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【書評】『田園のイングランド』――「図書新聞」(2019年6月8日号)にて

評者は川成洋氏(法政大学名誉教授)です。

“歴史や文学、政治の舞台となった地方都市から、名も知れぬ寒村まで

イギリスの田園地方の魅力は、そこに暮らす人々の営み自体にある”

 

……イギリスにはユネスコの世界遺産が31箇所あるが、そのうち26箇所が文化遺産であることも、この国の誇りが文化にあることを物語っている。文化というものは、記念写真に写しこめるものではなく、実際にその伝統を守っている人々の琴線に触れなければ理解できない。それは、歴史であり、伝統であり、習慣であり、地域社会そのものである。

本書は、各執筆者が直接現地に立ち、そこから歴史や文学、あるいは政治の舞台となった個性的な地方都市や田舎町、名も知れぬ寒村などを詳述したものである。

……文化遺産などを巡り歩いて文化に触れるのは有意義であろうが、本書の真骨頂は、ガイドブックに載っていないような「名も知らぬ寒村」にも文化があることを紹介している点である。

……

 

 

 

 

※本書の詳細は下記画像をクリックしてください。

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