ユネスコの無形文化遺産を新たな視点で解説する本無形文化遺産とは何か

無形文化遺産とは何か ユネスコの無形文化遺産を新たな視点で解説する本

七海 ゆみ子 著
四六判 / 240ページ / 並製
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7791-1667-4 C0036
奥付の初版発行年月:2012年02月 / 書店発売日:2012年02月06日
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内容紹介

無形文化遺産条約は、みんなでつくるD.I.Y.感覚の条約である
「無形文化遺産条約」(無形文化遺産の保護に関する条約)は2003年にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)で採択され、「無形版・世界遺産」として知られている。しかし実際はどのような内容なのか。世界遺産の本は多いが無形文化遺産の解説書はほとんどない。無形文化遺産の「一覧表」には例えば、スペインの「フラメンコ」、「インドネシアのバティック」、「グルジアの多声歌唱」、マリの漁業儀礼「サンケ・モン」が、日本からは「能楽」「アイヌ古式舞踊」「早池峰神楽」などがある。「世界遺産」の成功の要因に、条約がスケルトン構造だったことが挙げられる。スケルトンである条文には、概念や定義、条約のコアの制度について、最小限度の事項しか記載されていない。無形文化遺産条約も、モデルとなった世界遺産条約と同じく一覧表制度を採用しているが、その意義と形には違いがある。無形文化遺産には単に世界遺産の無形版とはいえない独特の性質がある。それが「伝承者であるコミュニティの役割」「セーフガーディングの保護」である。本書は、無形文化遺産が生まれた背景、条約のしくみ、リストについて、世界遺産と比べながら解説する。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

七海 ゆみ子(ナナウミ ユミコ)

ユネスコ(パリ)勤務。東京外国語大学フランス語学科卒業。カナダ・マギル大学人類学部博士課程満期退学。ユネスコ日本政府代表部・専門調査員、国際協力(開発・文化遺産)を経て、2011年7月より現職。訳書に『ヒンドゥー教の〈人間学〉』(マドレーヌ・ビアルドー著、2010年、講談社選書メチエ)がある。

目次

(1章)条約ができるまで
(2章)条約の仕組み
(3章)2つのリストと登録簿
(4章)無形文化遺産の課題

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