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あの子からのグッドバイ

2004 年 7 月 1 日 木曜日

『あの子からのグッドバイ』表紙\
書籍名   : あの子からのグッドバイ -ペット・ロストを癒す本-【イヌ編】
(アノコカラノグッドバイ )
著者名   : 川木淳(カワキ ジュン) 編著
発行日   : 2004-03-20
税込価格 : ¥1470
本体価格 : ¥1400
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★「夕刊フジ」2004.10.23
「ペットが死を迎えたとき、飼い主はどうやって気持ちの整理をつければいいのだろうか。『あの子からのグッドバイ』は、大の《犬バカ》を自負するファッション評論家の著者が愛犬に先立たれた人たちの話をもとに、天国にいる最愛の犬が家族との思い出を追想する25通の書簡集。飼い主にとってペットは家族の一員。だから、ペットが亡くなったとき、自分自身を責めたり、他人を恨むことを、パートナーである彼らが望むはずがない。悲しみは抱え込まず表に出し、ペットの死について話したり感じたことを素直に言い表\すことが大切。そうすれば愛犬と今でも一緒にいるという気持ちに浸ることができる。天国から届いた愛犬たちの手紙は、人間とペットとのかかわりについても考えさせてくれる」

★「愛犬チャンプ」7月号

「家族同様に愛しているペットの死を受け入れるのは、たやすいことではありません。今回、刊行された川木淳編著『あの子からのグッドバイ』は、全国のペットロス経験者より寄せられた、亡くなった愛犬へ伝えたい感謝のメッセージを1冊にまとめたものです。悲しみ苦しんでいるのは、自分だけではないんだということを知ることで、それを励ましや生きる自信、気力に変えることができるのかもしれません」。

村上春樹とネコの話

2004 年 6 月 8 日 火曜日

『村上春樹とネコの話』表紙\
書籍名   : 村上春樹とネコの話
(ムラカミハルキトネコノハナシ)
著者名   : 鈴村和成(スズムラカズナリ) 著
発行日   : 2004-05-10
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
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★「日刊ゲンダイ」04.6.8
「ネコはきれい好きで、暇さえあれば毛づくろいしたり、前足で顔を洗ったりしている。これは、ネコが??女性的?≠ネ動物だから。甘えたり、しなをつくったりして、怒るとツメを立てるのも、女以外のなにものでもない、と著者。だから??男らしい男?≠ノはネコは似合わない。高倉健がネコを抱いてもさまにならないし、志賀直哉にはドーベルマンか土佐犬が合うという。 日本で著名な作家をネコ派・イヌ派にわけると、森鴎外、小林秀雄、石原慎太郎などが代表的なイヌ派で、ネコ派の代表\が、夏目漱石と谷崎潤一郎、そして村上春樹だそうだ。谷崎潤一郎に至っては、「女房よりネコが好き」と堂々と語る男の小説もある(「猫と庄造と二人のおんな」)。ネコ派の文学を読み解きながら、「海辺のカフカ」「午後の最後の芝生」「羊をめぐる冒険」など、村上春樹の名著にネコが登場するシーンを取り上げ、??村上文学?≠フ神髄を探るエッセー。名作ネコ場面集でもあり、村上作品を知らなくても、ネコ好きにはたまらない一冊だ」。

三月の水 アントニオ・カルロス・ジョビン・ブック

2004 年 5 月 1 日 土曜日

『三月の水 アントニオ・カルロス・ジョビン・ブック』表紙\
書籍名   : 三月の水 アントニオ・カルロス・ジョビン・ブック
(サンガツノミズアントニオカルロスジョビンブック)
著者名   : 岩切直樹(イワキリナオキ) 著
発行日   : 2003-10-10
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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★「ミュージック・マガジン」04.5月号

「1冊まるごとジョビン本。リオ・デ・ジャネイロの案内、評伝と作品紹介、語録、著者が選んだ10曲の紹介といったところが主な内容で、ジョビンからの広がり、奥行きに欠け、情緒的に私見が紛れ込む場所もあるが、簡潔かつ平明な文章で丁寧にまとめられている。ともあれ、著者のジョビンヘの愛情が伝わってくるのは確か」。

階級!

2004 年 4 月 15 日 木曜日

『階級!』表紙\
書籍名   : 階級! 社会認識の概念装置
(カイキュウ)
著者名   : 渡辺雅男(ワタナベマサオ) 著
発行日   : 2004-01-15
税込価格 : ¥3150
本体価格 : ¥3000
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★『経済』04・5 赤間道夫
「本書は、階級概念の復権をめざしてそれと格闘した社会科学の知的営為の成果である。内容には階級概念と誠実に向かいあった著者のほぼ10年の探求と階級概念をないがしろにした諸説への批判とが凝縮されている。「!」は「どっこい生きている」という著者のメッセージだろう。著者による「階級論の復位」は、階級という「概念装置」を組み立てることができない社会(科)学者への批判であるだろうし、「正統派マルクス主義者」への叱咤激励でもあるだろう。好著の出現を、喜びたい」。

★「東京新聞・中日新聞」 04.4.18

「もはや時代遅れと見なされていた「階級」の概念。だがバブル崩壊に続く「中間階級」の亀裂が話題である。古くて新しいこのテーマに対し、マルクス以来の古典的な階級論の成果を踏まえ、社会的格差を階級の概念から丹念に吟味する。直観に頼らない理論的な書で、不平等と貧富の格差を招く人脈や世襲の問題が体系的に整理され、目下のグローバル化を読み解く糸口を与えてくれる」。

★「図書新聞」04.4.15 降旗節雄
「現代資本主義の発展、それと対照的な社会主義圏の崩壊という歴史的現実の中で、マルクスの規定した「階級」概念はもはや失効したのではないか──これが現代の通説・新常識であるとすれば、本書はこの通説・常識にたいする痛烈な批判の書である。著者はグローバリゼイションの支配する現代においてこそ、まさに全地球的規模において、階級支配の構造は拡大し、貫徹しつつあると強力に反論する」

世界の作家 宮沢賢治

2004 年 4 月 5 日 月曜日

『世界の作家 宮沢賢治』表紙\
書籍名   : 世界の作家 宮沢賢治 エスペラントとイーハトーブ
(セカイノサッカミヤザワケンジ)
著者名   : 佐藤竜一(サトウリュウイチ) 著
発行日   : 2004-02-23
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
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★「河北新報」04.4.5

「”イーハトーブ”の言葉をつくったのはなぜか。なぜ世界で読まれる作家になりえたのか。一関市在住の佐藤竜一さんが『世界の作家宮沢賢治』を出版した。エスペラント語をキーワードに、その理由を探る。理想郷の意味を込めたイーハトーブは、故郷岩手県をエスペラント語風にした賢治の造語だ。当時の岩手はユートピアとはかけ離れた貧しさだったが、佐藤さんは「現実が苦しいからこそ、幻想を必要とした」とみる。東京志向が強かった賢治にとって「脱東京宣言」の意味があった、との指摘も面白い。賢治は、東京で自分の方言が通じず、共通語への関心を高めた。加えて、賢治は日本だけでなく世界の読者を相手に創作活動をしていた─なども挙げる。「エスペラントヘの強い関心は賢治の文学世界に奥行きと広がりを与え、世界で読まれる素地を創ったのではないか」と結論づける」。

カナダの旗の下で

2004 年 4 月 1 日 木曜日

『カナダの旗の下で』表紙\
書籍名   : カナダの旗の下で 第二次世界大戦におけるカナダ軍の戦い
(カナダノハタノモトデ)
著者名   : デイヴィッド・J・バーカソン(デイヴィッド・J・バーカソン) 著
池内光久、立川京一
(イケウチミツヒサ、タチカワキョウイチ) 訳
発行日   : 2003-08-27
税込価格 : ¥4725
本体価格 : ¥4500
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★「丸」04.4月号
「ナチスの蛮行を止めさせる戦いで、西ヨーロッパに少なくとも5コ師団以上の地上部隊を展開させたのは、連合国では、アメリカ、イギリス、フランス、そして、カナダの4ヵ国しかなかった。それは、カナダが陸軍将兵12,579名の戦死者と、35,373名の戦傷者、行方不明者、 捕虜という多大な犠牲を払って勝ち得た栄誉である。 これにカナダ海空軍と主にイギリス軍が多かった諸外国軍に従軍した犠牲者を加えると、従軍したカナダ人将兵約110万名のうち、戦死者42,042名、戦傷54,414名となる。カナダの人口が、1100万名を若干上回る程度であったことを考えれば、驚くべき数字といえる。ちなみに6年前の開戦時には、1万名足らずの兵力だったのだ。はるかセイロンからアリューシャン列島、北アフリカの砂漠、果てはムルマンスクに至る海洋、香港、イタリア、さらには北西ヨーロッパ。カナダ人の著者が、誇りを持って戦歴を再現する」。

★『丸』4月号
「第2次大戦で、西ヨーロッパに少なくとも5コ師団以上の地上部隊を展開させたのは、連合国では、米、英、仏、カナダの4ヵ国しかなかった。開戦時には、1万名足らずの兵力だったカナダが、陸軍将兵1万2579名の戦死者と3万5373名の戦傷者、行方不明者、捕虜という多大な犠牲を払って勝ち得た栄誉である。これにカナダ海空軍と諸外国軍に従軍した犠牲者を加えると、将兵約110万名のうち、戦死者4万2042名、戦傷5万4414名となる。カナダの人口が、1100万名を若干上回る程度であったことを考えれば、驚くべき数字といえる。セイロンからアリューシャン列島、北アフリカの砂漠、果てはムルマンスクに至る海洋、香港、イタリア、北西ヨーロッパ。カナダ人の著者が、誇りを持って戦歴を再現する。」

日本の風景を殺したのはだれだ?

2004 年 3 月 21 日 日曜日

『日本の風景を殺したのはだれだ?』表紙\
書籍名   : 日本の風景を殺したのはだれだ?
よみがえれ! 美しい緑の列島…。景観修復から経済の再生へ
(ニホンノフウケイヲコロシタノハダレダ)
著者名   : 船瀬俊介(フナセシュンスケ) 著
発行日   : 2004-02-16
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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★「西日本新聞」04.3.21 池田清
「かつて著者は『買ってはいけない』で、生命をむしばむ食品汚染を告発した。本書は、風景が破壊されると人々の心が荒廃し世界の人からも愛されなくなり、社会も経済も衰退する、それゆえに地域固有の価値をもつ「風景は殺してはいけない」と告発する。高度成長の過程で、都市は鉄筋コンクリート、高層ビル、低品質で無秩序な住宅群、電柱・電線、看板で満ち溢れ醜い姿に変貌した。この責任は、政治家、官僚、ゼネコン、建築専門家などの利権癒着にあると指摘するが、単に告発するだけでなく、その解決策も忘れない。景観・文化がまちと経済再生につながる道を示している」

★「産経新聞」04.3.21 中島義道
「船瀬さんが、これほど環境問題にコミットしているとは知らなかった。本書でも、日ごろの運動の成果は遺憾なく発揮され、テーマパーク、京都駅ビル、シャッター街等々をバッサバッサと切り捨てる一方で、美しい環境を保つための小さな町村の努力を丁寧に紹介している。ことごとく観光地を安手の遊園地と化して平然としている輩ばかりかと思ったが、僅かに期待はできるのだ。船瀬さんは「美しい風景に共通するのは、伝統に従い、人為を排す。そして余所の真似をしない。この三点につきる」と言う。まさにその通り」

伏流

2004 年 3 月 14 日 日曜日

『伏流』表紙\
書籍名   : 伏流 金成太郎伝
(フクリュウ)
著者名   : 富樫利一(トガシトシカズ) 著
発行日   : 2004-04-05
税込価格 : ¥2900
本体価格 : ¥2800
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★「北海道新聞」04.3.14 大野日出明

「金成に関する富樫さんの著作は、小説『エノン(いずこへ)―アイヌの赤い星』(彩流社、1992年)に次ぐ二作目。アイヌ民族の側から生涯を再評価した前作から十二年を経て、新たに分かった史実に基づいて活動の背景と意義を問い直した。登別温泉の開発に力を尽くした滝本金蔵らとのつながりをより詳細につづり、青年時代の学友が太郎の没後、『北門新報』に寄せた追悼文も盛り込んだ。また、幌別でキリスト教布教に熱心だったのは金成でなく弟子だったと、従来の見方を覆す事実も明らかにした。富樫さんは『民族の自立を目指した金成の活動は決して無駄でなく、その伏流が知里幸恵らの業績につながったことが明らかにできた』と話す」。

カリフォルニアを目指せ

2004 年 3 月 11 日 木曜日

『カリフォルニアを目指せ』表紙\
書籍名   : カリフォルニアを目指せ 幌馬車隊三二〇〇キロの旅
(カリフォルニアヲメザセ)
著者名   : 杉崎和子(スギサキカズコ) 著
発行日   : 2004-01-23
税込価格 : ¥2625
本体価格 : ¥2500
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★「東京新聞」04.3.11
「西部開拓のヒーローは命知らずの男とは限らない。夢の新天地を目指す幌馬車隊の不確実要素だらけの旅の道中、炊事、洗濯、子供たちや病人の世話など日常を支えた女性たちの2000マイル6カ月間。多くの人々が残した日記や紀行などから、女性の視点で見た北米大陸陸路横断の旅を正確に調べ、架空だがリアルな1人の女性「リン・カーストン」を書き手とした日記の体裁で再現した歴史ドキュメント。」

長崎 活水の娘たちよ

2004 年 3 月 5 日 金曜日

『長崎 活水の娘たちよ』表紙\
書籍名   : 長崎 活水の娘たちよ エリザベス・ラッセル女史の足跡
(ナガサキカッスイノムスメタチヨ)
著者名   : 白浜祥子(シラハマショウコ) 著
発行日   : 2003-11-25
税込価格 : ¥1890
本体価格 : ¥1800
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★「読書人」、04/3.5 植田康夫
「長崎市のオランダ坂を昇りきったところに、学校法人「活水学院」がある。明治12年に設立されたミッションスクール「活水」を母体とし、女子専門の中・高校や大学などを擁しているが、この学校は、売春防止法を成立させた神近市子や日本で最初の女性大臣となった中山マサらをはじめ多くの優れた女性を輩出している。創設したのは、アメリカ人女性で、熱心なキリスト教信者であったエリザベス・ラッセル女史で、彼女が日本の女子教育に捧げた生涯をたどった本書は、信仰というものの強さと、宗教者の使命感の崇高さを改めて認識させる。本書の著者も活水中学・高校の卒業生で、執筆にあたっては、アメリカ、オハイオ州のデラウェアにあるラッセル女史の墓にも参り、丹念に資料を発掘し、女史の人物像をきめ細かく描きだしている。…「活水」という校名は、「流れ出でて、この世を新たにする活きた水の湧く泉」という知人が教えてくれた漢詩の一節に由来。女子教育を目的として開校、三年後には新校舎を建設するまでになるが、苦難の時期をバイタリティで克服してゆく様子を、生き生きと再現している。そして、教え子の子供をエリザベス女史が養女にするという経緯も興味深く、生涯独身で過ごし、教育の使命感に燃える女史が養女に対しては、一人の母親として接する様子もほほえましい。明治21年6月に神学部から第1回の卒業生を出し、5人の卒業生がいずれもキリスト教の指導者となった。エリザベス女史の92年の生涯は、読む者に大きな感動を与える。