アドリア海のウスコクと東シナ海の倭寇16・17 世紀の海商・海賊

16・17 世紀の海商・海賊 アドリア海のウスコクと東シナ海の倭寇 MARINE MERCHANTS & PIRATES DURING THE 16TH AND 17TH CENTURIES

越村 勲 編
A5判 / 251ページ / 並製
定価:3,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2146-3 C0020
奥付の初版発行年月:2016年04月 / 書店発売日:2016年04月08日
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内容紹介

近代国家が海賊を生んだ?!

西洋の「ウスコク」と東洋の「倭寇」、遠く離れた海で
同時期に発生したふたつの海賊集団の実態と背景を探るーー

「海賊の黄金時代」の100 年以上前に生まれ、
黄金時代到来以前に消えていった
東欧クロアチアのウスコクと、東シナ海の倭寇。
彼らは、貧しい人々が16・7 世紀の経済、政治や
軍事の変化に反抗した一例といえるのではないか。
そして、そこには近世国家の成立という共通項が
あるのではないかーーその視点を出発点に、ウスコクと倭寇、
東地中海と東アジア海域の海賊の比較を試みる。

【シンポジウム
『16、17世紀の海上貿易と海商、海賊』報告書[英訳付き]】
Uskok of the Adriatic Sea and Wako of the East China Sea.

著者プロフィール

越村 勲(コシムラ イサオ)

Isao Koshimura こしむら・いさお
東京造形大学教授。
著訳書に
『東欧近代史』(R. オーキー著、越村勲・南塚信吾・
田中一生訳、勁草書房、1987)、
『東南欧農民運動史の研究』(越村勲 著、多賀出版、1990) 、
『暗殺者アピス―第一次世界大戦をおこした男
(20世紀メモリアル)』(デイヴィッド・マッケンジー著、
柴宜弘・越村勲・南塚信吾・長場真砂子 訳、平凡社、1992)、
『小独裁者たち
―両大戦間期の東欧における民主主義体制の崩壊
(りぶらりあ選書)』(アントニー ポロンスキ著、越村勲・
安井教浩・篠原琢・羽場久美子 訳、法政大学出版局、1993)、
『バルカンの大家族ザドルガ (叢書東欧)』
(越村勲著、彩流社、1994)、
『クロアティア=セルビア社会史断章―民族史を越えて
(叢書東欧)』(ロクサンディチ,ドラーゴ著、越村勲訳、
彩流社、1999)、『セロ―中世セルビアの村と家
(人間科学叢書)』(ストヤン・ノヴァコヴィチ著、
越村勲・唐沢晃一 訳、刀水書房、2003)、
『映画『アンダーグラウンド』を観ましたか?
ユーゴスラヴィアの崩壊を考える』(越村勲、・山崎信一著、
彩流社、2004)、『クロアティアのアニメーション
―人々の歴史と心の映し絵』(越村勲著、彩流社、2010)、
『ハプスブルク軍政国境の社会史: 自由農民にして兵士
(学術叢書)』(カール・カーザー著、越村勲・戸谷浩編訳、
学術出版会 、2013)などがある。

目次

主な内容:
S・ラザニン(移民・民族研究所[クロアチア]研究員)
『難民から海賊へーーウスコクとそのアドリア海での
活動に関する史学史的概論』
N・シュテファネッツ(ザグレブ大学教授)
『ウスコク、戦争と交易の間で
ーーアドリア海とその後背地をめぐるヴェネツィア・
オスマン・ハプスブルク関係の中で』
飯田巳貴(専修大学 准教授)
『16-17 世紀のヴェネツィアとアドリア海の海外領土、
経済的側面からの考察』
松浦章(関西大学教授)
『16 世紀中葉から17 世紀初頭の東アジア海域の
海上貿易と海商・海賊』
上田信(立教大学教授)
『「徽王」考―王直が描いた政治構想』 (予定)

関連書

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