在野でイギリス史を研究。
本書のほかに『友人』(シカゴ大学出版局、2002年)がある。2001年11月死去。 Takao Taguchi 1947 年埼玉県生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。
現在、大妻女子大学教授。
主著訳書に『記号としてのイギリス』(共著、南雲堂)、
A,D,カズンズ『シェイクスピア百科図鑑』(共監訳、悠書館)
ルネ・ジラール『羨望の炎』(法政大学出版局)、
S.キャッシュダン『おとぎ話と魔女』(法政大学出版局)、
R. バーバー『図説騎士道物語』(監訳、原書房)など。 Masao Yamamoto
1950 年生まれ。中央大学卒後、日本大学大学院博士課程修了。
静岡県立大学助教授を経て、現在、日本大学芸術学部教授。
著書に30 刷越えの超ロングセラー『ヨーロッパ「近代」の終焉』
(講談社現代新書)や『近代文化の終焉』(彩流社)
『イギリス文化と近代競馬』(彩流社、フィギュール彩②)、
『ダービー卿のイギリス』(PHP新書)など。 彩流社 サイリュウシャ 序文
第一章●用語と象徴
第二章●社会的背景
第三章●社会と個人
第四章●モリー
【補】「エリザベス朝イギリスにおける友情の徴候と同性愛」
解説 ルネサンス時代の驚きの事実!
愛と生の解放の時代といわれるルネサンスのなかで、男性同性愛はどのように扱われたのか?
呪わしい悪業として恐れられながらも各地に遍在した男色行為が近代初頭にむかえた変貌とは?
サブカルチャーを読み直すルネサンスの性の歴史。
本書は20年前に彩流社から刊行し、長い間品切れになっていものですが、
新たに「エリザベス朝イギリスにおける友情の徴候と同性愛」を【増補】して読者にお届けします!