子どもが描く世界
2009 年 12 月 24 日 木曜日――
ジェーン・オースティン、バイロン、ブロンテ姉妹、ブランウェル・ブロンテ、エリザベス・バレット・ブラウニング、ジョージ・エリオット、ジョン・ラスキン、ルイーザ・メイ・オールコット、メアリ・オーガスタ・アーノルド、エイミー・レーヴィ、オーパル・ホワイトリー、アイリス・ヴォーン、デイジ・アシュフォードなど
ドクター・スースは面白い(亀井俊介)
訳者あとがき
ドクター・スース作品一覧
索引
訳者紹介/ドクター・スース紹介 ★スースの人生に登場する著名人たち(一部)★
*映画監督……フランク・キャプラ
*俳優・声優……ハンス・コンリード/メルセデス・マッケンブリッジ/ボリス・カーロフ
*絵本作家・イラストレーター……モーリス・センダック/P・D・イーストマン
*アニメーター……チャック・ジョーンズ/フリッツ・フレラング
*作家……セオドア・ドライサー/ウラジミール・ナボコフ/ノーマン・マクリーン/ウィリアム・フォークナー/アーネスト・ヘミングウェイ/レイモンド・チャンドラー/ジョン・チーヴァー
*工業デザイナー……ヘンリー・ドレイファス/ノーマン・ベル・ゲデス
*アート・バックウォルド(コラムニスト)
*メレディス・ウィルソン(作曲家・劇作家)
*アメリカ大統領……セオドア・ローズヴェルト/ハーディング/クーリッジ/フーヴァー/フランクリン・デラノ・ローズヴェルト/トルーマン/アイゼンハワー/ジョンソン/ニクソン/レーガン
*ジミー・ウォーカー(NY市長)
*エマ・ゴールドマン
*チャールズ・リンドバーグ
*科学者……ハロルド・ユーリー(ノーベル化学賞受賞者)/ハーバート・ヨーク(核物理学者)
*出版者……ベネット・サーフ(ランダム・ハウス)/フィリス・サーフ(ビギナー・ブックス)/ウィリアム・コリンズ(コリンズ)/ジェームズ・ヘンリ(ヴァンガードプレス) ★ドクター・スース (Dr. Seuss) の主な邦訳作品
『ふしぎな500のぼうし』(渡辺茂男訳、偕成社、1981)、『王さまの竹うま』(渡辺茂男訳、偕成社、1983)、『ぞうのホートンたまごをかえす』(白木茂訳、偕成社、1983)、『おひとよしのオオシカ』(渡辺茂男訳、偕成社、1985)、『ぞうのホートンひとだすけ』((渡辺茂男訳、偕成社、1985)、『グリンチ』(井辻朱美訳、アーティストハウス、2000)、『キャットインザハット』(伊藤比呂美訳、河出書房新社、2001)、『きみの行く道』(伊藤比呂美訳、河出書房新社、1999)、『いろいろいろんな日』(ドクター・スース文、スティーブ・ジョンソン、ルー・ファンチャー絵、石井睦美訳、BL出版、1998)、『とてもすてきなわたしの学校』(ドクター・スース、J・プレラツキー文、レイン・スミス、ドクター・スース絵、神宮輝夫訳、童話館出版、1999)など。 「絵本を愛する人、アメリカ文学・文化に関心をもつ人にとって、途方もなく大きな存在——」(亀井俊介 解説)
《現代のマザー・グース》と呼ばれ、世界で読み継がれるアメリカの児童書・絵本作家ドクター・スースの心温まる楽しい伝記。20世紀のアメリカ人に大きく影響を及ぼしたスースの生涯には著名人も数多く登場し、アメリカ社会・文化史となっている。
★ドクター・スース(1904-91年)はこんな人
★本名セオドア・スース・ガイゼル。
★映画『グリンチ』(ジム・キャリー主演)、『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』〔邦訳名『ぞうのホートンひとだすけ』〕(08年春米国公開、08年夏日本公開予定のCGアニメ。ジム・キャリーが声の主演)の原作者。
★『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』、08年春、全米公開初登場1位!
公式サイト……
http://movies.foxjapan.com/horton/
★20世紀のアメリカ人の生活に大きく影響を及ぼしたとされる絵本作家。アメリカでは知らない人はいないと言われ、『アイ・アム・サム』ほか映画にもよく登場する。
★ユニークなイラストと韻文の心地よい音とリズム、奇想天外な展開の物語が特徴。欧米の子どもたちは彼の絵本で育ち、日本では英語教育として読まれることも多い。
★1980年にローラ・インガルス・ワイルダー賞、1984年にピュリッツァー賞を受賞。映像分野でも彼の参加した作品が3つのアカデミー賞を受賞している。
★91年に亡くなった際には『ニューヨークタイムズ』に《現代のマザー・グース死す》と報じられ、01年『フォーブス』による《故人の高額所得者ランキング》ではエルヴィス・プレスリー、チャールズ・シュルツ、ジョン・レノンに続き、第4位にランクインしている。
■(社)日本図書館協会 選定図書
■序章 ナルニアへの扉
生涯と作品/物語性と宗教性
〈喜び〉と〈憧れ〉/二つの主題の関係
■第1章 『ライオンと魔女』——想像力の回復、あるいは未来に向けての退行
理想的世界としての過去/〈憧れ〉と想像力
原罪としての傲慢/「暗黒時代」としての現代
■第2章 『カスピアン王子の角笛』——黄金時代への帰還
失われた時代/物語と想像力、あるいは癒しとしての過去
善のイメージとしての〈喜悦〉/カスピアンのイニシエイション
■第3章 『朝びらき丸東の海へ』——痛みの問題
ユースティスの罪/痛みと回心
ナルニアへのイニシエイション/物語と神学論
■第4章 『銀の椅子』——悪しき同時代に抗う方法
過去の探求/主人公としてのジル
忘却——過去を喪失すること/自己同一性と想像力の回復
■第5章 『馬と少年』——礼節をめぐる冒険
北への憧れ/礼節をめぐる帝王学
礼節の敵としての傲慢/居場所の回復と内面的成長
■第6章 『魔術師の甥』——善と悪の相互依存
ディゴリーの危機と男女それぞれの愚かさ/善と悪の対照
失楽園ののち/善と悪の相互依存
■第7章 『最後の戦い』——閉じられて開かれた幸福な結末
ナルニアの堕落/世界の終末/自由意志と選択
スーザンの通過儀礼——プルマンへの反論
善と悪の闘争と痛み——「残虐性」の意味/幸福な結末
■第8章 『ナルニア国年代記物語』と『妖精女王』——ルイスの「現代性」
善と悪のイメージ/理想的世界としての中世・ルネサンス
風景の意味
■第9章 ナルニア的風景の源泉——ルイス文学紀行
ベルファーストおよびその周辺/ウォトフォードとグレイト・モールヴァーン
サリー州、とくにグレイト・ブッカム/オクスフォードおよびその周辺
徒歩旅行そのほか/大聖堂、古城など
ふたたびアイルランド/ナルニアの風景
■ナルニアの想い出——あとがきにかえて
◆コラム
『ライオンと魔女』の序文
ターキッシュ・ディライトとは何か?
ルイスとトルキーン/ルイスとエリオット
教師としてのルイス/ルイスとベッチマン
批評家としてのルイス/ルイスの女性観
ベインズによる挿絵
◆地図(ベルファースト/オクスフォード/ヘディントン/ルイス関連地図)
登場人物名表記一覧/年譜/参考文献(ルイス関係) (社)日本図書館協会 選定図書 《ナルニア》をより深く理解するために欠かせない1冊。
物語を読むうえで欠かせない文学的・宗教的主題を中心に、全7巻を解読(キリストの受難と復活、創世記、黙示録、想像力と信仰の関係、現代批判、過去への郷愁、「童心」を信じること……)。 ルイス文学紀行・地図付。写真多数。