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【書評】『鼻持ちならぬバシントン』――「週刊読書人」(2019年11月8日)にて

サキの長編にみるフィクションの力、フィクションの輝き
評者は原田範行氏(慶應義塾大学文学部教授・英文学者)

サキの2冊として、国書刊行会の『ウィリアムが来た時』とともに紹介。

……

いかにも短編の名手らしい緊張感が、内容の面でもまた文体の面でも全体にみなぎっているのだが、しかしいずれも確かに長編としての雄大な構想と入念な筆致が際立つ傑作である。

…登場人物の心の底をえぐるようなサキの秀逸な文体を実感できる見事な翻訳である。

……

今般邦訳されたサキの長編2作は、1世紀前の作品でありながら、フィクションの輝きを眩いばかりに放っている。言うまでもなくそれは、人間の輝きにほかならない。

 

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