ヒトノハジメ ヒラオカマサアキジデン 978-4-7791-1798-5 9784779117985 4-7791-1798-4 4779117984 0095 人之初 平岡正明自伝 平岡正明 ヒラオカマサアキ 1941年東京生まれ。早大文学部中退。1963年『赤い風船あるいは牝狼の夜』刊行し猥褻図画頒布容疑で指名手配。1964年、現代思潮社から『韃靼人宣言』刊行。1970年代後半より新左翼退潮後は辺境に位置する文学・芸能の評論分野で活躍。主な対象は筒井康隆、五木寛之、山田風太郎、山口百恵、河内音頭、三波春夫、大山倍達等。1993年『浪曲的』で斎藤緑雨賞受賞。1992年~94年まで「ハマ野毛」を編集・刊行、荻野アンナ・田中優子・種村季弘らが参加。「野毛大道芸」にプロデューサー的参画。後年、落語論を連続刊行し『快楽亭ブラックの毒落語』(彩流社)が遺著となる。最高にグルーブする平岡節は永久不滅、まさに批評界のヘラクレスである。 彩流社 サイリュウシャ 幼年期
学生時代
犯罪者同盟
解題(鈴木一誌) (社)日本図書館協会 選定図書
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「……俺は逃げるのはうまい。直感したら身体を動かす。あたりを警戒したりすれば刑事のほうも予測するが、尾行者だって寸秒の隙もなく相手を注視しつづけるわけではない。人の流れや音に応じて目をはずす。そういうときに、相手が即興的に動いたら姿を見失う。チャーリー・パーカーは、誰でも知っている彼の麻薬癖で捕まったことはなかった。天才的な予知能力がシッポを握られなかったという。革命家はチャーリー・パーカーの対権力警戒心と神運のコード・チェンジに学ぶべきであって、逮捕されたことを勇敢さの証しと強弁するのはバカだ。」(本書より)
平岡正明
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