『ベッケル詩集』が読売新聞(12/20付)にて書評されました。評者は芥川賞作家の綿矢りさ氏!!共同通信社でも紹介記事配信されました。各地方紙に続々掲載!!

2009 年 12 月 21 日 月曜日

bekkerusishuu.jpg

現代のスペイン、ラテン・アメリカの文学は、詩は、19世紀のベッケルという詩人のこの一冊から始まったといわれている。『ドン・キホーテ』と並ぶスペイン文学の名作、本邦初訳。ベッケルについての平易な「解説」を付す。

「果たされなかった恋心を昇華させた彼の詩は、古典的ながらいまでも私たちの心をつかむ。通じ合えている相思相愛よりも、純粋な愛なのかもしれない。」(読売新聞12.20 評・綿矢りさ)

『炭鉱「労働」小説集』が北海道新聞(12/13付)にて大きく書評されました!!

2009 年 12 月 16 日 水曜日

tankouroudoushousetu.jpg

炭鉱労働――忘れられつつある労働者の営みを活写。著者の過酷な労働体験に基づいた正確で、生き生きした描写は労働小説としてだけでなく、時代の記録としても貴重な資料となりうる。短篇11篇を収録。

「閉山後、炭鉱は忘れ去られていた。ところが近年、若者をはじめ炭鉱に興味をもつ人が、跡地を訪れる。残存する立て抗櫓の迫力に圧倒され、絶賛する。ここで一歩踏み込み、炭鉱で人びとがいかに生きたか、に目を向けてほしい。本書は、そのテキストになる。」(北海道新聞12.13付より)

『「自分探し」の移民たち』が京都新聞(12/6付)にて大きく書評されました!!

2009 年 12 月 9 日 水曜日

jibunsagasinoimin.jpg

「自分探し」で海を渡る若者たちが直面する、消えぬ将来への迷いや不安、トラブル……。彼らはどこへ向かうのか?カナダ・バンクーバーでの8年に及ぶフィールドワークから、現代日本社会の構造と若者の心理を探った労作。

「バンクーバーを愛する著者は、こうした「移民未満」の若者たちの現実に警鐘を鳴らす。暗い面も含めて正しい情報を知っておくことが必要だろう。その一方で、この本にはかの地に溶け込み、たくましく生きている女性たちの姿も見られ、非常に心強く感じた。」(京都新聞12/6付より)

『金洙暎全詩集』が読売新聞(12/6付)にて大きく書評されました!!

2009 年 12 月 7 日 月曜日

kimusuyonzensishuu.jpg

韓国現代詩史上に輝く民衆の詩人(民主詩人)の魁となった金洙暎の全てを収載。「詩のテーマは自由である。それは初期から死ぬ直前の詩まで、粘り強い探究対象をなし」、その営為と彼の詩的試みは新たな地平を拓いた。

これだけ骨太な詩語は、現代日本にはまったくない部類のものだ。背景にあるのは、李承晩政権を倒した1960年「4.19革命」の時代精神。〈なぜ自由には/血の臭いが混じっているのかを/革命は/なぜ孤独なのかを〉狼のように問い詰める男なのだ。」(読売新聞12/6付より)

『モンキーブリッジ』が図書新聞(12/19付)にて書評、東京新聞(12/6付)にて紹介されました。

2009 年 12 月 7 日 月曜日

monkiiburijji.jpg

これは新たな戦争小説の登場である! アメリカが初めて敗北したベトナム戦争の裏側で、ベトナム系移民の人々にいまだに続く「心の戦争」―アメリカの生活のなかに滲み出る戦争の影を、母娘の心の葛藤を通して描く本格的作品。

「移民の同化願望と抵抗、祖国の記憶にまつわる愛憎の思いなどを、印象深い風景や人物描写とともに細密に描き出す本書は、母娘関係やベトナムの人と風土はもとより、異文化摩擦や植民地主義の疵痕、さらには戦争にまつわる記憶や歴史の問題に興味をもつすべての読者にとって格好の書である。それをこなれた邦訳版で読めるようになったことを喜びとしたい。」(図書新聞12.19付より)

「ベトナム移民の世代間葛藤と、枯葉剤のように世代を超えて影を落とすベトナム戦争を静かな筆致で描き出す。」(東京新聞12/6付より)

『マーク・トウェインの投機と文学』が図書新聞(12/12付)、朝日新聞(11/22付)にて書評されました!!

2009 年 12 月 7 日 月曜日

maakyutoweintoukitobungaku.jpg

好評のミズーリ大学出版「トウェイン・サークル・シリーズ」の一冊。「実業家トウェインの投機の失敗」を掘り下げた伝記の再検証と、作品『アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー』との関係を明らかにするユニークな研究!

「何がクレメンズをこれほどまでに富へと駆り立てたのか。なぜトウェインはユーモラスなスケッチから始まり、新聞、旅行記から小説へ、それも児童向け、SF、探偵ものと新たな領域へ分け入り続けたのか。この貪欲さは一体どこから来て、どこへ向かったのか。才気とエネルギーと苦悩に満ちた作家の人間像にますます興味は尽きない。そのことを改めて感じさせられる。」(図書新聞12/12より)