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法事に行く

2010 年 12 月 1 日 水曜日

先月は父の十七回忌の法事だった。本州最南端の無量寺
でおこなったのだった。「熊野」が世界遺産に登録されてから
観光客が圧倒的に増え、寺にも訪問客がやってくるようになった。
お目当ては国の重要文化財に指定されている応挙と芦雪の絵だ。
なんと、これらの絵が100年ぶりに本堂の襖に戻されたのであった
(とはいえ勿論レプリカですが)。
これが有名な「虎図」ですがモデルは猫です。だって芦雪は本物
の虎など見たことはありませんからね。それから、この襖の表裏で、
芦雪のユーモア感覚が存分に発揮されているのですが、ご興味の
ある方はその仕掛けを現地にてご確認ください。

芦雪_1.jpg

[筆・南葵亭樂鈷]

パーティのダブルヘッダー!

2010 年 12 月 1 日 水曜日

11月27日はパーティ2件の掛け持ちだった。
天気が良くて何より。ひとつは高輪プリンス
ホテルで開催された「明治大学野球部100周年
記念」パーティ。残念ながら次があったため最後
まではいられなかったが、楽天新監督・星野氏が
登場したためマスコミが殺到した。
OBによる記念トークショーには杉下氏、入谷氏、
土井氏、高田氏、星野氏、鹿取氏、広沢氏が
雛壇に並んだ。オフレコの話題に場内大爆笑。
司会は悪役商会でというより「青汁」で有名になった
八名信夫氏だった。

明治野球部_1.jpg「100周年記念ボール」

ふたつめは、銀座のキャバレー「白いばら」で開催
された伊藤文学氏の出版記念パーティだった。
不況のためか昨年開催したパーティより半分ほど
のお客さんだったが、その分、深く濃いお付き合い
をしてきた方と話ができて盛り上がった会になって
たいへんヨカッタと文学氏が述べていた。

文学パーティ_1.jpgザッツ・ショウタイム!

ともあれ、こういう会にもヒタヒタと不況の影が忍び
寄ってきている。残念ながら「現実」は厳しいのだった。

[筆・南葵亭樂鈷]

ゴールデンスピリット賞授賞式に行く

2010 年 11 月 26 日 金曜日

昨日(11・25)、ホテルオークラで開催された「ゴールデンスピリット賞」
授賞式に行った。
多くの野球関連書を刊行し、また弊社でもお世話になっている郷土の
先輩、作家・佐山和夫氏がこの賞の提唱者のひとりであり、選考委員
でもあるため、この数年、招待状を戴いている。今年は12回目。
3年連続のノミネートでようやく初受賞となったダルビッシュ有投手。

ダル_1.jpg
グラウンド内での活躍は勿論、グラウンド外の海外での「水基金」と
地元での「福祉基金」の活動が評価されたのである。
今回はダブビッシュ投手の家族問題が世間を賑わしていたため会場の
ホテル周辺はスポーツ関係以外のマスコミ取材陣がさぞや殺到している
かと思いきや、さにあらず。報知新聞社が主催のためか、かなりしっかり
とした報道規制が敷かれていたため、逆に寂しい感じのする数だった。
パーティの終わりのほうで挨拶した元首相・森喜朗氏は、パーティの開始
と終わりでは3分の1ぐらい人数が減っていると苦言をこぼしていた。
要するにタダメシを喰ってすぐに帰る輩がいかに多いかと言いたかった
わけだ。
ともあれ、大リーグにおける最高の賞と言われる「ロベルト・クレメンテ賞」
の日本版を創設したいという佐山氏の熱く強い想いから、1999年に
スタートしたGS賞。しかし一新聞社が主催のためかあまり世の中に浸透
しているとは言えない。残念である。
日本版ロベルト・クレメンテ賞=GS賞の意義と価値ががほんとうに評価
される日は、おそらく「日本プロ野球」再生の日になることだろう。

[筆・南葵亭樂鈷]

動物たちの反乱

2010 年 11 月 24 日 水曜日

今年は山の実りが少なかったためか(私も前に、今年は栗が不作とブログに書いた)、山の動物たちが里に下りてくるニュースが一時つづいた。10月のことで古いネタとなり恐縮だが、私はなかでも三島市の「噛みつきザル」の捕獲をめぐる報道に疑問があった。
怖い悪い暴れん坊サルを捕獲した市民(子ども)が懸賞金を受け取る映像はとくに疑問だった。
なぜサルやクマが里に下りてきているのか、クマは射殺しか手はないのか、どうすればいいのか、という問題の核心をテレビのニュースで聞くことは皆無ではなかったにせよほとんどなかったように思う。
懸賞金を手にした子どもは、良いことをしたご褒美・お小遣いと受け止めるのではないか、その子は自然や動物と今後どのように向き合っていくのだろうか。多くの人にも「悪い」動物は捕まえ(あとはどうなってもよい)、場合によっては殺しても良い(それは良いことである)という認識が広まるのではないか。
その報道のすぐあとに、私は三島市がどう考えているのかを個人的にメールで聞いてみた(返答は10月18日にきた。最後に添付)。

山の動物が里に下りてきたとき、農家や住民の方たちがどれほど苦労しているか、それをヌキにこの問題は語れない。
どんな問題でもそうであるように、「あれか、これか」ではまともに考えることはできない。多面的にしっかり考えてみたいと思って読んだのが『動物たちの反乱――増えすぎるシカ、人里へ出るクマ』(河合雅雄・林良博編著、PHPサイエンス・ワールド新書)。

ニホンザル、シカ、ツキノワグマ、イノシシ、アライグマとヌートリアなど動物ごとの習性や日本での分布の実態をふまえた向き合い方など、それぞれの動物ごとに章がもうけられている。また、里山のはたらき、野生動物管理、地域住民の被害認識にもそれぞれ章を設けて書かれており、この問題を考えたい人にはかなりお勧め。

私がとくに印象的だったのは、明治維新まで日本人は野生動物と共存しており、家の中にいるネズミやムカデも殺そうとしないということで、来日した外国人をかなり驚かせるほどであったこと。19世紀までに、日本はおそらく動植物の一種も絶滅させた事実がなく、そのことは世界史的に見て希有な現象だそうだ。
その後明治維新を境に、悪い動物は殺してもよいという考えが一般化し、エゾオオカミをはじめ多くの野生動物が絶滅することになった。

世界的サル学者である河合雅雄氏と専門家たちの見識をぜひお勧めしたい。(出口)

====三島市農政課からの返事===
出口 綾子 様

三島市農政課です。

メールをいただき、誠にありがとうございました。
また、返事が遅くなったことについてお詫び申し上げます。

出口様からのメールに対し、下記のとおり回答させていただきます。

Q.原因についてどう分析しているのか(ホームページ上でもいいので公に)知らせていただきたい。

A.ご意見ありがとうございます。現在、静岡県農林技術研究所の森林・林業研究センターの大橋氏
にサルの毛、糞によるDNA調査を依頼しております。
その後、市のホームページにて今回の問題を説明させていただきたいと思います。

Q.捕獲されたサルをどうする計画なのか。

A.既に報道などでご存知かと思いますが、三島市内の楽寿園で飼養することとなりました。
なお、山に帰すことは、下記の理由でできません。
・ 人に飼われていた可能性が高いサルであり、山に帰ることはできないと思われること。
・ サルが山に入る機会は何度もあったが、まったく山に入ろうともせず、人里に戻ってきたこと。
・ サルは母系家族であり、自分たちのグループと血縁関係のない雌は絶対に仲間に入れようとしない。
今回のサルは体型や性器から見て雌の可能性が高いため、山に入ってもサルのグループに加わることは
できないであろうこと。
・ 山に戻した場合、また人に噛み付く危険があること。
今回は市民の方のご協力により捕獲できたが、再度の捕獲は非常に困難であること。
また、噛まれた方の中には「外に出るのが怖い」「サルを見るのが怖い」というように精神的にショックを受け
た方がいらっしゃること。

今回のサルに関し、市民の皆様方のご協力により捕獲できました。
これからも三島市政についてご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げます。===ここまで

第1回ふじ特撰落語会「円丈・鳳楽二人会」に行く!

2010 年 11 月 19 日 金曜日

昨晩(11・18)、神楽坂・赤城神社参集殿の柿落としということで、
「第1回ふじ特撰落語会」が開催された。
「円丈・鳳楽二人会」である。
仕切役はお馴染みフジテレビアナウンサー・塚越孝氏。
またこの会のキャッチコピーがスゴイ。
「あの対決から8カ月『円丈・鳳楽二人会』やっぱり圓生は俺だ!」
会場ではこのあとにほんとうはまだ「円窓よ出てこい!!」と続ける
はずだったが、いろいろ差し障りがあるのでやめにした、と説明が
あって場内爆笑となった。

円丈・鳳樂_1.jpg

円丈師、鳳楽師、塚越氏の鼎談を含め、落語を2席づつという、
ものすごく贅沢な落語会だ。
前半は鳳楽師の「掛取万歳」、円丈師の「紙芝居落語『全部圓生』」。
中入後は、圓生十八番の落語をやることになって、それぞれ長講で
円丈師が「百年目」、鳳楽師が「寝床」。
会がハネタのが22時前。通常の会場ではあり得ない時刻だ。
そしてその後、落語の余韻がまだ残る会場で、二人の師匠は
記者会見に臨んだ。11時ごろまで続いたのではないか。

ともあれ、円丈師の「百年目」を聴いたのは記憶に間違いがなければ
3度目だと思うが入魂の落語だった。空気がピーンと張りつめられて
いた。新作派の巨匠といわれる師であるが、古典での技・迫力ともに
すばらしい出来だった。
生で聴く落語とは違うと思うが、今回の落語の動画が11月22日より
「フジポッド」より無料で配信される。鼎談部分も含め見られるという
ことなので、興味のある方は是非とも視聴していただきたい。

[筆・南葵亭樂鈷]

緩やかに疲れ

2010 年 11 月 18 日 木曜日

今週もあと残すところ1日出社で休みがやってきます。忙しいのか、ちんたら仕事(=売上げ反貢献)なのか、なんとも言えない疲れと言うところで、ようやく帰る見通しが出来、書いています・・・本当は、11/26(金)JRCと日販搬入→12/3(金)フェアスタートの「早稲田大学生活協同組合BC(早大コープ店)で展開して頂く「アジアの本の会フェア」、テーマ『フェア「下から見るアジア」』という16社「663点・663冊」を各1冊で、「アジア」の限界と可能性を「売上げ的」にも「文化変容(人のアジア認識の変化)の試み?」としても押し広げようとの、担当・永田さんのお忙しい中、力の入った選書と意気込みを大々的に紹介すべきでしたが、どうも疲れがとれず、タイトルもそうする気になれませんでした。でも、作成して頂いた「フェアテーマ」は、今までのフェア展開して頂いた書店さんよりもとても理論的な見立てで、下記に紹介させて頂きます。

1、国境を越えた歴史認識のために

2、下から見た戦争と植民地主義への抵抗

3、冷戦–自由主義と共産主義、国民国家の中で

4、ポスト冷戦・ポストコロニアル時代–国民国家の黄昏と民族の自律、そして文明の衝突?

5、権力からの自律–反戦、女性、人権、差別、民主主義

6、グローバリゼーション=ネオリベラリズムの下で

7、アジアの普遍性と潜在性–多様な言語、美、思想、民俗、風土、宗教

8、下からの国際協力

9、フェア番外編「アジアの政治経済、開発」

個人的には、アジアの本の会 書店フェア担当にも関らず「アジア」に「可能性」というのが、あまりピンと来ないまま担当としてやってきているため、だからといって「ヨーロッパ」とか「人間」とか「世界」とかに「可能性」を見てるわけでもないですが、上記のようなテーマ(理念)を立てて頂くと、これらに応答できるフェアを創り上げられるか(といっても選書も既にして頂き、何ができる?とも言えますが)売上げ的にも・・文化伝達としても・・・と考えるとあまりいい知恵が浮びません。この次には「くまざわ書店港北店」の堀内さんのところでも、来年1月7日ぐらいからフェア展開予定で、やはり「選書」していただいていますが、果たして「いい提案と実践」できるかがんばりたいところです・・・と言いつつここでも「何を?」とまた??。(玉崎)

「てんぷら近藤」へ行くの巻

2010 年 11 月 11 日 木曜日

ともあれ、結婚記念日当日が紀州への出張ということも
あって、日を改めて食事に出かけた。
かねてより懸案事項であった「ミシュラン★★」をとった、
銀座にある「てんぷら近藤」である。
ここはなかなか予約が取れないのだが、そこはそれ
「政治家の席」があるわけで(ってあるわけはない!?)
ともあれ昼の部に予約を入れた。文藝春秋別館の隣に
あるビルの9階に店はある。
エレベーターで上がるとすでに予約客で入り口は一杯
だった。予約時刻になって店内にとおされ、われわれの
席は主人・近藤氏のてんぷらを揚げる真ん前である。
いやはや神業を目の前で見ながら、てんぷらをいただく
のであった。
近藤_1.jpg

まずは海老。そしてアスパラ、鱚、穴子、烏賊、玉葱、
名物のドデカイ薩摩芋。そして最後は掻き揚げで天丼。
とにかくすべてがウマイ。
「てんぷらは揚げる技術である」
ということを痛感させられた。脱帽。池波先生にも深謝。
で、大満足の満腹感に浸ってエレベーターで地上に降り
たら、三笠會舘の前に数十人の人だかりがあった。
そのなかに、なんと、あのソフトバンクのCM、お父さん
(白い犬)の声でお馴染みの北大路欣也さんがいた。
お客さんたちとの食事会が終わったところのようだった。
というわけで週末の銀座を満喫した一日でした。

【追伸】
紀州の先輩、林浩平大兄から、新刊詩集『心のどこにも
うたが消えたときの哀歌』(書肆山田、2010年11月15日
刊)をいただいた。装丁は羽良田平吉さん。
きわめて美麗な本。カバー、表紙、そして本文用紙を撫で
回しながら韋編三絶、熟読味読の最中である。
最後に引用。

詩集_1.jpg

「―波の音は続いている。
―今夜はもう、このままここで眠ろうと思う。」
(本書所収「春の岬にて」より)

[筆・南葵亭樂鈷]

戦争か平和か

2010 年 11 月 10 日 水曜日

最近すっかりイケ彩ダメ彩をさぼっていましたが…なにかこうネタが浮かばず、浮かんだとしても、どうも間違ったことを書きそうな気がして…そんな歯切れの悪い自分に自己嫌悪しながら結局何も書けずに日々は流れていきました。

巷 では尖閣諸島問題から日中関係はかなり冷え込んでおりますが、マスコミの報道も、正直とてもプロとは思えない低いレベルの記事が多く、さらにテレビにおい ては、あまりにも自主規制しているのかなんなのか。報道されない重要な出来事が多いようです(そういう意味では日本も中国と同じで、一般大衆は本当のこと は何も知らされていないのではないでしょうか…)。

かくいう私も、何か真実かなんて、わかっているわけではないのですが…。

中 国人が嫌いだというのも、多くの中国人と面と向かってバーチャルではなくリアルに交流したうえで「嫌い」だというのならしょうがないのですが、たぶん日本 人の多くの人達はそうではないんじゃないかと思いますし、もしかしたらマスコミの人間より、吉野家とか松屋とかの日本人の社員や店長の方がよっぽど中国人 と交流しているのではないかと思うこともあります。
最近はマクドナルドでも中国の方が働いていますが、私がいままで接した中国人従業員の方達は、みなさん接客態度も良く、真面目に働いていらっしゃるという 印象で、むしろ日本人の学生バイトの方が態度悪いしやる気もなさそうな印象すらある(とうぜん真面目に働いている日本の若者もたくさんいると思っています ので誤解のないように)。

先日も中国の某会社の女性社員の方と、ちょっとやりとりすることがありましたが、その女性もとても迅速に対応して くださって、しかも私の日本人でも聴き取りづらい低い篭った声もちゃんとしっかりと聴いて返答してくる姿勢にも感動しました(なんじゃそりゃ…それでいい のか営業マンの俺)。

まあ、かといって私も中国政府のやり方が正しいと思っているわけではないのですが、どうも中国人=悪人と単純に切って捨てる輩も多いようなので、ちょっと一言云いたくなったという感じです。

戦争を望むのならば、それだけの覚悟が必要かと思いますが、勝つ覚悟、負ける覚悟がある人間だけが戦争をするべきだと思います。人を殺す覚悟、殺される覚悟、家を焼く覚悟、焼かれる覚悟、子供を殺す覚悟、殺される覚悟…
そんなやつ、本当にどれだけいるんでしょうかね…それだけの覚悟があるのなら、どんな大きな困難も乗り切っていけそうですが…。

下の写真は今年の8月15日の靖国神社で、中国人VS日本人ではなくて、日本人同士の争いの取材に行った際にとった写真です。
テレビではほとんど報道されなかったようですが、100人近くの機動隊員と私服警官が神保町近くの小さな公園に集まって、公園で集会をする左翼を、右翼の方達から守って(?)いました。

公安警察もあまった予算の使い道ができてよかったという感じだったんでしょうか。ちょっとさすがに多過ぎ!という人数の警察関係の方々が公園周辺を埋め尽くしていました(右翼と左翼をあわせた人数より多い!)。

100815__________________1.jpg
神保町近くの公園に集まってきた機動隊員。いったい何人いるのか…

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公園で集会をする靖国神社解体を叫ぶ左翼の人々

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左翼が集会する公園を取り囲む右翼の街宣車

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靖国神社の近くで左翼に「帰れ!」などと気勢を上げる保守系団体(右翼に近いが右翼ではない)の人々

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左翼のデモにペットボトルを投げる保守系の人々を制止しようとする機動隊員

2010年8月15日は、35度の猛暑とそれ以上の熱気であった…。

文責&撮影者:春日俊一

「古角イズムDVD」完成及び卒寿祝賀会

2010 年 11 月 5 日 金曜日

私事で恐縮ですが11月3日は結婚記念日でしたが、祝賀会参加のため、1年3カ月ぶりに
実家に帰省した。そして翌日11月4日に南紀勝浦にあるホテル浦島にて、古角俊郎氏の
卒寿の御祝いと「古角イズムDVD完成」の祝い、そして新宮高校野球部60周年記念の
パーティーが盛大に開催された。
このDVDは5年前に弊社より刊行した、田中弘倫さんの著書『古角イズム』の映像版である。
矍鑠とした古角御大始め、多くの地元の名士、古角さんの母校明大野球部OBの方々も参加
された。またスポーツニッポン編集委員で弊社より近刊予定の『猛虎の礎・若林忠志伝(仮)』
の著者である内田雅也氏(愚生の高校の先輩)も急遽会場に駆け付けた(先だって渾身の原稿
が入稿されたばかり。只今鋭意原稿整理中です。しばしお待ちください)。
ともあれ、皆さんの御祝いのコメントを聞いていて異口同音に語られたのが古角御大の指導の
内容の濃さ、凄さだった。
今であれば当たり前かもしれないが、しっかりとしたデータに基づいた理路整然、丁寧な説明
には誰もが疑念を持つ者はいなかったという。
当時、甲子園で「前岡旋風」を巻き起こした大投手、前岡(現・井崎)謹也さんもスピーチを
して、「阪神タイガースに入団するとき、御大も一緒に行ってくれていたら、ぼくはきっとプロ
でもきっと成功していたと思います」といって、ユーモアを交えて会場を湧かしていた。
十代の多感な時期に素晴らしい指導者に出会えたことを誇りに思っていると皆さん言っていた。
このような師弟の出会いはまさに僥倖という以外にない。
このようなバトンが現在の新宮高校野球部に引き継がれるかどうか。今の野球部の国見監督も
来られていたが、状況はなかなか厳しいようだ。
ともあれ来る11月27日には明大野球部創部百周年祝賀パーティーが高輪プリンスホテルで
開催される。古角御大も上京するとのこと。愚生もお呼ばれしたので、銀座「白ばら』での伊藤
文学氏の出版記念パーティーの前に参加する予定です。
とにかく皆さんの御大への熱い想いにはただただ脱帽、感動いたしました。

____________.jpg

渡船_1.jpg(渡船でホテルへ移動しています。船内から撮影)

[筆・南葵亭樂鈷]

「ミルク」と手作りリップ

2010 年 11 月 4 日 木曜日

喫茶店で一服するのが大好きな私。だが…
コーヒーを頼むと「お砂糖とミルクは付けますか?」と聞かれる。
なぜ「あれ」を「ミルク」と言ってしまうのか。
「あれ」とは、喫茶店でタダで使えるようになっているコーヒーフレッシュのこと。これは安部司さんによれば、サラダ油に水を混ぜ、添加物で白く濁らせ、増粘多糖類でミルクらしいとろみをつけたもので、牛乳とは何の関係もない液体だ。

「白い液体を見れば、たいていの人は牛乳だと思いますよ。何を飲まされているかなんて、多くの人は知らないでしょう」と、以前ある牛乳メーカーの人が言っていたことを思い出す。

この夏、うっかり何の注意もなく市販のリップを買ったら「UVカット効果」のあるものだった。使ってみたらすぐに唇がかゆくなってボコボコ腫れてきた。
街に溢れる薬局でリップクリームをチェックしてみたら、ほぼすべてが医薬部外品だった(医薬部外品が持つ表示の問題点について、詳しくは『なっとく!のシャンプー選び』をご参照下さい)。
「まとも」な商品は通販とか一部のエコショップでしか手に入らない。
だから最近では、リップクリームは自分で作ることにしている。ミツロウとホホバオイル、好きな香りの精油を少し。とても簡単だし安くできる。何より手作りは楽しい。プレゼントしても喜ばれるかも。

ということで今日のオススメ本は…
『おひさまミルクと暮らしのだいじ』
『食品の裏側』(安部司、東洋経済新報社)
ほかにもたくさんありますが…(出口)