち―
シャルル・モーラス著『君主政についてのアンケート』から
読み解く君主主義者と共和主義者の思想的相違(南祐三)

(9)モルトケの遺産―
ドイツ陸軍における作戦思想の変遷(小堤盾)

(10)プロテスタンティズムの神学と
アメリカ資本主義の精神――フランクリン、トレルチ、
そしてマックス・ウェーバー(犬飼裕一)

(11)『パリ講和締結後の世界政治の勢力配分』からみる
オットー・ヘッチュの国際政治論とロシア論(前川陽祐)

(12)南ティロールにおける「ドイツ民族性」と
パトリオティズム―
1939年国籍選択の残留派を例として(星野友里)

(13)ナチスによる「安楽死」犠牲者の子供たち―
ナチ体制期における境遇から戦後の動向まで(紀愛子)

(14)「ドイツ人」と「ユダヤ人」の境界―
基本法116 条1項「ドイツ民族所属性」をめぐって
(武井彩佳)

著者プロフィール

大内 宏一(オオウチ コウイチ)

1946 年山形生まれ。
早稲田大学第一文学部西洋史学専修卒業。
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学
(西洋史)専攻単位取得退学。早稲田大学文学部助手、
専任講師、助教授を経て、現在、文学学術院教授。
主な著書は『ビスマルク/ドイツ帝国の建国者』
(世界史リブレット人、山川出版社、2013 年)、
『ビスマルク時代のドイツ自由主義』(彩流社、2014年)
主な訳書は、シュターデルマン『1848 年ドイツ革命史』
(創文社、1978 年)、ガル『ビスマルク/白色革命家』
(創文社、1988 年)。
論文には「グスタフ・シュトレーゼマンの防禦の外交について」
(『西洋史学』第92 号)、
「1879 − 80 年のベルリン反ユダヤ論争について」
(『ユダヤ世界と非ユダヤ世界』早稲田大学社会科学研究所)、
「トライチュケと『政治史』」
(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第29 輯)、
「19 世紀ドイツにおける歴史学と市民階層—
シュロッサー、ゲルヴィーヌス、そしてトライチュケ」
(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第52 輯)等がある。

関連書

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