イケ彩ダメ彩

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冬の入浴

年末あたりからちょいちょい感じていた腰の痛みが、ここ最近晴れて本格的なものになりました。

職場はとっても寒くて(エアコンがぜんぜん効いてくれないし、底冷えが強烈)、外套をはおっていても指先や足先はいかんともしがたいときがあります。通販のテレビCMで、「年金暮らしだから暖房にはお金をかけられないんだよ。冬は寒くてね、[手がかじかんでコップも震えて]水を飲むにも苦労する」けど、○ストヒーターという商品によって「これはいいね! 水もこぼれなくなったよ!」と証言するアメリカのおじいさんが出てくるのがあるんですが(暖房のCMながら、自らの行く末を、しかももっとずっと悲惨なんだろうなと想像させる、背筋を凍らせるCM……)、まあ、それの使用前の感じです。といっても寒さがわが腰の痛みと関係あるかないかはわかりません。いずれにせよ、縮こまって座りつづけていると腰が固まって立つとき痛くてしんどい→しんどいからそのまま座りつづける→腰がもっと固まる(同時に、私の足の指の骨ってきっと氷でできてるんだ、そう、わらわは雪の女王であるぞよ、迎えの橇はまだ来ぬか!などと夢想に浸るようになる)→立とうとすると痛いから、立つのをやめる→もっと……というストーリーを飽きもせずなぞっている日々です。

最近の変化がもうひとつあって、この頃はシャワーではなく「入浴」するようになりました。もともとは腰のためではなく、お風呂のお湯の温度調節が効かなくなったためですが(&修理とはいえ他人に家に入ってこられるのは気味悪くて嫌なので放置しているため。女の人が来てくれるならいいけど)。従前通りシャワーを続ければなにかの修行になるのかもしれませんが、今の私にはもう精神的にも身体的にも何的にも清らかな高みを目指す気力は1ミリだってありません。湯船にぬるま湯でしかない湯をはり(追い炊きできる量まで待たねばならない。けっこう深い)、追い炊きする(これはそもそも温度調節できなくて、時間で調節。けっこうかかる)という作業工程に加え、お風呂は最低でも食後30分はあけたほうがよさそう、あんまり遅いと近所迷惑、入るとなったら長風呂になる(貧乏性なので沸かしたからにはもったいないので長時間浸かって本を読んだりする)、風呂上がり直後ののぼせた状態のまま寝ても苦しいのでせめて1時間ぐらいは起きていたい、実のところわりと体力を消耗するので睡眠時間が今までよりさらにさらに必要、という諸々の条件を加味して逆算すると、家政婦さんがいるわけでなし、ささやかながら普通に日々を営もうと思うと(たとえお風呂の設備が万全でも)家で過ごす自分の時間を確保しなくちゃならないものだな、とあらためてしみじみ感じているところであります。

とにかく、「腰が痛いときはシャワーじゃなくちゃんとお風呂に入るのがいいんですよ!」と腰痛の先輩に励まされはしましたが、なんだかいっこうに腰は良くなる気配がありません(おそろしく悪化するという予感もないですが)。が、もし自分が野生動物だったら、こんな状態では餌を存分にとれないか存分に餌にされるかしてさっさと淘汰されてるのかなあ、人間だから生きてられるのだから幸せなもんだ(それが幸せなことかどうか、ほんとのところはわかりませんが)とのほほんと、というより、のぼせる直前まで歯を食いしばって、湯につかりながら考えたりする冬なのでした。

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