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月別一覧

禿げ鷹よ 心して舞え

2002 年 4 月 21 日 日曜日

『禿げ鷹よ 心して舞え』表紙\
書籍名   : 禿げ鷹よ 心して舞え シベリア抑留11年 最後の帰還兵
(ハゲタカヨココロシテマエ)
著者名   : 黒澤嘉幸(クロサワヨシユキ) 著
発行日   : 2002-03-19
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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★産経新聞、4/21

「倫理なきシベリアへの抑留──関東軍情報将校だった著者が、抑留所での内部告発によって「強制労働25年」の判決を受ける。囚人列車に積み込まれ西方へ移動、たどり着いたラーゲリ・ディスカズガンで待遇改善を求めて作業拒否闘争が勃発する。丸腰の囚人達に重火器が火を噴き、何人かの友人も無惨な最期を遂げる。その後、囚人の「選別」が行われ、頭上には禿鷹が輪を描いている。『革命は人間サマからモラル、倫理を奪った』という著者の言葉は重い」

日韓関係2000年

2002 年 4 月 12 日 金曜日

『日韓関係2000年』表紙\
書籍名   : 日韓関係2000年 地域史としての日本と朝鮮
(ニッカンカンケイニセンネン)
著者名   : 澤田洋太郎(サワダヨウタロウ) 著
発行日   : 2002-03-12
税込価格 : ¥2940
本体価格 : ¥2800
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★東洋経済日報、4/12

「韓日の真の友好と理解は政治的、経済的な妥協でなく、双方が自民族中心の歴史意識を捨てない限り難しい。本書は「民族の心は古い歴史的な事物の積み重ねで育まれ、その知識を深めて初めて正しい認識が得られる」との思いから未来志向の両国関係に、たたき台的な存在となることを願って出した韓日関係通史である。中世・近世の両国、明治以降の日本の朝鮮政策、戦後の韓半島の歩みと日本などを解説。一貫して歴史という縦軸と双方の関係という横軸で、韓日関係をとらえているのが興味深い」

語られざる連合赤軍

2002 年 4 月 12 日 金曜日

『語られざる連合赤軍』表紙\
書籍名   : 語られざる連合赤軍 浅間山荘から30年
(カタラレザルレンゴウセキグン)
著者名   : 高橋檀(タカハシマユミ) 著
発行日   : 2002-02-07
税込価格 : ¥1890
本体価格 : ¥1800
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★週刊朝日、4/12
「事件から30年。雪中の「浅間山荘」を舞台にした銃撃戦を記憶している人は多いだろうが、「連合赤軍事件」の「真相」は理解されているのだろうか。〈著者〉は思想への共感からではなく、人として獄中の被告たちと接し、「どこで間違いを犯したのか」を探ろうとする。…仮に「思想」を取り払ってしまったならば、少年たちによる偶発的な凶悪事件と類似するところは多い。しかしまったく歯止めがきかなくなるのは、彼らが、「革命」という理想を共有していたからなのだろう。銃撃戦の最中に、なぜ要求も主張も発しなかったのか。本書を読めば、無言の「真相」がわかる。」

アメリカ大衆小説の誕生

2002 年 4 月 1 日 月曜日

『アメリカ大衆小説の誕生』表紙\
書籍名   : アメリカ大衆小説の誕生 1850年代の女性作家たち
(アメリカタイシュウショウセツノタンジョウ)
著者名   : 進藤鈴子(シンドウスズコ) 著
発行日   : 2001-11-10
税込価格 : ¥2625
本体価格 : ¥2500
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★『英語青年』4月号
「本書の特徴は、著者の「文学研究の新しい対象として」の「生きた人間社会に対する関心」に裏打ちされ、単なる作家と作品の紹介にどとまらず、同時代の歴史・社会・経済事情についての広範かつ詳細な記述が添えられている点にある。従来の文学研究で見過ごされがちな経済活動としての大衆小説の意義や、出版社、編集者が果たした役割についての指摘も興味深い。非常に明断な文章で、写真や図版も多くとり入れられているので、「アメリカ文学に親しい人たちだけではなく、南北戦争以前のアメリカの女性文学やフェミニズムに興味のある人たち」をも対象にした本書の狙いは、みごとに達成されている」。

刺青の真実

2002 年 3 月 25 日 月曜日

『刺青の真実』表紙\
書籍名   : 刺青の真実 浅草彫長「刺青芸術」のすべて
(イレズミノシンジツ)
著者名   : 中野長四郎(ナカノチョウシロウ) 著
発行日   : 2002-03-20
税込価格 : ¥2625
本体価格 : ¥2500
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★大阪日日新聞、3/25
「刺青は「やくざ」「怖い」というイメージがあるが、著者は一昨年のニューヨーク世界刺青大会で優勝した初代彫長の本名。かつて「幻の彫師」と呼ばれ、業界では素性がナゾに包まれた伝説の人だった。著者が福岡大を卒業して福岡県立高の英語教師となり、刺青の魅力に取りつかれて退職。東京で名人と呼ばれるまでの劇的な半生が初めて明らかになる。/昨今の若者のタトゥブームについて「刺青が社会に認知されプラス」としながらも、彫師の横のつながりがない現状から「一生背負う物を、下手な者に彫られては悔いが残る」と指摘。門外不出とされた『下手な刺青師の見分け方』をズバリとイラスト入りで解説。/また、元教師らしい分析力で「刺青を彫る人の心理」を冷静に分析。一風変わった人間研究の書として興味深い」

反グローバリズム

2002 年 3 月 22 日 金曜日

『反グローバリズム』表紙\
書籍名   : 反グローバリズム 新しいユートピアとしての博愛
(ハングローバリズム)
著者名   : ジャック・アタリ(ジャックアタリ) 著
発行日   : 2001-12-06
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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★週刊読書人、3/22小倉利丸 『週刊ダイヤモンド』3.16(浜矩子評) 『東京人』3月(猪口邦子評)

「アタリの言う「博愛」が、人道、正義、自由、民主主義などを後ろ楯に戦争、軍事介入を事実上無制限に押し進める現在のグローバル化の力の政治に、どこまで対抗できるか、議論すべき論点となるだろう」

★読売新聞、1/13 樺山紘一
「「博愛」が閉塞を破るか──だれも疑いをいれようもない、グローバリゼーションの時代だ。障壁のない、開かれた世界。解放と自由を謳歌しよう。ビジネス・チャンスは、どこにもころがっている。だが、それはたんに市場経済が全世界を自由に支配しただけのことだと、反発もひろがる。同時多発テロにすら、その反映をみるひとがいる。あ.げくのはては、報復の応酬へ。自由を最大限にもとめたうえでの、悲惨な結果か。
フランスの論客であり、かつてミッテラン政権の補佐官もつとめたジャック ・アタリはいう。自由というユートピアの行きづまりであると。ところが、自由を制約するはずの、いまひとつのユートピア理念である平等もまた、効能に限界がきてしまった。社会主義の現実を目のあたりにしたから。
フランス人の伝統をうけつぐかのように、三つめのユートピア原理を提唱する。「博愛」。それは、兄弟としての他者にたいして「喜ぴをあたえる喜ぴ」を、本性とする。放浪する遊牧民のように都市と家族のなかを往来しつつ、他者との連携や相互の扶助をさぐりもとめる。サービスの供与や観光の業務、もしくは歓待や贈与は、博愛の表現である。東洋のことばでいえば、憐憫の情。これこそが、自由と平等とに和解をあたえる唯一のてだてである。
このように論旨をたどってみると、どこか道学者のお説教にもきこえるだろうか。だが、金融からNPO組織、情報ネットワークから社会福祉まで、ひろい分野で有効性を主張できる議論だ。ことによると、博愛とは、フランス革命がうみおとした最大の隠し子だったのかもしれない。そろそろ、適切な認知が必要になっている。’フランス現代思想につきものの、あの破壊的批判性に欠けるという不満もありえよう。もっとも、そんな挑発者は、自由と平等の対立になやみつつ、結局はグローバリゼーションの罠におちる、あわれな二十一世紀人だと嘲笑されるかもしれない」

★東京新聞 1. 6 福井憲彦
「破滅に進まぬためのユートピア構想──2001年9月11日の事件ほど、暴力に対する戦争は、貧困に対する戦争と並行して進めないかぎり、勝利をおさめることができないということを示したものはない。そういう論陣を張りつづけているアタリが、あたかもこの21世紀の不幸な幕開けを予測して書いたかのような短編が、本書である。アタリといえば、ミッテランの懐刀といわれ、フランスのエリート知識人でかつ実務家でもある。市場原理主義的なグローバリズムが行き着く先がどこにあるのか、彼は、悲惨な逆ユートピアの世界をSF的に描く。その世界は、現実になる可能\性が十分あるだけに恐ろしい。では、破滅に進まないユートピアへの構\想は、どうありえるのか。キーワードはフラテルニテ。友愛ないし博愛。いや、単に慈善的な博愛主義ではない。欧州復興銀行の総裁を務めたエコノミストだから、世界経済についての冷徹な見解を踏まえている。自由・平等・博愛(友愛)という理念の歴史を踏まえ、ユートピア思想の歴史を見据えているから、かつてのような未来学的な幻想はない。現世界への危機感にみちた打開への具体的な提起、一種の新たなモラル・エコノミーヘの思いは、十分に読みとれる。もう一つのキーワードは、ノマド。あらたな科学技術時代に浮上している、既存の境界を簡単に乗り越えてしまう、移動しつづける人間タイプ。縄張りへの囲い込みと抗争を忌避し、多様な関係とコミュニケーションを、ホスピタリティを基盤に自在にやり取りする21世紀の人間類型。NPOが世界各地で大きな意味をもち始め、地域貨幣や文化経済が重要な現実性を帯びてきている今、アタリの提言にはたしかに現実性が見える。フランス社会に行動を訴えかけたこの本を、日本はどう捉えられるか。問題は世界共通である」

大人の「教養」としてのBAR入門

2002 年 3 月 15 日 金曜日

『大人の「教養」としてのBAR入門』表紙\
書籍名   : 大人の「教養」としてのBAR入門
いい店、いい酒の選び方ガイド
(オトナノキョウヨウトシテノバーニュウモン)
著者名   : 森下賢一(モリシタケンイチ) 著
発行日   : 2002-01-28
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
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★日刊ゲンダイ、3/15
「チャージという摩訶不思議な料金を取るのは日本だけ。酒の値段が同じでも、チャージの差で高い店と安い店ができるのだが、多くのガイド記事はそれを無視している。しかし本書は違う。銀座から横浜周辺まで、全部で132軒。著者が何度も通った店ばかり、すべて値段付き。……選び方は、まずカクテル・バー、ビア・バーなど酒の種類で6部門。……店のコンセプトで選ぶのが、クラシック・バーなど6ジャンル。……「B級バーボン入門」などコラムや、カクテルの基礎知識を参考にしながら、自分に合った酒場を発見するガイドだ」

スペイン伝説集

2002 年 2 月 24 日 日曜日

『スペイン伝説集』表紙\
書籍名   : スペイン伝説集
(スペインデンセツシュウ)
著者名   : B・A・ベッケル(B・A・ベッケル) 著
山田眞史(ヤマダマフミ) 訳
発行日   : 2002-01-16
税込価格 : ¥2520
本体価格 : ¥2400
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★朝日新聞、2/24 松山巖
「私は本書中の14短編を、極上の酒を味わうように毎晩一話ずつ楽しんだ。ベッケル。スペイン語圏の近代詩は彼からはじまる。20世紀の詩に大きな影響を与えた詩人にもかかわらず、なぜか日本ではあまり知られていない。1870年に34歳の若さで没した彼は、詩だけを書いたわけではなく、24歳から27歳の間に幻想譚を新聞に発表した。この『伝説集』である。これまで邦訳がなかったわけではないが、大半はすでに絶版である。ところで私はこの新訳を読み、ようやくボルヘス、カフカ、ホフマン、ポーの諸作品に伍するというスペイン人の評価に納得した。もっともカフカというならリラダンだろうな。と同時に、ベッケルが日本で人気の薄い理由もわかった。これまでの訳は、舞台が中世であることを意識するあまり、地の文も会話の部分も荘重な時代劇を思わせ、いささか古風にすぎたのである。「私には、この伝説が作り話のような本当にあった話なのか、それとも本当の話めかせた作り話なのか、そこのところはよくわからない。ただ私に言えることは、この話の底にはひとつの真実がひそんでいるということであり、……」「月光(ソリアの伝説)」の書き出し。このようにベッケルは新聞の読者に語りかける。訳者はそこに着目し、香りの高い文章(殊に深い夜の描写は素晴らしい)をそこなわず、わかりやすい生き生きとした訳にあらためた。幻想文学は単なる荒唐無稽な物語ではない。ベッケルの語る通り「話の底にひとつの真実」があり、時代を超えて読者に迫る普遍性がなければ味気ない。タブーを犯してしまう恋人たち、驕慢な美女、悪行の限りを尽くす貴族、理想の曲を求める音楽家。これら登場人物はもはや伝説のなかにしか生きないのか。そうではない。彼らには現代人の心の内部にも通じる「悲しい真実がひそんでいる」。」

★日本経済新聞、2/10
「スペインを代表する詩人が、中世前後のスペイン各地の民間伝承などをもとに創作した伝説を集めている。忠誠心を試すため、美女が男性を悲劇に陥れ、自らも命を落とす「死霊の山」、同じ女性をめぐって争っていた親友同士がある奇跡によって友情を取り戻す「しゃれこうべのキリスト」など十\四編を収める。新聞向けに書いただけに読みやすく、幻想的な物語の世界に引き込まれる」

50からの夫婦革命

2002 年 2 月 1 日 金曜日

『50からの夫婦革命』表紙\
書籍名   : 50からの夫婦革命 取り返しがつかなくなる前に読む本
(ゴジュウカラノフウフカクメイ)
著者名   : 尾形誠宏(オガタマサヒロ) 著
発行日   : 2001-12-06
税込価格 : ¥1575
本体価格 : ¥1500
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★共同通信2/1 各地方紙の家庭欄の配信
「五十代は男にとって窓際の危機、女は更年期の始まりという人生の分岐点だ。それは子どもの独立後、夫婦二人の暮らしを新しくひらく時期でもある。熟年離婚にみられるように、夫中心の生活から自立しようとする妻を夫が理解できず、取り返しがつかなくなる前に、夫は妻といかに仲良く有意義に過ごすか真剣に話し合わなければならない。妻も家事に挑戦する夫をイライラせずに見守り指導することが大切だ。脳神経外科医として夢中で働いてきた著者が自戒を込めて贈る、定年後ライフのアドバイス集」

中央ヨーロッパ「ケルト」紀行

2002 年 1 月 20 日 日曜日

『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行』表紙\
書籍名   : 中央ヨーロッパ「ケルト」紀行 古代遺跡を歩く
(チュウオウ ヨーロッパ ケルトキコウ)
著者名   : 武部好伸(タケベ ヨシノブ) 著
発行日   : 2002-09-19
税込価格 : ¥2310
本体価格 : ¥2200
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★『大阪大学新聞』02年10月20日
「ヨーロッパで石を投げれば、かならずケルトの足跡に当たる」。この文言のとおり、ケルト文化はヨーロッパ文明の基層を成している。というのは、中央ヨーロッパで鉄器文化を興したケルト人が、一時期とはいえ、ヨーロッパのほぼ全土を席巻したからである。そのためパリ、ナント、ミラノ、ウィーン、セーヌ、アルプス……などケルトに由来する地名が数多く残っており、古代ケルト遺跡も各地に点在している。/……本書はこうした遺跡の探訪をとおして、古代ケルト人の盛衰を如実に伝えるとともに、彼らの暮らしぶり、風俗、宗教、工芸・美術、ローマ文化との融合などを浮き彫りにしている。