沖縄・ハワイ コンタクト・ゾーンとしての島嶼

琉球大学 人の移動と21世紀のグローバル社会 Ⅰ
沖縄・ハワイ コンタクト・ゾーンとしての島嶼

石原 昌英 編, 喜納 育江 編, 山城 新 編
A5判 / 460ページ / 上製
定価:4,500円 + 税
ISBN978-4-7791-1670-4 C0020
奥付の初版発行年月:2010年04月 / 書店発売日:2010年04月01日
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内容紹介

人の移動が島嶼の文化、社会、自然環境にもたらしたものとは? 「王国」の時代、支配文化への同化、抵抗、文化変容、そして現在――さまざまな異文化接触を体験してきた沖縄とハワイ、環太平洋。ハワイ大学との共同研究でその歴史と現状に迫る。

著者プロフィール

石原 昌英(イシハラ マサヒデ)

琉球大学法文学部教授

喜納 育江(キナ イクエ)

琉球大学法文学部准教授

山城 新(ヤマシロ シン)

琉球大学法文学部准教授

目次

叢書「人の移動と21世紀のグローバル社会」の刊行にあたって
まえがき  石原昌英 
序章 コンタクト・ゾーンとしての戦後沖縄   山里勝己 

第1部 人の移動と言語
第1章 琉球クレオロイドの性格   かりまたしげひさ 
第2章 移民とハワイ・クレオール――言語発達と持続性  アイリーン・H・タムラ/吉本靖訳 
第3章 オラ・カ・レオ――ハワイ語復興における人びと、プログラムおよび進展
    ナオミ・ロシュ/石原昌英訳 
第4章 琉球諸語を巡る言語政策――精神の脱植民地化のために  石原昌英 
人の移動と言語――まとめ   宮良信詳

第2部 人の移動とアイデンティティ
第5章 踊りと音楽にみる移民と先住民たちの文化交渉の動き――多文化社会ハワイにおけるオキナワン・
アイデンティティ創出の揺らぎ  城田愛 
第6章 21世紀におけるハワイの人々のアイデンティティを支える共通の絆
            デニス・M・オガワ/山口いずみ訳 
第7章 21世紀のグローバル社会における沖縄アイデンティティ
    ウェスリー・巌・ウエウンテン/崎原千尋訳 
第8章 調査からみた沖縄の若者のアイデンティティ   林泉忠 
人の移動とアイデンティティ――まとめ 金城宏幸 

第3部 人の移動と環境
第9章 コンタクト・ゾーンとしての保護地域――イースト・マウイ(ハワイ)の事例から
  ジョン・キュジック/山城新訳 
第10章 明治期沖縄における人の移動と未開墾地の開拓
――大東諸島及び石垣島名蔵の開拓をめぐって   仲地宗俊 
第11章 USCAR厚生局文書に記録された「比謝川汚染」と「石川ビーチ汚染」
    ――戦後沖縄環境問題における〈汚染〉の構造   山城新 
第12章 台湾人の八重山移住 ――その対立・融和・共生   石堂徳一
人の移動と環境――まとめ  榎戸敬介 

第4部 人の移動とジェンダー
第13章 米国占領下の沖縄におけるジェンダー・ポリティクス   小碇美玲/喜納育江訳 
第14章 戦後沖縄の公的コンタクト・ゾーンにおける女性の主体  喜納育江 
第15章 タフな物語――ローカルの沖縄系アメリカ人軍人の男らしさを語る
       タイ・P・カウィカ・テンガン/喜納育江訳 
第16章 アメラジアンはチャンプルーの構成要素になっているか?  野入直美 
人の移動とジェンダー――まとめ  本浜秀彦 

第5部 留学――アメリカ班・中国台湾班合同パネル
第17章 留学における「人の移動」と「知の越境」――琉球の官生派遣を通して 前田舟子 
第18章 占領下沖縄における米国留学――その政治的意図と主体的意味づけ  前原絹子 
第19章 近世琉球の医師養成に関する試論――医道稽古と〈留学  勝連晶子 
留学――まとめ〈留学研究というフィールド〉  波平勇夫 
留学――まとめ〈双方向的な文化交流へ〉  高良倉吉 

あとがき  石原昌英

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