E. M. フォースターと「場所の力」

E. M. フォースターと「場所の力」

塩田 伊津子 著
四六判 / 272ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1602-5 C0098
奥付の初版発行年月:2011年04月 / 書店発売日:2011年04月06日
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内容紹介

「土地」がもつ不思議な力、
「家」によって動き出す運命――
E・M・フォースターの作品理解のため、新たに論じられるべきテーマ、それは「場所」である。
『ハワーズ・エンド』(池澤夏樹・世界文学全集収録)『眺めのいい部屋』(映画化され、アカデミー賞部門賞を獲得)『モーリス』『インドへの道』などの作品やその映画化で知られるイギリスの作家E・M・フォースター。「社会の壁を越えて」理解し合おうとする人々を描く作家として評価されている。そして、執筆と旅が密接に結びついている作家でもあった。土地のもつ不思議な力に魅せられたフォースターの作品では、一貫して、「場所」が重要な役割を担っているのである。
 これまでヒューマニスト、同性愛者といった面から語られることの多かったE・M・フォースターの新たな一面を掘り起こし、登場人物に影響を及ぼし、その運命に転機をもたらす「場所」とその作用を各作品ごとに丹念に探ることで、作品理解における新たな一面を明らかにする試み。

版元から一言

E・M・フォースター(Edward Morgan Forster,1879.1.1-1970.6.7.)

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

塩田 伊津子(シオタ イツコ)

2000年フェリス女学院大学英文学科卒。2003年横浜市立大学国際文化研究科修士課程修了。2008年フェリス女学院大学人文科学研究科博士後期課程修了。2009年に博士(文学)。

目次

◆収録内容(予定)◆

序章 (短編)
第一章 自己発見の町モンテリアーノ
    『天使も踏むを恐れる処』
第二章 出発点としてのシニョーリア広場と
    逡巡する場ウィンディー・コーナー
    『眺めのいい部屋』
第三章 こころに働きかけるキャドベリ・リングス
    『長い旅路』
第四章 継承者を求める館
    『ハワーズ・エンド』
第五章 真の姿を露わにする「あずき色の部屋」
    『モリス』
第六章 異様な洞窟マラバー
    『インドへの道』

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