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鶴橋~釜ヶ崎~新世界へ

大阪は鶴橋、釜ヶ崎を中心にひたすら歩きました。

東京よりずっと進歩的でうらやましいぐらい開放的な文化にひたり、老後の移住先を選ぶなら鶴橋か西成!と思ったぐらいでした。
そこまで満足できたのは、とてもラッキーなことに、超多忙なコリアNGOセンターの金光敏さんに案内をお願いできたお陰です。

●まずは鶴橋、コリアンタウンから。日本最大の在日コリアンの集住地。

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(食べるものは間違いなく美味しいです。)

この町の多くの方が、済州島出身者。1922年から済州島と大阪をむすぶ定期航路が開かれたことと、1948年の四・三事件のときに、親戚を頼って命がけで逃げてきた方が多かったためだと、『在日コリアンの歴史を歩く』に書いてあります。

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(『在日コリアンの歴史を歩く』彩流社)

●次は、この本を作った、在日コリアン青年連合のブックカフェへ。
本の中心的なまとめ役・金和子さんと、本のなかで「在日コリアン110年史」をまとめた、共同代表の劉成道さんにご挨拶。
若手の在日メンバーで、ハングル講座から文化講座、イベントなど、日頃の地道で活気ある活動に改めて敬服。

●さて次はお待ちかねの釜ヶ崎へ。

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(炊き出しなどをする三角公園。)

今回の旅でもっとも心に強烈に染み入った場は、釜ヶ崎の「こどもの里」
映画『さとにきたらええやん』の舞台になった、子どもの居場所。

ふだん横浜・寿町にかかわる私は、子どものころ、せめて高校生までの間に寿に出会っていたら、人生ずいぶん違っていただろうなと思ってきたけれど、
子どものときに、こーーんな場と出会えているなんて、超・超・超・うらやましいぞ!

この日は偶然、子ども夜まわり学習会「これからの釜ヶ崎」という連続テーマの勉強会の日で、大阪府簡易宿泊所の生活衛生同業組合の理事長・山田純範さんが、ホテルの経営の興味深い話や釜ヶ崎の変化を、カネもうけの冗談まじえておもしろくお話。
たくさんのヤンチャっ子、あばれまわっていた子らも、シンと聞き入っています。

そして子どもらは、そのあと夜中まで夜まわり(おっちゃんたちを訪問するパトロール)に参加するというので、これまたタマゲました。

●宿泊は、釜ヶ崎のゲストハウスのドミトリーがとれたこともラッキーでした。
それはそれは素敵なところなので、ぜひ多くの方に利用してほしいです。

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え、こんな部屋じゃ興奮して眠れない!と思うかもしれませんが、とにかくリンク先を見てみてください↓

このゲストハウス「ココルーム」(こえとことばとこころの部屋)を始めたのは、
詩人の上田假奈代(かなよ)さん。

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(上田さんは、釜ヶ崎芸術大学を作り、釜ヶ崎オ!ペラなどなど、おっちゃんを始めここを訪れるさまざまな人とカオス的に活動を繰り広げています。)

上田さんの本も出ていますのでご参考→『釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム』(フィルムアート社)

●…その他、すばらしい西成~新世界ワールドをめぐるエピソード

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(立ち食いうどん160円! おっちゃんたちに混じってズルズルと。近くにあったら入りびたります)

 

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(釜ヶ崎の銭湯は、男湯の脱衣所の真ん中に、喫煙所があるらしい! 東京ではありえない、なんて先進的な事例! たばこは吸うもの、という前提で設計されているまち。)

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(遊郭「飛田新地」の一角にある料亭の「鯛よし百番」。大正時代に遊郭として建てられ、いまは登録有形文化財として登録された建物。飛田についての参考図書は、井上理津子『さいごの色街 飛田』新潮文庫)

看板…

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また、そのうち…(出口)