ワスレラレタトッコウタイ シンシュウマツモトカラミヤザキニュウタバルシュツゲキヲオッテ 978-4-7791-2035-0 9784779120350 4-7791-2035-7 4779120357 0021 忘れられた特攻隊 信州松本から宮崎新田原出撃を追って きむらけん キムラケン 1945 年満州(現中国東北部)撫順生まれ。童話作家、文化探査者。96 年「トロ引き犬のクロとシロ」で「サーブ文学賞」大賞受賞。97年「走れ、走れ、ツトムのブルートレイン」で「いろは文学賞」大賞・文部大臣奨励賞受賞。11 年「鉛筆部隊の子どもたち」~書いて、歌って、戦った~で「子どものための感動ノンフィクション大賞」優秀賞受賞。著書多数。北沢川文化遺産保存の会の一員として、下北沢一帯の文化を掘り起こしに尽力。本書もその活動から生まれた。 彩流社 サイリュウシャ (社)日本図書館協会 選定図書 知覧だけでない新たな特攻出撃の史実を掘り起こす!
好評既刊の『鉛筆部隊と特攻隊』『特攻隊と〈松本〉褶しゅうきょく曲山脈』の続編。信州松本浅間温泉に来ていた特攻隊の謎が読者からの情報提供、現地取材と詳細な調査で解きほぐされてゆく。松本に特攻隊が集まったのは単なる偶然ではなかった……。松本から新田原出撃という知られざる特攻ルートのほか、当時の中学生のよりリアルな証言など、埋もれつつある数々の戦争の記録と記憶を紡いだ傑作ノンフィクション。
愛機に「必沈」と書き入れる武揚隊の山本薫隊長。松本-新田原を経て、兄弟隊の武剋隊に約1 か月半遅れて、1945 年5 月13 日台湾八塊より発進。沖縄西方海上の敵艦に突入、散華。彼の長文の遺書も発見された。
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