『集いと娯楽の近代スペイン』が「週刊読書人」(11.11.25号)にて書評、「西日本新聞」(11.10.30付)にて紹介されました。
セビーリャ社会の本質を成すカフェや居酒屋、フラメンコ、オペラ見物といった「公の出会いの場」がどのように機能し、いかに定着したか。セビーリャ文化の多様なソシアビリテ空間の結びつきを歴史的文脈のなかに位置づける。
「専門家向けの本だが、類書がなく、資料的価値は高い。この集いの文化の興隆には、温暖な気候-夏は酷暑に見舞われるが、日暮れが遅く、くつろいで長時間を屋外で過ごせる。冬も暖房がいらないほど暖かい-も大いに関係しているのだろう。都市を見るにあたって、これまでと違った歴史的、文化的視点を与えてくれる一冊である。」(「週刊読書人」11.11.25号より)
「スペインのセビリアでは18世紀以降、カフェや居酒屋、売春宿、劇場といった場所が「公の出会いの場」として機能した。本書は、これらの場所に注目し、生活と都市文化の様相を記述した社会史。岡住正秀・北九州市立大教授ら九州のスペイン研究者が主に翻訳した。訳者によるコラムが理解を助ける。」(「西日本新聞」11.10.30付より)

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