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Jポップの日本語


『Jポップの日本語』表紙\
書籍名   : Jポップの日本語 歌詞論
(ジェイポップノニホンゴ)
著者名   : 見崎鉄(ミサキテツ) 著
発行日   : 2002-07-17
税込価格 : ¥1680
本体価格 : ¥1600
画像をクリックすると紹介文が読めます(注文もできます)。

★読売新聞、9/29、千石英世

「歌において曲と詞は不可分に統合されているはずだという常識からあえて詞を抽出し、世相と関連付け、社会評論的な詩論の試みとしたのが本書である。浜崎あゆみ、GLAY、ミスター・チルドレン、ゆず、等々当代の歌びと達の詞が、吟味の俎上に乗せられる。個々の歌びとの存在意義は引用豊富に追求されているが、最終結論は暗い。Jポップは総じて「カッコいい音楽にくるまれているが…歌詞はセンチメンタルな述懐に満ちている」という。Jポップを愛するがゆえの苦い認識。あるいは隆盛を誇るショウビジネスの意外な素顔か。もしそうなら責任者に出てきてほしい。」

★東京・中日新聞、8/3
「 浜崎あゆみ、GLAY、ゆず、ミスチルなどのミュージシャン十二人を取り上げ、彼らの自作の歌詞を論じたもの。俳句の手法を用いている椎名林檎、指示代名詞が多くて内容のない小田和正、自己正当化しか見られない槇原敬之の復帰第一作、「影を慕いて」にそっくりなサザンの「TSUNAMI」など、分析は丁寧で的確。歌詞論としてもおもしろいが、一種の日本語論としても読める。」

★「週刊朝日」6/27、斎藤美奈子
「『Jポップの日本語』(彩流社)は、浜崎あゆみ、GLAY、ミスチル、サザンなど十二組のアーティスト論と、「懐かしさ」「二人」「横顔」といったテーマ批評の二本立てで勝負した歌詞論である。Jポップは「あの」が大好きで、あの日、あの頃、あの時、あの場所、あの季節、などとあったら必ず懐かしがり屋さんの歌。破壊的にみえるいまの若者の歌も「あの日」への郷愁に充ちたクヨクヨしたものであり、そんな弱さをごまかすために、未来を見つめて、などの文句を絆創膏みたいに張り付けているのだ、なんていう少し意地悪な見方がいい。」