イケ彩ダメ彩

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本を読んでいるとたまにあること…

本を本でいると、とくに小説などの場合、
あ、こんな経験自分もしなあ、とか
ちょうど同じこと、思っていたんだよなあ、とか
思うことってよくありますよね。
それは疲れたときに脳が生み出す偽りの体験、
そう、デジャブ—の場合もあるでしょうし、
とある話をしていたら本の中に出て来た、
その逆で、
読んだ本の中身を他の人に話したら、まったく同じ出来事が起きた
なんてこともあるかと思います。
この場合は、「言霊」の力なのか、などと思ってみたり。

過日、編集担当した『元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ』からの図版の転載願いが出ていたため、
法政大学出版局さまから図版が収録された新刊の『持続可能なエネルギー社会へ ドイツの現在、未来の日本』
という書籍をお送り頂きました。
そんなこともあり、たまたま昨日の朝から移動中に
かつて発売するや話題となっていた『原発ホワイトアウト』を今更ながらに読んでいました(小説の出来云々はおいておいきますが…)。
読まれた方はご存知でしょうが、小説内には、新崎県(むろん、新潟県のこと)という架空の県が出てきて、
反原発を推進する知事が出て来ます。
そして、原発推進派によってどのようにマスコミが操作され辞任に追い込まれるかというストーリーが
並行して進むいくつかのストーリーのうちの一つです。
で、丁度、昨日、ニュースで、新潟県知事が知事選出馬を断念したと知り、
手にしていた小説をネット上のニュースの画面を見比べてしまいました……。
小説で読んでいるようなことが、現実で起きるという
何ともいえない出来事を経験し、
本の読むことの摩訶不思議さを感じるのでありました。

(小鳥遊)