山の大いなる怒り

山の大いなる怒り La Grande Peur dans la Montagne

シャルル= フェルディナン・ラミュ 著, 田中 良知 訳
四六判 / 242ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2039-8 C0097
奥付の初版発行年月:2014年09月 / 書店発売日:2014年09月01日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。
 

内容紹介

スイスの国民的作家ラミュが描く自然の驚異と人々のおごり。
環境文学の傑作。

人間の意のままにならぬ自然と、自然への畏敬の念を忘れた人間たちの姿。現代にもいまだ通底するテーマを、美しく、鮮烈な自然の描写のなかに描き出す傑作。アルプスの山村で、村の繁栄のために牛の放牧地として選ばれた山。しかしそこは、災厄を招く場所として古くから言い伝えらてきた土地だった。
先人からの言い伝えを無視し、山へ向かう一団。孤立した山の中に充満する不穏な空気、孤独、不信、焦燥。相次ぐ事故のなか、ついに、恐ろしい災厄が姿を現す……。語りの視点の移り変わり、簡潔な文体といった特徴をもちつつ、パリを中心としたフランス文壇とは一線を画す「スイス文学」のなかで、環境文学の古典としても再評価されている。
原題:La Grande Peur dans la montagne, 1925.

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

シャルル= フェルディナン・ラミュ(ラミュ, フェルディナン=シャルル)

Charles-Ferdinand Ramuz
1878-1947 年。 スイスの作家・詩人(フランス語)。
スイス山岳地帯の素朴な農民の生活に題材とした作品が多い。
現在、スイスフラン紙幣(200 フラン)にはラミュの肖像が描かれている。
邦訳に『アルプス高地での戦い ラミュ小説集』(シャルル=フェルディナン・ラミュ著、
佐原隆雄訳、国書刊行会、2012年)、『アルプスの恐怖』
(シャルル=フェルディナン・ラミュ著、佐原隆雄訳、国書刊行会、2014年)などがある。

田中 良知(タナカ ヨシトモ)

TANAKA Yoshitomo
1947 年盛岡市に生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。
専攻、19・20 世紀フランス文学。
訳書にコスリー『老教授ゴハルの犯罪』(水声社)、
イストラティ『キラキラリナ』(未知谷)など。

関連書

ページの上部へ▲

タグ: