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【紹介】『立原透耶著作集』――「図書新聞」(2019年4月27日号)にて

“作家が生きている時代について考察することの重要性

大衆作家の全集や選集は、どのようなコンセプトであるべきか”

2016年8月刊の第1巻『凪の大祭』から、2018年12月刊行の第5巻『ささやき』。2年強かけて完結した【立原透耶著作集】。

全巻において監修に携った、SF&ファンタジー研究家の小谷真理氏の寄稿が掲載されました。

 

……

世に様々な全集や選集はあるけれど、大衆作家のそれは、どのようなコンセプトであるべきか?そもそも人はどういう時に全集を手に取るのだろう?

もちろん、その作家が大好きだからに決まっている。…たっちー先生の読者は、少女や少年と呼ばれる世代の人たちであった。おそらく、少しばかりのお小遣いを握りしめ、勉強の合間の遊興のためにそれを買い、成長しきらない小さな手に収まる小型本を夢中で読みふける…そんな元・子供が「あ、懐かしいなー、これこれ。好きだったのよ」と大人買いしてくれるのを、想像した。…

さて、たっちー先生は、多作である。決して寡作ではなく、一つのところにガンコに止まることのない、変化自在の作家なのだ。その時々において描きたいテーマが現れると、実に器用に自分の世界にそれを入れ込んでしまう。…

…立原作品を再評価するための各巻の解説も力がこもったものであり、多方面から立原作品に迫ることになった。

……

 

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