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『動物たちの沈黙』が東京新聞(3/29付)にて書評されました。

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動物は世界をもっているか?《動物性》という観点から、約2500年にもわたる西洋思想史の断面を見事に切り取ってみせた画期的大著。動物たちによる静寂なる喧噪。眠れる森の動物たち。ああ、でも人間は、人間はだね……。

「フッサール以後の二十世紀の哲学者たちが、一面で動物を単に「理性なき」存在と見ながらも、その「理性」が「自然」と人間社会によって奪われている存在とみなすことによって、逆に、今では人間自身が大量虐殺される動物と同等の位置に置かれていることへの批判(アドルノ)や、人間をダニの位置に近づけるドゥルーズの超マイナーな戦略などへの言及は新鮮だ。」(東京新聞3/29付より)