通常兵器から「核」兵器へ原爆投下とアメリカ人の核認識

原爆投下とアメリカ人の核認識 通常兵器から「核」兵器へ FIVE DAYS IN AUGUST

M・D・ゴーディン 著, 林 義勝 訳, 藤田 怜史 訳, 武井 望 訳
四六判 / 327ページ / 上製
定価:3,200円 + 税
ISBN978-4-7791-1926-2 C0031
奥付の初版発行年月:2013年09月 / 書店発売日:2013年09月09日
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内容紹介

「原爆」は破壊力の大きい通常兵器の延長......。
 都市への無差別爆撃と同様の“衝撃戦略”の一環だった!

 本書は従来の原爆投下研究が自明とする枠組みの限界を指摘し、その枠組みを超えたところから原爆投下を検証しようとする。
たとえば原爆投下研究は、日本降伏による戦争終結をもって、叙述が終わることが多いが、本書はそれ以後の時期にも視野を広げ、三発目の原爆投下が最後の最後まで準備されていた事実を強調している。原爆投下がすぐに戦争終結をもたらすとは、 アメリカの戦争指導者は考えていなかったのだ。
 原爆投下は、ヒロシマ、ナガサキ以降のある面で創られた“神話”ではなく、投下に至る前の歴史解明にその本質が存在する。
 それは、核兵器認識に関する叙述が、原爆投下によって始まることが多いなかで、本書は原子爆弾/核兵器への認識を導きとて、日本の降伏を分岐点あるいは結節点として、第二次世界大戦終結前と後の世界を結びつけることによって核時代、冷戦、そして現代の核問題をさぐる。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

M・D・ゴーディン(ゴーディン,D.M.)

現在プリンストン大学教授(原著刊行当時の二〇〇七年は准教授)ソヴィエト・ロシアの科学史が専門。ハーバード大学で博士号を取得、二〇〇四年にロシアの化学者メンデレーエフの伝記的研究『秩序ある世界』を刊行した。また本書刊行の二年後には、一九四五年から一九四九年八月のソ連による原爆実験成功までの、米ソの核開発・核戦略を追跡した『赤き雲の誕生』を刊行した 。この書籍はソ連の核開発に関する実証研究として高く評価されている 。

林 義勝(ハヤシ ヨシカツ)

カリフォルニア大学大学院サンタバーバラ校Ph.D.アメリカ外交史専攻。現在、明治大学文学部教授。

藤田 怜史(フジタ サトシ)

明治大学大学院文学研究科博士後期課程、アメリカ外交史。

武井 望(タケイ ノゾミ)

明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、アメリカ外交史。

目次

目 次

第一章 戦争の終結――問題の所在
第二章 衝撃戦略と原爆投下
第三章 原子爆弾――「特別な」兵器か「通常」兵器か
第四章 奇跡――B -29 の基地としてのテニアン島
第五章 原爆投下、ソ連参戦、日本降伏
第六章 革命的兵器になった原子爆弾
第七章 戦後世界における革命的兵器としての原子爆弾
補論――学術文献について
解 説.....................................................................................................藤田怜史

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