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【書評】『公民権の実践と知恵』――「歴史学研究」2019年6月号にて

〈資料・文献紹介〉のページにて紹介されました。評者は小滝陽氏。

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…1960年代に関する部分は、ミシシッピ州で展開した草の根の公民権運動の複雑な諸相を活写している。地域に根差す運動の側から見た、著名な運動指導者や全国組織の姿、SNCC(学生非暴力調整委員会)内部における白人ボランティアとの緊張関係、非暴力主義の運動と隣接して存在する自衛のための武装、ミシシッピ州内の地域的・文化的多様性、黒人の中の階層差、社会運動との関係を踏まえた音楽論・演劇論など、1960年代の運動に関して、本書が示す論点は多岐にわたる。

他方で、本書は1960年代の「運動」の記述のみに著者は、1960年代の運動と、その前後の時期の出来事とを有機的に結びつけながら、黒人が公民権を求めてきた長い道のりを提示しようとする。

…日本語版タイトルに示される通り、本書自体が、運動の実践経験と知恵の継承を明確に意図した内容になっている。

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本書の詳しい内容は下記書影をクリックして下さい。

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