『動物デッサン』が「京都新聞」(11.12.23付)にて著者とともに紹介されました。

2011 年 12 月 26 日 月曜日

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大・小さまざまな動物たちのデッサン、クロッキーを満載。見て描いて楽しく学ぼう!
動物のデッサンは絵画技法の学習のたんなるステップなどではなく、自然への関心と観察、そして絵心を育てるものである。大事なことは、写生によって動物の個性を発見し、それを引き出すこと。集中した厳格なる目で対象を観察すれば、デフォルメして描くことも可能だ。動物デッサンとクロッキーの習作を眺め返すと、大小それぞれの生きものの、具体的な愛くるしい様子が想起される。動物に関する知識やストーリーを学びながら、かれらを上手に描くことができたときこそ、描き手にとって、それこそが最高の瞬間なのである。

「黄さんが描いたゾウは重量感に満ち、ジャガーは寝そべった姿勢でもりりしさが漂う。7月には基本を伝える教材として、作品約160点を収め、技法や心得の解説文を加えた『動物デッサン「いのちを描く」の意義』(彩流社、2800円税別)を出版した。」(「京都新聞」11.12.23付より)

『砂の戦士たち』と『丁子と肉桂のガブリエラ』が「ブルータス」(12.1月1日・15日号)にて紹介されました。

2011 年 12 月 15 日 木曜日

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20世紀ブラジル文学を代表する作家が、ストリート・チルドレンの世界をドキュメンタリー・タッチで描く傑作長篇。港町サルバドールを舞台に、路上生活をおくりながら生きるために犯罪を繰り返す少年と少女たちの宿命と自立への闘い。

「ブラジル北東部の港町サルバドール。路上生活を送りながら生きるために犯罪を繰り返す少年少女たち。冒頭の『月の光の下、打ち捨てられた古い上屋倉庫 で、少年たちは眠っている』という一文が、作中で何度も繰り返される。歌のような美しさ、ナイーブさを湛える物語。」(「ブルータス」12.1月1日・ 15日号)

 

 

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ブラジル・バイーアの田舎町を定点に、変動する社会を厳しく見つめてきたアマードがついに到達した人間讃歌。奥地から来た神話の女ガブリエラは小説世界を解放した。笑いとエロスに満ちたカーニバル的世界に酔しれてほしい。

「上掲の20世紀ブラジル文学の代表格、アマードの1958年の傑作。ブラジルの田舎町を定点に、政治と愛をめぐる夥しい数のエピソードが展開し、結び付き、分岐する。」(「ブルータス」12.1月1日・15日号)

 

『「第九」と日本 出会いの歴史』が「日本経済新聞」(11.12.14付)にて紹介されました。

2011 年 12 月 15 日 木曜日

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バルトの楽園で脚光を浴びた板東収容所の俘虜の音楽活動に焦点を当てたビジュアル歴史読本。
収容所の写真はもとより、収容所の印刷所で作られた多数のコンサート(1917-19 の32 ヵ月で100 回以上)のプログラム、楽譜など貴重なカラー資料を100 枚以上使って解説。日本における「第九」のルーツの詳細と、奇跡的な日独交流の史実を明らにする。

「第一次大戦の中国・青島の戦いで日本軍に降伏し、徳島県の坂東俘虜収容所に入ったドイツ兵捕虜らが演奏した。本書はカラー資料をふんだんに使って日独の意外な交流を追う。敵同士が文化を通じて友になる。」(「日本経済新聞」11.12.14付より)

『論戦「満洲国」・満鉄調査部事件』が「図書新聞」(11.12.17号)にて大きく書評されました。

2011 年 12 月 9 日 金曜日

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尾崎・ゾルゲ事件と連動する満鉄調査部・合作社事件を巡る論争を全面公開!
満鉄調査部とは、後藤新平が創設した植民地経営を担う国策会社・満鉄のシンクタンク。その活動は「在満日系共産主義運動」として大弾圧された。知られざる事件を通して、「満洲国」のあり方や、在満知識人の試行と「満鉄マルクス主義」の意味を問う!

「戦後70年近くなり、3世代前の、とくに日本植民地支配下における歴史は忘れ去られようとしている。そのなかで敗戦直前の権力によるやや謎めいた弾圧事件をめぐる論争が現在生起しており、そこでは論議が歴史把握の方法論にまで及んでいる。この事件とやや関わりのあるゾルゲは映画化などで比較的知られるようになったが、その他の関係者の多くは一般的には知られていない。厳しい戦時下にあって国家方針に沿わず抵抗を試みたとされ、良心的ともいわれた活動あるいは言説の意義、その担い手たる日本人知識人のあり様は今もって検討すべき現代的問題であろう。」(「図書新聞」11.12.17号より)

『井上井月と伊那路をあるく』が「信濃毎日新聞」(11.12.4付)にて「ふるさと長野の本」として紹介されました。

2011 年 12 月 6 日 火曜日

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何処やらに 鶴の声聞く 霞かな
心を野にさらし俳諧の侘びに殉じた井月。一所不在を貫き、山野の地に散ることを願った井月。
30年にわたり、俳人井月を受容れた伊那の人びとと風土を、映画ほかいびとに訪ねあるく。
信州の北に一茶あり、南に井月あり!謎の俳人 井上井月が田中泯によみがえる!
映画『ほかいびと』2011年11月20日~長野県伊那市より上映開始、順次各地上映予定(井月 役:田中泯)

「井月を演じた田中泯さんのインタビューも掲載。『お化けみたいな人かもしれないですね、本当に』と語る。ほかにロケ地マップやロケ日記、あらすじも紹介している。」(「信濃毎日新聞」11.12.4付より)