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月別一覧

アメリカでプロになる!

2005 年 4 月 4 日 月曜日

『アメリカでプロになる!』表紙\
書籍名   : アメリカでプロになる! アメリカ・スポーツ界で活躍する方法
(アメリカデプロニナル )
著者名   : 根本真吾(ネモトシンゴ) 著
発行日   : 2005-02-15
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
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★「スポニチ書評委員会」05.4.4 報道部・和田裕司
「青々とした芝、何面もあるグランド、そしてプレーヤーとしての豊富な受け皿…。大手スポーツメーカーの米国駐在社員として、恵まれた環境に触れた著者。「アメリカでプレーをするという選択肢を定着させ、日本人アスリートのキャリアの道を広げたい」との情熱から一昨年に独立し、海外でのスポーツ活動を支援するアスリートブランドジャパン代表として活躍している。「アメリカはスポーツ好きにとっては最高の環境」という。だが、米国に行くという選択肢を知らずに競技を諦めようとしている若いアスリートへの〈待った!〉の声が聞こえてくる。「高校で自分の力に見切りをつけるのは早すぎませんか?」。チャンスを勝ち取る国への飛翔を強く訴える。スポーツ留学や、プロへの直接の登竜門となるトライアウトの申\し込みノウハウを詳細にわたって説明。親交の深いメジャーリーグ、アトランタ・ブレーブスの主砲、C・ジョーンズは「夢を追い続けるために、この本は役立つ」とメッセージを寄せている」

心のホネが折れたとき

2005 年 4 月 1 日 金曜日

『心のホネが折れたとき』表紙\
書籍名   : 心をケアするブックス
心のホネが折れたとき 女性のうつをケアするために
(ココロノホネガオレタトキ)
著者名   : 赤沢南(アカサワミナミ) 著
発行日   : 2005-01-20
税込価格 : ¥1575
本体価格 : ¥1500
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★『精神科看護』05年4月号
母であり、妻であり、教師でもあった著者は、ある日心のホネがぽっきり折れてしまう。家族から「何もしなくていいよ」といわれても、何もできない自分に悲しさを感じ、ずっと死にたいと思っていたそうだ。その経験から、主婦の立場の人がうつ病になった場合、家族の人たちは「あなたが生きていて、そばにいてくれるだけでうれしい」といった言葉をくり返してかけてあげてほしいと述べている。本書が女性らしい視点で書かれていると感じたのは、「死んでも楽にならない」の章を読んだときだ。自殺の後には多額の費用が遺された人たちに請求され、家族は自死された悲しみを抱えながら、かなりの賠償金を支払うことになる。大切な家族にそんな思いをさせて死ぬことを選んで、本当に楽になるのか、もう一度考えるべきだと強調されていた。お金の話が妙に現実的で、共感を覚えた。

夢の事典

2005 年 3 月 25 日 金曜日

『夢の事典』表紙\
書籍名   : 夢の事典 〈夢〉の世界を探検するために
(ユメノジテン)
著者名   : ジェイムズ・R・ルイス(ジェイムズ・R・ルイス) 著
塚本 利明(ツカモトトシアキ) 監訳
発行日   : 2005-02-05
税込価格 : ¥6300
本体価格 : ¥6000
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★週刊読書人、3.25、成田毅
「……夢の不可解さ。それは今も昔も変わることはない。人間は、未知のものに出会うと、どうにも解釈をほどこさないわけにはいかない存在らしい。本書は、こうした不可思議な夢にまつわる数多のテーマを集大成した一冊である。古代エジプトからイスラーム、中国、セノイ族の夢まで、また、宗教学から心理学、哲学、人類学、そして最新の科学など、夢にあらゆる角度から光を当てている。わたしたち人間が夢についてさまざまに考えをめぐらせてきた、その解釈の軌跡が詰まっているのだ。」

田村俊子の世界

2005 年 3 月 11 日 金曜日

『田村俊子の世界』表紙\
書籍名   : 田村俊子の世界 作品と言説空間の変容
(タムラトシコノセカイ)
著者名   : 山崎眞紀子(ヤマサキマキコ) 著
発行日   : 2005-01-25
税込価格 : ¥2940
本体価格 : ¥2800
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★読書人 3.11、久保田裕子

「人は複数の名前を持つことがある。ペンネームとして、あるいは婚姻の結果として。日本近代文学史上に「田村俊子」の名を残す女性作家は、「佐藤露英」「町田とし子」「佐藤俊子」の名を持つ他、バンクーバーでは「鳥の子」というペンネームを用い、サンフランシスコでは婚姻名である「鈴木俊子」、中国においては「左俊芝」という中国名を装ったペンネームなどを駆使した国境を越えた表現者でもあった。しかし本書では「複数の名前を持つ作家」(「序論」)のたどった軌跡の中で、主に幸田露伴の門下生としての「佐藤露英」から「田村俊子」へ到るまでの変容が時系列に沿って焦点化されている。例えば「露分衣」には女性同士の運帯が家父長制下の男性の介入によって破られるさまが描かれている。ここでは未だ超越的な視点からの類型的な人物・自然描写にとどまっていた。「あきらめ」では女性の自立への願望と現実との相剋が、主体による〈判断〉や〈断定〉を内包する言文一致体を用いることで女性の自己表出の可能\性を描出した。著者はそれが物語内容だけではなく、文体の形式という文章表現の変容の中に見出せると指摘する。このようにジェンダー規制が言文一致体の獲得によって解体されていく経緯の分析は、一葉以後の明治40年代の女性作家の表現の中で彼女の果たした役割の大きさを示唆している。さらにその後の「生血」「木乃伊の口紅」においては、定点を持たない平板な視点から離脱し、焦点化された自己が、見つめる対象である人物や自然、街の情景との間に感受性を刺激されて揺らいでいく。スタティックで類型的な表\現が捨象され、対象との関係性の中で生きる〈私〉が見出されたとき、新たな「田村俊子」が誕生した」。

愛と微笑みと花 アントニオ・カルロス・ジョビン・ブック 2

2005 年 3 月 1 日 火曜日

『愛と微笑みと花 アントニオ・カルロス・ジョビン・ブック 2』表紙\
書籍名   : 愛と微笑みと花 アントニオ・カルロス・ジョビン・ブック 2
(アイトホホエミトハナアントニオ・カルロス・ジョビン・ブック 2)
著者名   : 岩切直樹(イワキリナオキ) 著
発行日   : 2004-12-10
税込価格 : ¥2625
本体価格 : ¥2500
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★「ラティーナ」05年3月号 岸和田仁
「アントニオ・カルロス・ジョビンが幽明境を異にしてから11年目を迎えた。今年に入ってトム・ジョビンのドキュメンタリー映画が企画されているというニュースが入ってきた。しかも二つもだ。天才的マエストロ、ジョビンへのオマージュが没後10年を経て様々な形態でなされるようになってきたということだろうが、うれしいことに日本でも独自の評伝が書かれるようになった。一昨年『三月の水』を上梓した岩切さんが、ジョビン・ブック2を書き上げたのだ。今回は、ジョビンについての「いくつかの考察」やフィルモグラフィに加え、共作者ニュウトン・メンドンサの再評価を試みた評伝、ジョアン・ジルベルト来日コンサート(03年&04年)詳細レポート、さらに上田力さんとのインタビューが収められている。本書は「ジョビン論」ではなく、ジョビンの「偉大さ、深遠さ、広範さ、精妙さ、素直さ、複雑さ、単純さ、繊細さ、大胆さ、ユニークさ」に魅惑されてしまった一人の熱狂的ファンの「感情的ないし感傷的文章」の集大成である。感情移入しすぎとの批判もあろうが、本書で初めて知ったことも多く、楽しく読ませていただいた」。

ジャポニズム小説の世界

2005 年 2 月 27 日 日曜日

『ジャポニズム小説の世界』表紙\
書籍名   : ジャポニズム小説の世界 アメリカ編
(ジャポニズムショウセツノセカイ)
著者名   : 羽田美也子(ハダミヤコ) 著
発行日   : 2005-02-10
税込価格 : ¥3150
本体価格 : ¥3000
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★毎日新聞 2.27、張 競
「ジャポニズムについでは美術表象との関連で議論されることが多い。だが、欧米の日本趣味は何も美術品に限られたわけではない。ピエール・ロティ『お菊さん』に代表されるように、文学作品も多く書かれていた。しかし、数人を除いて、全体像はほとんど知られていない。著者はそのことに着目し、美術における想像力の往還だけでなく、文学による日本表\象もジャポニズム運動の一環としてとらえた。アメリカ文学に限定したのは考察範囲を特定するほか、ヨーロツパとの比較にも役立った。ジャポニズム研究は異文化交渉の側面に片寄りがちだが、本書の面白いところは、ジャポニズム小説が流行する起因について、アメリカ文化の角度から検討を行ったことだ。19世紀前半のアメリカはヨーロッパよりも識字率が高く、読者の九割を大衆が占めていた。また、「国民」を育てる「母」として、女性にも早くから教育の機会が与えられた。1830年代になると、印刷の機械化によって書物の大量生産が実現し、40年代には早くも廉価本革命が起きた。小説が大衆的娯楽として一大市場を形成するなか、女性はたんに読者ではなく、作家になる道も開かれた。小説を書くことは経済的な利益をもたらした。おりしも、日本に対する大衆的な関心が高まり、この東洋の国を舞台に小説を書けば、商業的に成功する可能性が高い。ジャポニズム小説が流行する背景にはそうした非文学的な要因も介在していた。60年代以降、アメリカでも文学史の読み直しが行われたが、本書はこの問題についてアメリカ人も気付かない視点を示した。ジャポニズム小説を新たに類別し、批評することは、比較文学的な意義のみならず、アメリカの近代精神史を考える上でもヒントになるであろう。『蝶々夫人』の作家ジョン・ルーサー・ロングをはじめ、オノト・ワタンナ、メアリー・フェノロサ、フランセス・リトルなどについては伝記的事実のほか、おもな作品の粗筋が詳細に紹介されていて面自い。翻訳がほとんどなく、原書も入手しにくい現在、資料としても手元に置きたい一冊だ」。

新選組多摩党の虚実

2005 年 2 月 12 日 土曜日

『新選組多摩党の虚実』表紙\
書籍名   : 新選組多摩党の虚実 土方歳三・日野宿・佐藤彦五郎
(シンセングミタマトウノキョジツ)
著者名   : 神津陽(コウズアキラ) 著
発行日   : 2004-09-15
税込価格 : ¥1890
本体価格 : ¥1800
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★図書新聞 05.2.12 久保隆

「神津陽の新著だ。神津が長らく日野市に在住していたのを本書ではじめて知った。神津にとって、〈新選組〉は近接したモチーフだったということになる。ところで、わたし(たち)にとって、神津陽という名は、三十数年前、第二次共産主義者同盟叛旗派のイデオローグとして知られている。叛旗派の前身は、共産主義者同盟・三多摩地区委員会であった。いまにして思えば、「多摩」という照合がすでにあったことになる。強い関心をもって本書を読んだ。わたしの気負った視線を外すかのように、神津の筆致は淡々と〈新選組〉の出自と暗部に分け入っていく。一見、郷土史的スタイルを採りながらも、そこには、なるほど神津陽ならではと思わせる論及が散見される。例えば、こんな箇所だ。「新選組についてまとめるに当り、新選組ブームに仮託された今の庶民の為政者への怨念や圧殺された抵抗者へ同調する心の振幅をこそ掘り下げたい。つまり私は為政者には目障りな、現在の政治的無関心や非政治的構\\えの全容を正面から扱いたいのである。(略)ここで問題とする新選組への根本的な〈謎〉は、大多数の新選組ファンに無視されても、特攻隊と同様に組合運動や全共闘などに遭遇し関わらぜるを得なかった経験を持つ、行動的批判者の心情には届くかも知れない。なぜ多摩では百姓の剣術修行が容認されたのか、なぜ新選組は連合赤軍のリンチを思わせる内部粛清を重ね暴力集団として純化したのか、なぜ農家の穀漬し連中が盛名のある浪人連中に対して指導権を握れたのか、なぜ敗北必至の戦闘への転戦を選んだのか等の考察は、未だに不明確な各自の抱える歴史の闇を解く糸口となるかも知れないからだ」」。

ジプシー差別の歴史と構造

2005 年 2 月 6 日 日曜日

『ジプシー差別の歴史と構造』表\紙
書籍名   : ジプシー差別の歴史と構造 パーリア・シンドローム
(ジプシーサベツノレキシトコウゾウ )
著者名   : イアン・ハンコック(イアンハンコック) 著
水谷驍(ミズタニ タケシ) 訳
発行日   : 2005-01-25
税込価格 : ¥2940
本体価格 : ¥2800
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★北海道新聞、3.13、織田淳太郎

「「人」を意味するロマ、その民族的総称としてロマニは、インド北部を起源とする単一民族とされているが、著者によると、西暦800年以降に西方への移動を開始して、1100年ごろヨーロッパに流れ着いたといとう。パーリア(社会ののけ者)としてのロマニの悲劇的歴史の第一歩は、ここから始まる。ギリシャ語から派生した異教徒を意味する別称や、エジプト人へのぶべつ感を込めた「ジプシー」という言葉が、いつしか彼らの統一的な呼称となった事実は、このことを雄弁に物語っている。十四世紀から十\\九世紀にかけてのルーマニアでは、「ジプシー奴隷制」を敷き、競り市などでの売買を公然と行った。ナチスドイツは、ロマニをユダヤ人同様「遺伝的に汚染された存在」と定義。50万人がホロコーストの犠牲になったとされているが、著者によるとこの数字は「あまりにも小さくて擁護できない」という。ジプシーの「流浪の民」という牧歌的なイメージは、非ジプシー側の一方的な視点によって植え付けられてきた。「盗みはジプシーの習性」とする観念もまた、同様である。ロマニ出身のロマニ解放運動家の手による本書は、彼らの実像を正確に伝えており、人間社会に深く沈殿する「適者生存主義」の愚劣さを容赦なくあぶり出している」

★共同通信配信、各地方紙
「今では「ロマ」と呼ばれることが多い民族の知られざる抑圧の歴史。自身がロマである言語学者が、差別が再生産される欧米の社会構造に分け入って、冷静に告発する。五世紀にわたって奴隷制下に置かれた歴史。ロマ版ホロコースト「ポライモス」。「ロマンチックな流浪の民」というイメージや「所有という言葉がない」など事実無根の言説─。こうした事象の背景にある、社会の外縁としての「他者」を必要とした差別側の論理を鋭く分析する」

★「東京新聞」「中日新聞」05.2.6
「アメリカ在住のロマニ=ジプシーである著者が、ロマニ迫害の歴史と差別の現実を、深い憤りを込めて告発する論考集。ルーマニアでは十九世紀半ばまで、五百年にもわたって奴隷にされ、ナチス・ドイツの収容所では五十\万人以上が処分されたという。その後も今に至るまで欧米での迫害は続く。彼らはどうしてこうした窮状に陥ったのかを、歴史的、社会心理学的に検討する」。

ファンタジーのつくり方

2005 年 2 月 1 日 火曜日

『ファンタジーのつくり方』表紙\
書籍名   : オフサイド・ブックス37
ファンタジーのつくり方
エンターティンメントを創造するためのマニュアル
(ファンタジーノツクリカタ )
著者名   : 中村一朗(ナカムライチロウ) 著
発行日   : 2004-12-01
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
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★『テレビステーション』05年2月号
「ファンタジーを徹底分析! 小説、映画、ゲームソフトなどのメディアによる想像上の物語すべてを??ファンタジー?≠ニとらえ、系統化したサブカル本。鉄腕アトムからハリー・ポッターまで、ヒットを飛ばした??ファンタジー?≠?例に挙げ検証し、モノを創る楽しみを提唱している。ウンチク本としても◎」。

写真で歩く世界の町並み

2005 年 1 月 12 日 水曜日

『写真で歩く世界の町並み』表紙\
書籍名   : 写真で歩く世界の町並み
(シャシンデアルクセカイノマチナミ)
著者名   : 高士宗明(タカシムネアキ) 著
発行日   : 2004-09-20
税込価格 : ¥2625
本体価格 : ¥2500
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★朝日新聞名古屋版 05.1.12

「”町並み保存”という言葉は、いま定着し、公共事業として整備されている。だが、数少ない人たちが危機感を持って20年来取り組んできたからこその日本の”町並み保存”でもあるのだ。筆者は三重県四日市市の医師。60歳で自主的に「定年」を宣言。町並み保存運動に以後の人生を重ねてきた。日本編に関してはすでに著書が出ている。そのかたわら世界各地でも取材を続けてきた。スペインをべースに世界への旅を続け、本書では103都市を紹介している。76年以降約30年の蓄積だ。人類は今、残すに値する町並みを作ることができるのか。「否。もう作ることは出来ない」という断念の思いが本書を貫く。著者が撮影した町並みの美しさが印象的だ。それに比べて「現代建築はこけおどし」と著者は言い切る。観光情報も豊富で実用書としても使える」。