「そこは時間の流れが違う」ニューメキシコのD.H.ロレンス

ニューメキシコのD.H.ロレンス 「そこは時間の流れが違う」 D.H.LAWRENCE IN NEW MEXICO  “THE TIME IS DIFFERENT THERE”

アーサー・J・バックラック 著, 松田 正貴 訳
四六判 / 204ページ / 上製
定価:2,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2006-0 C0098
奥付の初版発行年月:2014年05月 / 書店発売日:2014年05月09日
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内容紹介

アメリカ・インディアンに「赤いキツネ」の愛称で親しまれていたロレンス。
プエブロ、ヒスパニック、アングロ、三つの文化が交差する町タオス――アメリカ南西部に魅せられた現代作家の足跡。

「アメリカン・アートの発信地」ニューメキシコ州タオスにおけるロレンスの足跡を新しい資料と写真で辿る新研究。『セント・モーア』「馬で去った女」『アメリカ古典文学研究』など多くの作品をロレンスはこの地で書いた。ロレンスの死後、遺灰が納められたのもタオスであり、駆け落ちした妻フリーダが生を全うしたのもこの地であった。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

アーサー・J・バックラック(バックラック,J.アーサー)

Arthur J.Bachrach
第二次大戦中、陸軍に所属し、心理学で博士号を取得。ヴァージニア大学、アリゾナ州立大学で教鞭を執った後、アメリカ海軍メディカル・リサーチ・インスティチュートの所長を務める(1987年に退職)。タオスに書店「モビー・ディケンズ」を開店。2011年死去。

松田 正貴 (マツダ マサタカ)

まつだ まさたか
大阪電気通信大学講師。『D.H.ロレンス批評地図―フェミニズムからバフチンまで』(松柏社)、『性の革命』―マリー・ストープス伝』(関西大学出版部)いずれも共訳。

目次

はじめに 

第一章 若き日のロレンス 
  イングランド、そしてヨーロッパへ 
  セイロン、そしてオーストラリアへ 

第二章 はじめてのタオス 一九二二年九月から一九二三年三月まで 
  タオスへの道のり 
  ロレンス夫妻の到着 
  バーサム法案
  共同執筆の試み 
  ホーク夫妻の家 
  デンマーク人の芸術家たち
  メキシコ、チャパラ湖
  ロンドン、そして「最後の晩餐」 

第三章 二度目のタオス 一九二四年三月から十月まで 
  カイオワ牧場  
  牧場の歴史   
  ロレンス夫妻、牧場を譲り受ける 
  D・H・ロレンス牧場の現在 
  「ロレンスの木」 

第四章 タオスでロレンスが書いたもの 一九二四年三月から十月まで 
  「プリンセス」 
  「馬で去った女」 
  『セント・モーア』 
  メキシコとオアハカ 

第五章 三度目のタオス 一九二五年四月から九月まで 
  ロレンス、テネシー・ウィリアムズ、そしてタオス 

第六章 ロレンスの「禁じられた絵」 
  サキ・カラヴァスとロレンスの絵 
  ひとつの時代の終わり 
  ロレンスの遺灰 

補 遺 ロレンスがタオス滞在中に書いた作品 

タオス・プエブロについて 上村哲彦 

付 録 タオス芸術家協会 

訳者あとがきにかえて 

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