知られざる江の島 鎌倉 湯河原 原句 漱石異説漱石の俳諧落穂拾い

漱石の俳諧落穂拾い 知られざる江の島 鎌倉 湯河原 原句 漱石異説

山影 冬彦 著
四六判 / 204ページ / 上製
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7791-1789-3 C0095
奥付の初版発行年月:2012年04月 / 書店発売日:2012年04月27日
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内容紹介

写生句の場所の特定と背景を明かすユニークな漱石論!

子規の影響下で作られて数々の写生句の中で、「漕ぎ入れん初汐寄する龍が窟」が江の島の岩屋を詠ったものであることを明かす。湯河原句を通して未完の大作『明暗』の解明も示唆。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書
◎紹介されました!(掲載情報についてはコチラ

著者プロフィール

山影 冬彦(ヤマカゲ フユヒコ)

1948年生まれ。元神奈川県立高校教員
鎌倉漱石の会・松山坊っちゃん会・伊豆先生と漱石を読む会所属
武田問題対策連絡会(http://www.shounan.biz/)会員
〔著作〕
『タケタのタタリ 湘南蛇物語』(彩流社)
『夫婦で語る『こゝろ』の謎 漱石異説』(彩流社)共著
『漱石異説『坊つちやん』練想 指導力不足教員としての坊つちやん』(文芸社)
『漱石異説『坊つちやん』連想 多田薬師炙り出し』(武蔵野書房)
『漱石異説『坊つちやん』見落 『漱石研究』落選集』(武蔵野書房)
『漱石異説『こゝろ』反証』(武蔵野書房)
『漱石異説二題 『坊つちやん』抱腹・『道草』徘徊』(彩流社)

目次

★第一章 俳諧事始め
写生句の視点  漱石の江の島体験 その一  漱石の江の島体験 その二  もう一つの江の島体験  駄句だから見過ごされた?  趣味は見過ごしの発掘  見過ごし発掘例  期待は二匹目の泥鰌 調べは芋づる式
★第二章 漱石と江の島句――「龍が窟」をめぐって
見過ごされた句  注釈と分類  句意  作句の環境  研究者による扱い  不認定のいわれ  子規の反応  『俳諧博物誌』での扱い  句の真価は雄健  地元での受けとめ方   最新の漱石と江の島情報  『旅する漱石先生』の場合  句碑の問題  観光名所案内小冊子類より  小泉八雲『知られぬ日本の面影』より  当時の江の島への交通手段  なぜ江の島へ行ったか  鎌倉からの眺め
★第三章 漱石と房総詩――『木屑録』と米山保三郎
『木屑録』の舞台   江の島絡みの中村是公の滑稽  『木屑録』に米山保三郎登場の理由  『木屑録』に即して  問題箇所  連想を誘発する共通項とは  江の島と房総半島の類似性  連想の糸  再び『木屑録』の大舞台  推定のまとめとさらなる推定
★第四章 再び漱石と江の島句――「龍蟄す窟」をめぐって
もう一つの江の島詠  句切り方で見えるもの  その実米山保三郎悼亡句  図解『龍蟄す窟』  漱石の漢詩趣味  漱石の悼亡句  米山保三郎対正岡子規  発掘調査の必要性  従来知られていた句  米山保三郎悼亡句のまとめ
★第五章 漱石と鎌倉句――甦る悼亡鎌倉三句
漱石の鎌倉体験 小説に描かれた鎌倉  俳句に詠まれた鎌倉  漱石鎌倉二〇句  外した連句  注目すべきは明治三〇年作  まだある米山保三郎悼亡句  「法師死ぬる日」とは
まだまだあるか米山保三郎悼亡句  謎めく句会稿の紛失  予告『夫婦で語るハイカイの謎』
★第六章 漱石と湯河原句――『明暗』の陰に隠れて
付け焼き刃の弁  漱石と湯河原  『漱石先生大いに笑う』の指摘  漱石湯河原十五句  考察の手法としてのモンタージュ手法  漱石十五句の風物  湯河原の風物  湯河原句とする根拠  写生句としての鑑賞

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