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【書評】『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』――「読書人」にて

『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』の書評が「読書人」(2017年10月27日付)に掲載されました。

◆死後の世界とは、肉林の束縛から解放された状態を意味する。そのことを逆手に取り、宇宙工学のみならず心理学、現象学、認知科学、量子論といった分野が「情報」の観点から縦横無尽に架橋さ  れていく。神智学的な「知」すらも否定されない。既存のSF評論、藤元登四郎や評者の言説もまた、いつのまにか構成要素となっている。そうすることで本書は、人間という存在そのものが、集合的な  ネットワークとしてのポストヒューマンへ進化する人文科学的な「前史」を提示しようとしているのだ。行きつく果てはどこなのか、固定観念に囚われていては見極められない。ヒューマニズムを更新する  ために必要な、想像力のあり方が問われている。(評・岡和田晃氏)

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