『アメリカン・テロル』が朝日新聞(8/30付)にて大きく書評されました! 評者は作家の高村薫氏です!!

2009 年 8 月 31 日 月曜日

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話題の著者ドン・デリーロ(『堕ちてゆく男』の『リブラ 時の秤』(ケネディ暗殺)を論じた都甲幸治の「テロリストの肖像」から、巽孝之の「語るのは誰か?——エコテロリズムの物語学」まで気鋭の研究者12名が執筆。

「本書では日本の十二人の研究者が主に文学をテキストにして、建国以来の歴史に内在するアメリカの心象に分け入ってゆく。たとえば、十八世紀末の『エドガー・ハントリー』に描かれるアイルランド移民のテロリストの肖像。アーヴィングの『リップ・ヴァン・ウィンクル』に描かれるオランダ入植者の生活風景と、それを彩っている先住民族の伝承。これらは、アメリカがヨーロッパの植民地から独立してゆく過程でつねに国境や境界が意識され、そこでアメリカ/非アメリカ、白人/非白人、といった定義が生産され続けてきたことの表象となっている。」(評・高村薫 朝日新聞8/30付より)

『日本・ポーランド関係史』が信濃毎日新聞(8/14付)にて著者紹介、朝日新聞(8/9付)にて大きく書評されました!!

2009 年 8 月 10 日 月曜日

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多数のユダヤ人を救った杉原千畝大使は有名だが、戦前の日・ポ関係は、日露戦争、第一次、第二次世界大戦と続く“戦争と革命”の時代、政治的な交流が強かった。知られざる日本外交の側面を描く好著。国交樹立90周年記念出版。

「遠く離れた両国ですが、互いに良い感情を伝統的に保ってきました。なのに体系的な交流史研究は、ほとんどありませんでした。ポーランドで13年前に出版したこの本を、日本で読んでもらうのが夢でした。」(信濃毎日新聞8/14付より)

「ポーランドのソ連への接近、日本のドイツとの同盟、その狭間でもうひとつの「歴史」をつくろうとしていた両国の名も忘れられた人たち、その息づかいが行間から聞こえてくる。それをどう受け止めるか。著者も私たちも十分な答えを見いだしていない。」(評・保阪正康 朝日新聞8/9付より)