『われらが革命 1989年から90年』が図書新聞(10.8.14号)にて大きく書評されました。
1989–90年のドイツの統一への道を、社会的背景、独裁の存在、東ドイツの反対派の形成と党への脱皮など具体的なプロセスと多数の詩やブラックジョーク、流行歌なども引用、東ドイツの市民の心の動きを描きながら著者を含む反対派の群像を活写する。
「人民は自分たちフォルクこそが主権者であり、人民国家の主人公であるとみずから語りはじめたのである。「革命はことばにおいて発生した」とノイベルトのいう意味はそこにある。つまり、「われらが革命」の進行は、言語空間が拡大するスピードと軌を一にしていた。意味を奪われて空疎なスローガンへと堕してしまったフォルクに、フォルク自身が正しい意味を吹き込んでいったわけである。」(「図書新聞」10.8.14より)
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