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書店で売れる本探し

つい今週の月曜、今まで参加していなかった企画会議に参加しました。書店廻りで情報集め、他の売れる本の状況から「いい案持っている可能性ありそう」だからか「出なさい」とのお達しでしたが、これといっていい案提案できず、また次回に「他社で売れてる本の企画持ってきて参加」という結果になりました。またこれが、提案すべき企画が、かなり細い糸通すような条件がちょくちょくあり、「大手で3000部売れたというのでは参考にならないから、ウチみたいな中小版元で、ありそうでないようなスキマ通ったような本で3000部という企画」でそれを参考に作る方向性できる本とかで、編集の方も、「売れる企画、やりたくなくても同時にやりつつ、売れは厳しいがやりたい企画をやる」のだとのことで、一応小社のミリタリー本2000部は売れているので、皆で迷彩服など着てミリタリ本を倍増しつつ不振本一緒に作ればいいのか、とも思いましたが・・・売上げとしては、落語本の「快楽亭ブラックの毒落語」(1800円)2000部ぐらい「権太楼の大落語論」(1800円)2500部ぐらい売れで、いいせん行っていますが、3000部などまだもうちょっと届かずです。たまたま新刊チラシのあまりのマイナー振りに暑くて疲れ気味の様子なのにしゃべる気になったのか「御社どうやって企画たてているの?」とのことあり、その会議の話を横浜の書店Nさんにしたところ、「まず、2000円台はバツ。1900円とか千円台。それで、内容が読んでやっぱり面白い」とのことで、小社の新刊チラシ見つつ「これ、面白いかなあ」(なら売れるが)と、くれない注文もあったもののチラシ2枚(ひとつは6000円もする写真集)・各1冊発注頂きましたがトホホな感触。他社本見ると、近々新聞書評が結構でた「ミドリさんとカラクリ屋敷」(1500円、集英社)とか「いんちきおもちゃ大図鑑」(1900円、社会評論社)などが、身近な社会ノンフィクションでニッチビジネス道 という感じでウチより総数として売れているようですが、前者はやはり大手です。ウチの社だと似たような親しみやすい行ってみたくなる紀行モノで「ひたすら歩いた沖縄みちばた紀行」(2000円)も2500部売れでやはり3000部困難。なんとか「ニッチ企画」出して実売になる本出さないと、社が傾くというわけですが、なかなかいい案出てきません。どうせ売れていないのだから、有り余る在庫、劣悪極まり冷房無し虫を入れないため夜は締め切り蒸し風呂状態で寝れず朝はすぐ来てしまい読んだ新聞を何度も読んでしまうというギリギリの生活の被災避難者に、直送無料提供した方が、「社会的存在価値」は高まると思うものの、それもやれればやり、更にとにかく「売れる企画出して・・・」というところのようです。というわけで、今回はもっと涼しくなるかの中世の神秘作曲家の曲で、上の事は忘却しようという算段です。(玉崎)