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『憎悪と和解の大江山』が図書新聞(11/14号)にて大きく書評されました。

2009 年 11 月 9 日 月曜日

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第二次大戦中、香港で日本軍の捕虜となった英国軍兵士が体験した、京都・大江山俘虜収容所での強制労働とはどのようなものだったのか。苦悶の日々と、時を経た和解へ至る道を綴った手記。訳者による詳細な解説・資料を付す。

「本書には、見開きページの左側の丁寧な「訳注」、また訳者の一人によるエバンスさんの故郷の取材旅行などが、本書の理解に大いに役立つはずである。」(図書新聞11/14号より)

『マーク・トウェインの投機と文学』が週刊読書人(09.11.6号)にて大きく書評されました!

2009 年 11 月 2 日 月曜日

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好評のミズーリ大学出版「トウェイン・サークル・シリーズ」の一冊。「実業家トウェインの投機の失敗」を掘り下げた伝記の再検証と、作品『アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー』との関係を明らかにするユニークな研究!

「トウェイン研究がつきることがないのは、作品の多彩さとトウェイン自身の複雑で魅力的な人格にあることは間違いないが、同時に彼を取り巻く個性的な人々のおかげでもあるのではないだろうか。」(週刊読書人09.11.6号より)

『「下山事件」謀略論の歴史』が図書新聞(11/7号)にて大きく紹介されました。

2009 年 11 月 2 日 月曜日

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冤罪「松川事件元被告」の佐藤一氏による最後の書。「下山事件」「松川事件」「島田事件」「狭山事件」に関する著作を残し、他殺の根拠とされた各種の物証に関して反論を加えた。この7月、「下山事件」は60周年を迎えた。

「残された問題は、この政治体制の枠組みのなかでくり返されてきた自殺か他殺かを超えて、戦後政治体制の謀略性そのものの歴史を追及することなのだろう。佐藤の遺書はそのことを教えている。」(図書新聞09.11.7号より)

『ひたすら歩いた沖縄みちばた紀行』が「Roof top(09.9月号)」(LOFT発行のフリーペーパー)、琉球新聞(9/27付)、東京新聞(9/8付)、日刊ゲンダイ(9/10付)、旅の手帖10 月号、オーシャンライフ10月号にて紹介&書評されました!くわえて共同通信社でも紹介記事が配信され、各地方紙に続々掲載中!!

2009 年 10 月 5 日 月曜日

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「車を降りて、歩こう」――大通りの裏側で遭遇した、まだ見ぬ沖縄。突拍子もないできごと。みせかけのトロピカルではない、ふつーのウチナーンチュにこそ想定外のおもしろさ、知恵、発想、思いやり、光と陰がある。

「文字通り、著者がひたすら歩いて出会った、路地裏や街角の「名もなき沖縄」。首里では世界遺産ではなく住宅街の一角に生き残る築60年近いピンク映画へ。海人の町・糸満の、市場の食堂でおばあちゃんのよもやま話の相手などしつつ、気付けば6時間。」(Rooftop 09.9月号より)

「このカベルナリアさんの本に登場する場所やそこの暮らし自体は、沖縄人には珍しいものではないだろう。けれど歩くことでしか見えないもの、出会えないものは、思った以上に多い。本書はそのことをあらためて実感させてくれる。」(琉球新報9/27付より)

「沖縄の土地と人と味への筆者の愛情が伝わってくる。リゾート地に行って帰るだけじゃつまらない。沖縄に暮らす人のペースで、町をゆっくりと歩いてみたくなる。」(信濃毎日新聞9/6付より)

『沖縄 読谷村「自治」への挑戦』が「週刊読書人10/2号」にて書評されました。

2009 年 9 月 29 日 火曜日

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第2次大戦中、3700名余の人命を失った読谷村は、今でも米軍基地が村土の47%を占めている。平和と自治の村として注目される読谷村の歴史、現状を、福祉、地域、教育の視点から詳述。地域づくりの課題と可能性を示す論集

「沖縄の中の読谷村というひとつの地域を通して沖縄をみていくという本書の試みは、高校生、高齢者、子供などの住民という観点から平和、基地、安全保障をとらえていくことの重大さを伝えると同時に、共同体の持つ閉鎖性から今度外に向かって開かれた「新たな共同体」の構築を探る今度の課題を提示している。」(週刊読書人09.10.2号【山城 紀子 評】より)

『裸の女房』が図書新聞(8/15付)にて大きく書評されました。

2009 年 8 月 7 日 金曜日

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60年代後半、伊藤ミカは舞踊家として活動を開始。澁澤龍彦・粟津潔・宇野亜喜良・篠山紀信・四谷シモンらと交流を深め、その輝きを増すが、1971年、不慮の事故で短いその生涯を閉じる。夫・伊藤文学による渾身の評伝!

「当時、最も過激な舞踏活動を六〇年代初頭から活発に行っていたのは土方巽一派だった。伊藤ミカは土方巽への挑戦を決意して、ポーリーヌ・レアージュの『O嬢の物語』澁澤龍彦訳や栗田勇の『愛奴』などを次々と上演化している。本書はそうしたプロセスを残された伊藤ミカの日記をもとに夫の伊藤文学が赤裸々に書き下ろした、伊藤ミカの震撼すべき舞踏の書だ。」(図書新聞8/15付より)

『ヨーロッパ/ポーランド/ロシア1918-1921』が「歴史地理教育」5月号にて書評されました。

2009 年 4 月 28 日 火曜日

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ポーランドの独立は第一次大戦における大国間の間隙を縫ったものであり、その“夢と現実”。独との休戦協定とパリ平和会議、東方政策と連合国の対応、ソヴィエトとの戦争……ポーランドから見る“激動”の中・東欧の断面史! 

「表題の年代だけでなく、現在に至るまでの、ポーランンドばかりでなく、ヨーロッパ全体に多くの示唆を与える書と感じる。」(「歴史地理教育」5月号より)

『日本近代文学の断面1890-1920』が「週刊読書人」(4/17)にて書評されました。

2009 年 4 月 10 日 金曜日

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1890年代~1920年代に焦点を絞り、夏目漱石・森鴎外・石川啄木・芥川龍之介らの作品や言説を通じて、「自然」「恋愛」「理想」等のもともとは近代ヨーロッパに出自する「観念」を巡る日本近代文学の断面を焙り出す。

「「家」に対する息子の抵抗、近代的自我の確立といった文学史プロットはもはやどうしようもなく古くさい。が、その観念なしでは立ち上げれられない時代があったとすれば、古いといって切り捨てるわけにはいかない。しかし同時にその男性的エリート主義的視野狭窄に対してはやはり脱構築が必要である。本書はまさにこの隘路を切り開いている。」(週刊・読書人4/17より)

『動物たちの沈黙』が東京新聞(3/29付)にて書評されました。

2009 年 4 月 2 日 木曜日

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動物は世界をもっているか?《動物性》という観点から、約2500年にもわたる西洋思想史の断面を見事に切り取ってみせた画期的大著。動物たちによる静寂なる喧噪。眠れる森の動物たち。ああ、でも人間は、人間はだね……。

「フッサール以後の二十世紀の哲学者たちが、一面で動物を単に「理性なき」存在と見ながらも、その「理性」が「自然」と人間社会によって奪われている存在とみなすことによって、逆に、今では人間自身が大量虐殺される動物と同等の位置に置かれていることへの批判(アドルノ)や、人間をダニの位置に近づけるドゥルーズの超マイナーな戦略などへの言及は新鮮だ。」(東京新聞3/29付より)

『濃縮四方田』が週刊読書人(3/27付)にて大きく書評されました!!

2009 年 3 月 19 日 木曜日

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著書刊行100冊突破記念! ザ・ベリーベスト・オブ・四方田犬彦。すべてのテクストの中から自選。当時の執筆状況や裏話、その後の展開をテッテー的に解説。四方田の《粋》を知るダイジェスト。ファン必携・垂涎の書

「ともかく、500ページを超えるこの書物には、正直圧倒される。これを手に取るかなりの数の読者がそう感じるだろうが、著者一流の自意識の過剰さに、まずはいささか辟易させられると言っておこう。しかしいざ読み始めれば、これがやけに面白い本だということに気付かない読者は稀なのではないか。(週刊読書人09年3月27日号より)