[実録]窮鳥はいかにして自己救済したのか?最深のアート/心の居場所

心をケアするBOOKS
最深のアート/心の居場所 [実録]窮鳥はいかにして自己救済したのか?

中村 英樹 著
四六判 / 279ページ / 上製
定価:2,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1116-7(4-7791-1116-1) C0370
奥付の初版発行年月:2005年12月 / 書店発売日:2005年12月16日
2800円+税
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。

お買い求めになれません

 

内容紹介

美術批評家の大学教授が直面した家族の死——父の凄絶かつ不可解な死に端を発して、介護に疲弊した妻のあまりにも突然な死、そしてあとを追うように死んだ母。悲しみに浸る間もなく家族の死をめぐって生じるさまざまな問題、避けられない兄妹間の確執。忙殺される教授としての業務と評論活動のなかで、いかにしてそれらを乗り越えたのか。また、そのとき自己を支えたものとはなんだったのか。出来事の省察とアートとの対話をとおして、自己救済の過程を赤裸々に綴る渾身のドキュメント。

著者プロフィール

中村 英樹(ナカムラ ヒデキ)

名古屋造形芸術大学教授。国際美術評論家連盟会員。 1940年名古屋生まれ。名古屋大学文学部哲学科(美学美術史専攻)卒業。1965、69年美術出版社主催芸術評論入選。以後、新聞・雑誌・展覧会企画などによる評論活動を展開。1986、91年インド・トリエンナーレのコミッショナー。1986年バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレのコミッショナー。1992年「東南アジアのニューアートー美術前線北上中」展(国際交流基金)企画参加。1993年バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ国際審査員。著書には『鮮烈なる断片ー日本の深層と創作現場の接点』『日本美術の基軸ー現代の批評的視点から』(杉山書店)『表現のあとから自己はつくられる』『新・北斎万華鏡』(美術出版社)、『アート・ジャングルー主体から〈時空体〉へ』(水声社)『ハイブリット・アートの誕生ー東西アート融合に向けて』『視覚の断層ー開かれた自己生成のために』(現代企画室)が、共著には『アート・ウォッチングー現代美術編』(谷川渥、美術出版社)、『アート・ウォッチングー近代美術編』(谷川渥、美術出版社)、『カラー版20世紀の美術』『20世紀の美術と思想』(美術出版社)、『「日本画」−内と外のあいだで』(ブリュッケ)がある。

目次

足元を照らす絵の効果(P・ブリューゲル)
父親の異様な突然死—1996年4月
色光輝く不変の現在(オノサト・トシノブ)
介護を拒む母親の狂態
移ろう気象に身を委ねて(クロード・モネ)
妹との醜い相続争い
直視がもたらすカタルシス(ルイーズ・ブルジョア)
21世紀の憂鬱—《内なる他者》の目の欠如
見られ見返す画中の顔—『モナ・リザ』は多視点絵画
妻への余命宣告—2001年12月
無に徹する豊かさ(ゼロイスト斎藤義重)
年明けの死と葬儀
衝突の精神的エナジー(葛飾北斎)
遺品と向き合う日々
爽やかな混乱の設計者(ソル・ルイット)
老いた母の笑顔
謎としての自己を見つめる(レンブラント)

関連書

ページの上部へ▲