シェイクスピアからソロー、フォークナーまで英米文学にみる仮想と現実

英米文学にみる仮想と現実 シェイクスピアからソロー、フォークナーまで

川成 洋 編, 吉岡 栄一 編
四六判 / 354ページ / 上製
定価:4,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2055-8 C0098
奥付の初版発行年月:2014年10月 / 書店発売日:2014年10月08日
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内容紹介

本書の白眉というべきは日本人のシェイクスピア学者ではとうてい思いもつかないテーマの「誰が『シェイクスピア』を書いたのか」!
そのほか、ソローの色彩論をはじめ、小説、戯曲、随筆、中世英雄詩、中世以来の大道芸能、詩と音楽、小説と映画、絵画と小説、作家と政治活動と多岐にわたる英米文学の世界を展開(川成洋)

著者プロフィール

川成 洋(カワナリ ヨウ)

法政大学名誉教授。1942年生まれ。北海道大学文学部英文科卒業、東京都立大学大学院修士課程修了。社会学博士(一橋大学)。現代スペイン学会会長。ロンドン大学客員研究員、ケンブリッジ大学客員研究員、マドリード大学客員研究員を歴任。書評家。武道家(合気道6段、居合道4段、杖道3段)。へんきょう共著に『スペイン文化事典』『日本文化事典』『イギリス文化事典』(いずれも丸善出版)、『スペイン・ポルトガルを知る事典』(平凡社)、『社会学事典』(弘文堂)、『現代日本朝日人物事典』(朝日新聞社)、『日本アナキズム運動人名事典』(ぱる出版)など。

吉岡 栄一(ヨシオカ エイイチ)

東京情報大学教授。1950年生まれ。法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。トルーマン州立大学大学院留学。日本コンラッド協会顧問。日本オーウェル協会会員。『マーク・トウェイン コレクション全20巻』(彩流社)を責任編集。 著著に『亡命者ジョウゼフ・コンラッドの世界―コンラッドの中・短編小説論』(南雲堂フェニックス)、『村上春樹とイギリス―ハルキ、オーウェル、コンラッド』(彩流社)、『文芸時評―現状と本当は恐いその歴史』(彩流社)、共著に『イギリス文化事典』(丸善出版)、共訳に『思い出のオーウェル』(晶文社)など。

目次

Ⅰ イギリス文学編

第1章 誰が「シェイクスピア」を書いたのか
            チャールズ・モウズリー 
第2章 シアター座のこと ――シェイクスピアの初演劇場
                    伊澤 東一 
第3章 「アーサー王物語と祝祭」 ――祝祭日の異同の考察  
                   竹中 肇子  
第4章 〝パンチ〟とは何か ――「パンチとジュディの人形劇」
  須田 篤也  
第5章 異人種間の恋愛はどこまで可能なのか
    ――コンラッドの『島の流れ者』試論  吉岡 栄一  
第6章 スペイン内戦とイギリス人作家
     ――ラルフ・ベイツの戦い  川成 洋  
    
第7章 1960 年代イギリス詩における音楽的展開
――エイドリアン・ヘンリと「リバプール・シーン」
                 木村 聡雄  
Ⅱ アメリカ文学編

第1章 春はまだ早し
――H・D・ソローの倫理観
                    井上 博嗣
第2章 さざ波の美、その幾何学的規則正しさ
   ――ソローの美学
                    奥田 穣一   
第3章 パラドキシカルナな逃避
――フォークナー『エルサレムよ、汝を忘れたならば』考察
本間 章郎  
第4章 フランクのブルース
――トニー・モリスンの『ホーム』にみる黒人共同体
                    磯部 芳恵  
第5章 シーグラム壁画事件の劇
    ――ある芸術家の反逆 『赤』を中心に
                    古山みゆき  
第6 章 映画『ブラック・スワン』     ――多重構造のサイコ・スリラー    清水 純子

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