書店をたずねて三千里

最新の記事5件

このコーナー内を検索

月別一覧

第五福竜丸が鎮座する夢の島で本を売ります。

放射能は目に見えない。

目に見えないから怖い。

私は、3.11の東日本大震災の翌年、福島に出張営業をしたことがあるのだが、その時、放射線量を計る線量計も購入して持参した。

原発近くの南相馬では、意外に線量が低くて驚いたが、郡山では、強い風が吹くと、東京の10倍以上の線量になって、さすがに恐ろしい気持ちがした。

 

でも見えない、匂わない、何も感じない…

だから、「放射能なんて騒ぎ過ぎで、実際は大して影響ないんだよ」と言われ、そう信じると、確かに何も感じないのだから怖くなくなる。
まるで幽霊のように、放射能は信じる人にだけ恐怖をまき散らしているのかもしれない。

郡山の書店に営業に行った時も、「放射能なんて気にしていたら生きていけないよ」という声をよく聞いた。
確かにそうだ。それが真実だ。

遠くから被災地を眺めて、ああだこうだ言っている我々と、現地で生きていくしかない彼らとは、大きな越えられない壁があるのだということを感じた。

放射能の恐ろしが分かるのは何年先のことなんだろう…。

 

子どものころ、夢の島で見た第五福竜丸の記憶が鮮明にいまでも甦る。

その周辺の夢の島のことはまったく記憶にないのだが、船の姿はいまも忘れない。

思った以上に大きかったのと、何か得体のしれない空気をまだ小学生の私はひしひしと感じた。

そして、その夢の島で、今日、小社で本を二冊書かれた古居みずえさんの講演があるということを、
小社も参加している平和の棚の会のS社の方から教えていただく。
そんなことで、話はとんとん進み、それ以外の小社の本も、たくさん夢の島で売っていただくことも決まる。

あの第五福竜丸が鎮座する夢の島か…

夢の島と放射能…

なんだかなあ…

978_4_7791_1626_1.jpg

 

978_4_88202_408_8.jpg