隠された新旧二つの朝鮮渡来集団日本古代国家の秘密

日本古代国家の秘密 隠された新旧二つの朝鮮渡来集団

林 順治 著
四六判 / 198ページ / 上製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2174-6 C0021
奥付の初版発行年月:2015年10月 / 書店発売日:2015年10月07日
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内容紹介

だれが日本をつくったのか?!
どんでん返しの日本古代史。通説とは150度異なる日本誕生の真相!

 初期律令国家(八世紀初頭)の「記紀」編纂の総責任者藤原不比等は、
朝鮮の加羅から渡来した崇神・垂仁+倭の五王「讃・珍・済・興・武」と、
百済から渡来した兄弟王子(昆支と余紀)を秘密にした
(兄は伝応神陵、弟は伝仁徳陵の被葬者)。
 その秘密をカモフラージュするため、「記紀」は分身・虚像
(実在しない天皇や皇子)・代役・伝説上の人物をたくさん創作したのだ。
例えば、卑弥呼には神功皇后、昆支=倭武に応神天皇・日本武尊・神武天皇、
継体に仁徳天皇、ワカタケル大王に雄略天皇や蘇我稲目、
大王馬子に推古天皇や聖徳太子などだ。

「記紀」編纂の主要な目的の一つは、日本古代史上の最大の
ワカタケル大王(欽明)による「辛亥(しんがい)= 531 年のクーデタ」を
なかったことにすることだった。
しかし二一世紀の今、私たちは東アジアの古代史の5 W 1 H
「だれが、いつ、どこで、なんのために、どうしたのか」を明らかにする
金石文をもっている。
七支刀(369 年)、好太王碑(414 年)、隅田八幡鏡(503 年)、
武寧王墓誌(512年)、稲荷山鉄剣(531 年)などだ。

 本書は、先学の研究や歴史・考古学的資料にもとづいて検証したが、
その内容は通説(「記紀」)とは180 度異なる世界になった。
しかしこれが本当の東アジアの中の古代日本の姿なのだ。

著者プロフィール

林 順治(ハヤシ ジュンジ)

著書『馬子の墓』『古代 七つの金石文』『アマテラス誕生』
『八幡神の正体』『アマテラスの正体』『法隆寺の正体』
『義経紀行』『武蔵坊弁慶』『漱石の時代』
『『猫』と『坊っちゃん』と漱石の言葉』『ヒロシマ』
『ヒトラーはなぜユダヤ人を憎悪したか』(いずれも彩流社)。
『応神=ヤマトタケルは朝鮮人だった』(河出書房新社)、
『日本人の正体』(三五館)、
『仁徳陵の被葬者は継体天皇だ』(河出書房新社)。

目次

はじめに
序 章 誰が日本神話をつくったか
第一章 倭の五王と加羅系崇神王朝
    景行・成務・仲哀は架空の天皇だった
    倭の五王「讃・珍・済・興・武」
    崇神・垂仁および倭の五王の墓
    倭の五王の「済」の墓
第二章 応神天皇と「日十大王」の正体
    百済王子昆支はいつ渡来したか
    応神陵はいつ造られたか
    隅田八幡鏡銘文の「日十大王」  
    神人歌舞画像鏡
第三章 隠された継体天皇の出自
    継体天皇の出自
    継体天皇の后妃と安閑・宣化・欽明
    任那分割における倭国と百済
    磐井の反乱はなぜ起こったのか
第四章 辛亥のクーデタとワカタケル大王
    稲荷山鉄剣銘文はいかに読まれか
    辛亥年= 四七一年か?
    王武の子ワカタケル
    継体王統と昆支・蘇我系王統
第五章 蘇我馬子は大王だった
    蘇我氏と物部氏の仏教戦争
    『隋書』倭国伝とアメノタリシヒコ
    “日出ずる処の天子”の国書
    見瀬丸山古墳墳の被葬者はだれか
第六章 真実と虚構の『日本書紀』
    大王馬子の長子蘇我蝦夷
    舒明・皇極は即位しなかった
    舒明の子天武天皇の正体
    蘇我大王家の飛鳥
あとがき

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