聖者と呼ばれて/まもなくこの幕屋を脱ぎさらねばならないと知って/ソネット/問いと答え/自然から人間への豊かな贈り物のただ中にあって/昇る月を見たことがありますか
2 詩集『ジューバルの伝説』(1878)のうち『ジューバルの伝説』を除いた詩
アガサ/アームガート/リーザはいかに王を愛したか/小預言者/兄と妹/ストラディバリウス/学寮の朝食会/二人の恋人/自分と人生/甘い夜は来ては去って行く、愛しき君/モーセの死/アリオン/おお、私は見えない聖歌隊に加われるだろうか
3 さらなる韻文の試み
ロンドンの客間で/武器だ 武器を取れ/光は東方より/南にて/ウィル・ラディスローの歌/エリンナ/大いに認めよう/モーデカイのヘブライ語詩節/琥珀色の巻き毛の中に 知られざるジョージ・エリオットの詩作!小説家として有名なジョージ・エリオットは詩作にも力を入れ、生前は多数の読者を獲得した。
日本での紹介はこれまであまりなされてこなかったが、本書には『スペインのジプシー』(第9 巻)と「ジューバルの伝説」(第4 巻)を除く全詩作品を収録。類似したテーマの小説と詩における表現の違い、鮮明なジェンダー観など、文学研究に重要な作品群。
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